仕事中に水分補給を許さないと言う考えは時代遅れ!すぐ改めるべき

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仕事中に水分補給をするなんて
怠けている…
根性がない…

そんな風な”時代遅れ”の考えを
未だにもったままの人はいませんか?

今は時代は変わりました。
水分補給は仕事中であっても
どんどんするべきです。

人の上に立つポジションにいる
社会人は、このことをしっかりと
理解し、水分を与えるとともに
自分も水分補給をしなくてはなりません。

水分補給を我慢させる、などということは
もってのほかです。
時代錯誤ですし、
最悪の場合、熱中症によって
倒れる人間が出てきてしまう可能性もあります。

今は、昔と温度が違うのです。
いつまでも自分が若かった頃の
考えのまま
時代についてくることができなかったり、
若くても”自分は大丈夫だから!”と頑固な考えに
固執してしまっていたりして、
水分補給をさせないような空気を作っている場合は
今すぐにでも、その考えを改めなくてはいけません。

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水分補給はむしろするべき

仕事中に水分を補給しているなんて
根性が、だとか
悪い事だ!みたいな人がザンネンながら
未だに一定数いるのも事実ですが、
これは全く悪い事ではありませんし、
むしろ水分は補給するべきものです。

補給するのが悪い、のではなく
補給しないのが悪い、というのが今の時代の
スタンダードな考え方ですし、
補給しないと本当に、熱中症などを
引き起こしてしまい、最終的に
命を落すようなことに繋がってしまう
可能性も十分にありますから、ここのところは
厳重注意をしなくてはいけません。

水分補給を仕事中に許さない!
と、そういう考えの人は
ぜひ、考えを改めるようにして下さい。

倒れれば全部あなたの責任

もしも、あなたが部下や同僚の
水分補給を拒んでいたり
水分補給させないオーラを出しているのであれば、
もしも仮に、誰かが倒れてしまった場合の
”すべての責任”はあなたのものになります。

倒れてしまったときに
”根性がないやつだ”だとか
”自分で体調管理もできないのか”だとか
そういったことを言いはじめる人もいるかもしれませんが、
それは、違います。

そんな言い訳は通用しません。
水分補給をさせない発言をしていたり
そういう職場づくりをしていた場合
それは全てあなたの責任になります。

最悪の場合は管理そのものを問われる可能性もありますし
重大な責任が発生する可能性もあります。
もしもそれで、命を落すような部下が出てきてしまった場合
その人の命を奪ったのは
ほかならぬあなたです。

何か起きてしまってから後悔しても
倒れた本人にとっても、あなたにとっても
もう遅いです。
そのようなことになってしまわないために、
しっかりと水分補給をさせるようにする、
ということは非常に大事なことなのです。

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熱中症は根性でどうにかなるものではない

熱中症の危険がこれだけ囁かれているのに
根性論を口にする人は
はっきり言って勉強不足です。
頭が空っぽと言ってもいいでしょう。

仮にも、部下を預かったりするような立場に
いる人間が
”熱中症は根性でどうにかなる”みたいな
考えを持っているのであれば、
非常に悲しいことですし危険な考えです。

熱中症についてほんの少しでも
調べて貰えれば分かると思いますが
熱中症は根性でどうにか
なるものではありません。

昔はならなかった!という人もいますが
それも根性があったからではなくて
現在と気温が違っただけのことです。
根性があったから自分の若い頃は
熱中症になんてならなかったぞ!
などというわけのわからない
マイ理論を押し付けることは
あってはなりません。

あなたの時代は今よりも涼しかった。

本当に、ただ、それだけのことなのです。
くれぐれもその点は勘違いしないように
しなくてはいけませんし、
根性論を口にするようなことは
絶対にあってはいけないことです。

水分補給はサボりではない

仕事中に水分を補給するのは
サボりだとか、甘えだとか
そんな下らない考えを持ってしまっている人も
いるのが事実です。

ですが、サボりでも、甘えでもありません。
これは、生きて行くために必要なことであり、
もしも「水分補給をするな」と言うことは
「生きるのをやめろ」と言っているのと
同じようなことです。

決してサボりでもなんでもなく
本当に必要なことですから
水分補給を止める、ということが
どんなに愚かなことであるか
良く分かるかと思います。

また、水分補給をすると
仕事が遅れる、などという人もいますが
水分補給なんて、数秒でできます。
仮にペットボトルを取りに行って
飲んだとしても1分もあれば十分でしょう。

全然、仕事の妨害になるような
時間なんてかからないのです。
そういった意味でも、水分補給を邪魔する、
などということはあってはならないことですし、
むしろ、どんどん水分を補給するように
促すのが本来の姿であるかと思います。

水分補給するように促す

上司としてあるべき姿は、
水分補給を止めることではありません。
するべきことはその「逆」です。
つまりは、水分補給するように”促す”ことです。

”水分補給するなよ”みたいなオーラを
出していると周囲も萎縮し、
自分から水分を補給しなくなってしまいます。

これは、あなたにその気が無かったとしても、
そういうオーラを出しているだけで
あなたの責任と言っても良いでしょう。

そのつもりがなくても
部下にそのように誤解されてしまうような
行動をとっている時点で、
アウトなのです。

そうなってしまわないためにも
重要なことは、”水分補給できる環境・雰囲気を作る”
ということです。
何のアクションも起こさずに
”水分補給をダメだと言うつもりはなかった”なんて
後から言っても言い訳にしか聞こえません。
大事なことは
”水分補給していいよ”というアクションを
起こす、ということです。

何のアクションも起こさなければ
部下が勝手に”水分補給しちゃダメそうだな”と
判断してしまう可能性もありますから上司の
立場から”いいよ”という態度を示すことが
重要になります。
こんなの簡単なことですから、
ちゃんとやっておくことをおすすめします。

後から「そんなつもりじゃなかった」なんて言い訳は
通用しませんから、その点は
よく覚えておき、ちゃんと部下たちに
水分補給しても良い、ということを
しっかりと伝えて行くようにしましょう。

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自分も水分を補給する

自分自身も率先して水分を補給するように
して下さい。
”自分は大丈夫だ”なんて考えは完全に油断以外の
何者でもありませんし、
今の時代は昔とは違い、暑くなっていますから
熱中症を引き起こしやすくなっています。

”今までは大丈夫だった”でも、
”これからも大丈夫”とは限りませんから
自分自身も率先して水分補給をしていく、
ということはとても大事なことです。

また、自分自身が率先して水分補給をしている、
という姿勢を部下の前で示すことによって
部下たちにも「水分補給は大事」ということを
知らしめることもできますし、
水分を補給していいんだ、という空気を
作り出すこともできます。

そういった意味からも、
自分自身が率先して水分を補給していく、
ということはとても大事なことになりますし、
それをしっかりとしていかなくてはなりません。

まとめ

水分補給はとても大事なことです。
熱中症は根性論なんかでどうにか
できるものではありませんし、
今の時代はもはや昔とは違います。

”昔は大丈夫だった”などと言う人もいますが
それは昔の気候だったから大丈夫だっただけであり
昔の人が優れていたわけでも
根性があったわけでもありません。

そこのところは絶対に勘違いし、
職場などで部下を抱えている人は
くれぐれも”間違った根性論”を振りかざしたり
しないように、注意して下さい。

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