食後の薬を飲んだかどうか忘れてしまった場合はどうする?

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食後に常備薬や内服薬などを
服用している方も多いかと思います。

食前や食間の場合でも
同じことが言えますが
「飲んだかどうか忘れてしまうこと」も
場合によってはあるかと思います。

そんな場合は、
どのように対処すれば良いのか、
そうなってしまわない場合にはどうすれば良いのか、
それをまとめていきたいと思います

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服用したかどうか忘れてしまった場合の対処

本当は服用したかどうかを忘れてしまう、ということが
ないようにし、しっかりと覚えておく、ということが
一番大切になるのですが、
それでも、実際に忘れてしまうことはあるかとは思いますし、
私自身も、食後に飲む薬を飲んだかどうか
忘れてしまって悩んだことがあります。

色々なことをやっていると、ついつい忘れたり
してしまうものですよね。

では、そんな場合はどうすれば良いのか
ポイントを見ていきましょう!

重複して飲むのは危険!

まず、服用しているものにもよりますが
”重複して飲んでしまう”ということは
基本的には危険が伴います。

成分の取りすぎになってしまい、
場合によっては、重大な副作用に繋がったりしてしまう可能性も
充分にありますから、その点は、注意しておかなくてはいけません。

「飲んだか飲んでないか忘れてしまった」という場合に
”一応飲んでおけ”みたいなことは避けましょう。

例えば、飲んでいるモノが、1回2錠まで平気なものであって、
自分は1回1錠しか普段飲んでいないのであれば、
仮に、重複して飲んでしまっても、大丈夫だとは思いますが
(他との飲みあわせの問題もあるので、これも確実ではありません)
限度が1回1錠のものを、間違えて2回飲んでしまえば
”飲んではいけない量”を飲んでしまう可能性もあります。

そうなってしまうと、健康上、どのような影響が
出てしまうか分かりませんし、場合によっては
重大な結果を招いてしまう可能性もあるわけです。

そのため”飲んだか飲んでいないか忘れてしまった”場合に
関しては安易に「たぶん飲んでないから、飲んでおこう」とは
考えてはいけないのです

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確認する

何らかの薬を服用したのであれば、袋か、
その錠剤が入っていた入れ物か、そういったものが
ごみ箱に捨てられている可能性もあるかと思います。

自分がいつもごみを捨てるゴミ箱を確認して、
そこに入れ物が捨てられていなければ、
まだ服用するべきものを飲んでいない可能性は
高いと言えます。

ただし、1回1錠のものだったりする場合に関しては
錠剤の入れ物はたいてい2錠1列になっているものも
多いと思いますから、必ずしも、ごみが毎回でるとは
限りませんし、ゴミ箱にごみがない=飲んでいない、
とは言い切れませんから、その点に関しては
注意をしておくべきでしょう。

1つの判断材料として参考にするのは良いですが
確実性はありませんから
あくまでも参考程度にしておくことが
ベストであるかと思います

あやふやなら飲まない

一番大事なことは
自分が、薬をちゃんと飲んだかどうか、忘れてしまった場合に
関しては「あやふやなら飲まない」と言うことです。
どんなに直前の行動を思い出してみても
「飲んだような気がするし、飲んでないような気もする」と
言う場合に関しては、絶対に飲まないようにした方が
良いのは確かです。

例えば、もしも本当に飲んでいなかった場合でも
多少症状の悪化などはあるかとは思いますが、
重大な作用が出るような可能性は低いでしょう。
中には継続が大事なモノもありますが、
それでも、万が一2回分を飲んでしまった場合の
リスクを考えるのであれば、
飲まない方が良いのは確かです。

仮に、もし既に服用していた場合、
「飲んでないだろう」と考えて薬をさらに服用した場合
”2回分”を一気に飲んでしまうことがあります。
これは、非常に危険な行為です。
もちろん、何事もなく済むこともあるかもしれませんが
予期せぬ副作用が生じたり、
何らかのアレルギー作用のような症状が出たり、
色々なことが考えられます。

重大な症状に繋がってしまうようなことが
ないためにも、万が一、飲んだかどうか忘れてしまった場合に
関しては”飲まない”という選択肢を選ぶことが
一番身の安全のためにはなるかと思います。

そして、次に服用する時間になったら、今度は
忘れずにちゃんと飲むようにする、ということですね。
これが一番安全な方法であるかと思いますし、
確実な方法であるかと思います。

間違っても2回分一気に飲んだりはしてしまわないように
していくことが大切です。

毎回欠かさず飲んでいたのであれば
「あと何個残っているか」で飲んでる・飲んでないを
確認することも可能ですが、
それでも不安な場合は、やはりその分は飛ばして
次の服用時間に飲むようするのが一番良いでしょう。

本当に、間違って2回分飲んでしまう、ということは
危険なことですから、それは避けるようにしましょう。

万が一過剰摂取した場合

万が一用法よりも多く薬を飲んでしまった場合は
病院で貰っている薬なのであれば病院へ
市販薬であれば薬剤師に確認してみてください。

何事もなければ良いですが
思わぬ副作用を生んでしまう可能性もありますから
医師の診察を受けるなり、注意を受けるなり
しておいた方が確実です。
そのまま放置しておくと重大な結果を
招く可能性もありますし、何らかの症状が
出て来てしまっている場合は”ただちに”病院で
診察を受けるようにして下さい。

そうならないためにも”忘れないようにすること”
怪しいなら飲まないことを徹底しましょう。

まとめ

飲んだか飲んでないか忘れないようにする。
これが、一番大事な事です。
自分の記憶力をしっかりとさせておくことが大事ですし、
ぼーっとしながら服用してしまうようなことを
なるべく無くしていきましょう。

どうしても飲んだか飲んでいないか忘れてしまう人は
何か自分なりに、薬を服用したのかどうか
忘れてしまわないために、
サインなりなんなりを考えておいたり、
その日1日分の服用する分を、予めどこかに
出しておいたりするなど、自分なりに忘れてしまわないように
するための、やりやすい方法を
取ることが大切になります。

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