友達じゃない人に勝手に「友達」扱いされた…。
そんなことがあると、
気味悪く思う人もいるのではないでしょうか。
友達であっても、恋人であっても、
自分からすればそう思ってないし、
そんなこと一度も言ったことないのに、
勝手にそう思われていたら、
やっぱり不気味ですよね。
では、友達じゃない人に勝手に友達扱い
されてしまった場合には
どのような点に注意していけば良いのでしょうか。
この点について解説していきます。
友達扱いされる理由は?悪意があるとは限らない
自分は相手のことを”友達”と思っていないのに、
相手から”友達”扱いされる…
これは必ずしも相手に悪意があるとは限らず、
別の理由である可能性が高いです。
まず一つは
”友達”と感じる基準があなたとは違う、ということですね。
人間が相手のことを”友達”だと思う基準は
人それぞれです。
例えば相手は、あなたよりも人のことを”友達”と思うまでの
基準が低ければ、
あなたは相手のことを友達と思っていなくても、
相手はあなたのことを友達だと思っている…という状態に
なる可能性は十分にあります。
こういう理由である場合は、特に相手に悪意はありませんし、
あまり深く気にしなくても良いでしょう。
他には「思い込みの激しいタイプ」である場合も考えられ、
人間の中には”思い込みがとにかく激しい”人も結構います。
そういった人の場合、ちょっとしたきっかけであなたのことを
友達だと思い込んで、勝手に親しくなった”つもり”に
なってしまう可能性も十分に考えられます。
こちらに関しても”悪意”があるわけではありませんが
場合によってはこっちのタイプの方がトラブルに
なりやすいために、注意が必要です。
また、”何らかのトラブルがあったものの、相手はあまり
深刻に考えていないタイプ”などもあります。
これは、例えばあなたとその相手が喧嘩するなどして、
あなたは”もうこの人とは友達でいることはできない”と思ったのに対し
相手はそこまで深刻に考えておらず”まだ友達だと思っている”と、
そんな状態ですね。
この場合は、ハッキリと言わないと相手にしっかり伝わらない可能性もあります。
もちろん、何らかの悪意があるタイプ
(例えばイジメている側が、いじめられている側を友達扱いするなど)も
ありますが、
多くの場合”友達”という言葉に対する認識が異なっているだけの
ケースが多いです。
このように、色々なパターンがありますが、
いずれの場合も、どう対応していけば良いのかを
解説していきます。
特に害が無ければ何もする必要はない
自分は相手のことを”友達”と思っていないのに、
相手はあなたのことを”友達”だと思っている…
そんな場合に関しても、
”特に害がなければ”何もする必要はありません。
逆に”いや、友達じゃないけど”みたいなことを
いちいち言う方がトラブルの原因になりますし
相手とあなたの”友達”基準が違うだけの場合、
そのままであれば本当に仲良くなれたかもしれないところ、
わざわざ水を差すことになってしまいます。
他の理由の場合でも
”特に害がない”のであれば、
何か行動をする必要はないかと思います。
実害がある場合は…
相手が、勝手にあなたのことを友達だと言いふらしたり、
あまりにも馴れ馴れしい態度を取られたり、
かつてトラブルなどがあって、相手と絶縁したいのに
いつまでも友達気分で接してこられたり…
そういったことがある場合には、
相手と”距離を置く”ことも視野に入れる必要があります。
相手と直接話し合うのも一つの方法ですが、
話が通じない、あるいは話をすると逆上するなどの
リスクが考えられる場合は、相手と距離を取り、
自然にフェードアウトするのを待つのが良いでしょう。
また、周囲に勝手に”友達です”宣言をされて
困っている場合は、周囲にそれとなく伝えておく
(勝手に友達扱いされて困っているなど)ことも大事です。
直接指摘する場合は、いきなり攻撃的な言い方をするのではなく
まずは”話し合い”をするスタンスで話をしましょう。
ただ、話し合っても理解してもらえないケースも
十分にあると思いますので、その場合は
距離を置くしかありません。
誤解を広げないために…
もし、相手から一方的に友達と思われているのが
嫌な場合に関しては
相手の誤解をより強めてしまったりしないためにも、
相手に話を合わせて友達だと言ってしまったり、
相手から聞かれた時に、曖昧な返事をせずに、
「こっちはそうは思ってなかった…!」みたいに
ハッキリと否定するなど
工夫が必要になります。
ただ、最初にも書いた通り、相手と”友達”の基準が違うだけで、
あなた自身も相手に対して特に悪い印象を抱いていないのであれば
わざわざ否定する必要はありませんので、
そのままお互いに”友達”と言えるような間柄になっていくのも
良いのではないかと思います。
まとめ
相手から一方的に友達だと思われている場合、
特に無害で、あなたもイヤでなければ
別に何か対応をする必要はありません。
が、逆にイヤな思いをしていたり
思い込みが激しく、害があったりするような場合、
あるいは過去に何らかの理由で絶縁したような場合など、
そういった相手に友達と思い込まれている場合は、
曖昧な態度を取ったりせずに、距離を置くなど、
しっかりと対応することが重要です。
直接本人に話ができるのであれば、それもまた、一つの選択肢ですね。
また、身の危険を感じるようなケースは
自分の周囲の人に相談できる人がいるなら
相談することを、おすすめします。