チラシに載っているものがお店で売ってない!その理由は?対策は?

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チラシで安売りの商品が
載っているのを見て、
スーパーに足を運ぶ!という人もいると思います。

確かに、魅力的な商品も多いですよね。

しかし、実際にお店に行ってみると、
チラシに載っていたはずの商品が
売ってなかった…!などということも
時々あることです。

では、どうしてそのようなことが起きるのでしょうか。

店員経験も元に
原因と、もしも「ない」と言われた場合の
対処方法などを解説していきます。

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チラシ掲載の商品=必ずあるとは限らない

通常、チラシに掲載する場合は「売ってる」
べきではあると思いますが、
必ずしもチラシに掲載されている商品が
お店にあるかどうか、と言われると答えはNoです。

特に人気商品の場合は早い段階で
品切れしてしまうことは実際にあることですし、
チラシは、当日入れるわけではなく、実際にセールを
行う日よりも前に作り、入れているわけですから
予期せぬ事態(入荷上のトラブルなど)が起きる可能性もあります。

また、チラシを見る側がうっかりしていることなども
ありますし、
中には悪意を持っているお店
(実際はほとんどセール品を用意していないのに
客寄せでチラシを出しているなど)もあります。

原因は様々です。

チラシに載っていた商品が売ってない!と、憤りを感じたり
疑問を感じる方のために
考えられる原因を徹底的に解説していきます。

品切れしてしまった可能性

セール品は、ある程度の数、在庫を用意しておくものですが
それでも、早期に品切れしてしまう可能性はあります。
お店に在庫が無限にあるわけではありませんので、
こればっかりは仕方のないことです。

早ければ広告のセール期間初日に
品切れてしまうこともありますし、
それどころか初日の午前中に品切れてしまうこともあります。

チラシを入れるなら在庫をもっと用意しておいてよ!と
思うかもしれませんが、
大量に売れ残るリスクなどもお店にはあり、
なかなかこのあたりの加減は難しいところです。

「売れ残ってでも余裕をもって入荷しろ!」まで言われてしまうと
お店はセールをできなくなってしまいますし、
最終的に、そのお店は潰れます。
お店の経営というものは、そんなに簡単なものではないのです。

もちろん、買う側とすれば
私も「チラシに載せたものはちゃんと置いておいてほしい!」とは
思いますが、業種はスーパーではありませんが、お店で働いた
経験があると、なかなか難しいことも理解できるので、
ある程度は仕方のないことだと思います。

人気商品のセール品は「早めに買いに行く」しか
対処方法はありません。

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入荷上のトラブル

お店に商品が入荷する際に何らかの
トラブルがあった場合、
チラシに掲載した商品が
チラシ記載日当日に入荷できないような
場合もあります。

例えば、お店側が発注ミスをした可能性もありますが
系列店などの場合、本社が発注ミスをした可能性もありますし、
配送中に事故などが発生した可能性もあります。

また、自然災害や悪天候などによって
入荷が遅れるようなケースもよくあることです。

そのようなことがあった場合、
セール商品がお店に届かないために、
チラシに掲載している商品を販売することができなくなってしまうのです。

チラシは当日に作るものではなく、
事前に作るものです。
Webチラシの場合もそうですし、
新聞折込のチラシなどの場合も、当然そうです。

特に、Web上であれば、トラブルがあれば
すぐに修正することも不可能ではありませんが
新聞などの折り込みチラシの場合は、
一度出してしまったら修正することはできません。

そのため、チラシに載っているのに、売られていない、
という状況になってしまうのです。

この場合も「お店が悪い」とは限らないため、
必要以上にクレームを入れたりしないようにする、
ということは大切です。
セール品などがどうなるのかについては
お店によって対応は異なりますので、
気になる場合は、その点はしっかり確認しておきましょう。

チラシの対象店舗を間違えている可能性

これは、チラシを見るお客さん側のミスで
よくあることですが、
「別の店舗」が対象のチラシを持ってきて
「これないの?」と言う人は時々います。

特に店舗数が多いようなお店の場合、
自分が普段利用している店舗とは別の店舗が
対象のチラシが入ることもありますので、
チラシを見る際には
必ず”これから行こうとしている店舗も対象なのかどうか”を
確認してください。

店舗数が多いようなお店の場合、
必ずチラシの対象店舗の記載があるはずです。

チラシの対象店舗ではないお店に、チラシの商品を売れ!と
言っても当然ありませんので、注意してください。

また、場合によってはチラシに
※一部店舗対象外 などの注釈がある場合もあるので、
この点も良くチェックしておきましょう。

分かりやすく表記することは、チラシを作る側の責任だと
私は思いますし、対象店舗の表記も大きめにしておくべきだと
思いますが、見る側も”ちゃんと見る”ということは大事です。

チラシの期間を間違えている可能性

チラシをしっかり見る、という点で
もう一つ気を付けたいことが
「チラシの期間」です。

チラシが入った瞬間からセール!と思ってしまいがちですが
場合によっては異なることもありますし、
チラシ内には「〇〇日限定!」みたいな特価品が
掲載されている場合もあります。

このあたりの見分けはしっかりとしておくことが
大事になりますね。

場合によっては見にくいチラシもあるとは思いますが、
セール対象の日を間違えてお店に足を運べば
その商品がお店にないことは当たり前です。

チラシの対象店舗も含め、この部分も
しっかりと確認していきましょう。

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お店側が悪意を持っている場合

この可能性も0ではありません。

どういうことかと言うと
「実際にチラシに載せたセールの商品」は
売ってなかったり、売ってたとしても
数個レベルで、すぐに「品切れ」扱いにしたり…

何のためにそういうことをやるのか?と思う人も
いると思いますが、
そういうことをやることによって
「チラシ商品を目当てとしたお客さん」を
呼び込もうとしているわけです。

これに関してはやってはいけないことなのですが
残念ながらそういうお店もある、というのも事実です。

ただ、勘違いしてはいけないのは
大半のお店はこういう「せこい」ことはしていません。
単純に品切れになってしまったケースなどが
ほとんどなので
品切れ=お店に悪意がある、と誤解してしまわないように
注意してください。

対策としては「ある程度様子を見る」ということです。
1回や2回、セール商品が品切れている場合や
自分がお店に足を運ぶ時間・日付が遅い場合は
品切れになっていても仕方がないと思いますし、
大抵の場合は「本当に品切れになってしまった」ということだと思います。

ただし、朝早くお店に行ってるのに何度も何度も
繰り返したりするようなことがあれば、
少し怪しいので、お店の本部(あれば)などに一言意見したり
するのは良いのではないかと思います。

ただ、見極めは慎重に行ってください。

”本当に品切れているだけ”の可能性もあるので、
「嘘のセール」なら問題ですし、そういうお店は
強く反省すべきですが、必ずしもそうとは限らないので、
何かクレームをつけたりする場合は、注意しながら
対応していきましょう。

まとめ

チラシに掲載されている商品が
販売されていなかった場合も
いきなりクレームをつけるのではなく、
冷静に原因を考えてみましょう。

また、本当に品切れになってしまった場合に
関しては、これは仕方のないことです。

確かに私もセール品が品切れていて
ガッカリするようなことはありましたが、
お店側が悪意を持って「嘘のセール」を
やっている場合以外は、仕方がありません。

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