東京アラートとは?発令されたら何が起きるの?仕事はどうなるの?

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東京アラートとは何か。

新型コロナウイルスによる
感染症拡大の恐れが出てきた場合に
注意を呼び掛けるというものになっているのですが、
実際のところ、日常生活にどのような影響が
出るのか、という点が、分かりにくい部分も
あると思います。

綺麗事や、煽りとかはナシで、
東京アラートが出たらつまりどうなるの?
ということを解説していきたいと思います。

また、注意点などについても、
それぞれまとめました。

※(追記)
東京アラートは廃止となりました。
新指標が発表されたため、東京アラートが今後発動されることは
(再度変更がなければ)ありません。
下記は、発令当時↓のお話+もし出るとどうなるか、を解説しています

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アラートが発令されるとどうなるの?

これは、簡単にざっくり言ってしまうと
「注意しましょうね」ということです。
特に何かが起きたり、制限されたり
するわけではない、ということになります。

細かな部分はこれから説明していきますが、
東京アラートが発令されたからと言って
日常生活がガラリと変わったりだとか、
そういったことはなく、
警戒を呼び掛けるものになるので、
最初に書いた通り「注意しましょう」ということを
周知する意味合いのものになります。

何かが大きく変わる、というよりは
気持ちの問題、ということになります。

なので、必要な日常生活に関しては
例外を除き、今まで通りです。

では、仕事・お店の営業などなど、
ポイントごとに解説していきます。

法律上の罰則とか強制力はあるの?

これは、ありません。
現時点で東京アラートで具体的に
〇〇を禁止する、とかそういうものは
ありませんし、当然罰則なども存在していません。

休業の要請だとか、自粛の要請など
”口で言う”ことはできますが
具体的に強制することはできず、
当然、強制力もないわけですから
休業要請などを無視した場合でも
罰則などは存在していません。

あくまでも「注意してください」と
「お願いします」という意味合いのものに
なっています。

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仕事はどうなるの?

各職場での判断になります。
が、緊急事態宣言の最中にも
通常通りだった職場に関しては
恐らくはそのままだと思いますし、
休業などをしていたところであっても
”そろそろ金銭的に限界”なところも多く、
東京アラートが出たから休みにしよう、と
なる可能性は低いと思われます。

休業要請なども場合によっては
行われることもありますが、
これは強制力がなく、お願いします、という
意味合いのものなので、
そのまま通常通り職場が動く可能性も
十分にあります。

最終的には会社・職場ごとに
決めることになりますので、
東京アラートが発令された=仕事が休みになる、
ということではありません。
多くの場合は、通常通りの職場が多いのでは
ないでしょうか。

職場ごとに、可能な在宅勤務を増やすなどの
対応はあるかもしれませんが
これは、各職場が決めることですので、
ここで「こうなります」と書くことはできません。
職場内での連絡事項などがあった場合は
必ずそれを聞いておくようにして下さい。

が、基本、職場が何も言わなければ
そのまま、ということです。

お店の営業はどうなるの?

これも、それぞれのお店と運営会社の判断になります。
業種によっては休業要請もあり得ますが
これも、お願いしますベースのものになりますから、
最終的に決定するのは、お店側になります。
緊急事態宣言の時とは異なり、
店名の公表なども軽々とはできませんし、
罰則はありませんので、最終的にお店判断です。

自分が働いている場合
店長などから連絡が無ければ
通常通りと考えてよいでしょう。

自分がお客さんとしてお店を利用しようとしている場合
念のため、お店が休業していないかどうか、
確認するようにして下さい。
金銭的な面などからも、休みにするところは少ないと
思われますが、0ではないと思いますので
念のため確認はしておいた方が、良いでしょう。

学校はどうなるの?

これも、法律的な強制力はありません。
都や自治体がそれぞれ決定することになります。

休校などの対応が行われる場合は
学校から連絡があると思いますが、
無ければそのまま平常通り行われる、
ということになるでしょう。

これも、東京アラートが出た=休校になる、
ではないので、
勘違いしないように、注意しましょう。

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外出してはいけないの?

これは、Noです。
そもそも緊急事態宣言の際も
「外出の自粛をお願いします」というレベルのお話で罰則などは
ありませんでした。
不要不急の外出以外の外出は全く問題がありませんし
不要不急の外出であったとしても、
綺麗事抜きに言えば「なんの違反もしていない」というのが
事実になります。

そのため、外出してはいけない、ということは
ありません。
まるで、不要不急の外出を犯罪のような言い方を
する人もいますが、
これは、良い・悪いは別として”法律上は何も問題がない”
ので、それは綺麗ごとなしの事実として
覚えておいた方が良いでしょう。

外出の制限がかかることはありません。
あとは、各自の判断次第となります。

では、何が起こるの?

結局のところ、何が起きるのかどうか。
上で解説してきた通り
東京アラートが日常生活に何かを及ぼす、
ということではなく、注意しましょうね、という
注意喚起のものになります。

日常生活に関係あるかもしれない範囲の
起きることと言えば

・レインボーブリッジと都庁が赤くライトアップされる
・休業要請の緩和などが進まなくなる(アラートが出てる間)
・休業要請や自粛要請(上で書いた通り強制力・罰則なし)

と、いうことになります。

まぁ、ライトアップは限られた人にしか
全く関係はないですが、
東京アラートによる自粛要請や休業要請が
(平たく言ってしまえば言葉だけのようなものですが)
行われる可能性がある、ということです

※アラート発令=要請を行う、ではありません。
アラートが出ても、すぐ要請するのではなく
要請はまた別途判断されます

どうすればいいの?

どうすれば良いのかどうか。
これは「自分で出来る範囲内で予防する」だけです。

必要以上に色々騒ぐ人もいますが
自分にできることは何か?と言われれば
結局のところ「自分にできる範囲内のことをする」と
いうことだけですから、
東京アラートがどうこうではなく、
自分自身の普段からの予防を
しっかりとするようにしましょう

・手洗い、うがい
・マスクなどの利用
・睡眠や食事など、体調を整える
・本当に不要不急な外出を控える(必要な外出は仕方ないです)

などになりますね。

ずっと引きこもっているわけにもいきませんし
仕事しないとお金も無くなるでしょうから、
上のような点に注意しつつ、
あとは、精神が病んだりしてしまわないように
気にしすぎないようにする、ということが
重要になります。

煽りや綺麗事にご用心

ネットやニュースなどでは、煽りや綺麗事が
蔓延しています。
こういったものを見ていると
必要以上に物事を重く受け止めてしまったり、
逆に不安になってしまったり、
精神的に病んでしまったりすることも
あると思います。

余計な負担を感じれば体力も落ちるかもしれません。
結果的に何の予防対策にもなりません。

”東京アラートは、注意喚起”と覚えておけば
それだけで十分です。
難しいことまで考えると頭が痛くなったり
時間を無駄したり、精神的に病んだり、
そういう人も出てくるでしょうから、
あとは自分にできる予防をしっかりとし、
出来る限り普通に過ごすことです。

まとめ

やたらと騒ぐ人もいますが
意味合いとしては「警戒を呼び掛ける」という
ものです。
何かを強制したり
何かをしてはいけない、と罰則がついたり
そういうものではありません。

周囲の情報に右往左往されすぎることなく
冷静に対応し、
自分にできること、するべきことを
しつつ、日常生活を送っていく、
というのが一番の予防対策になります。

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