プレイステーションの”次”…
順調に後継機が発売されれば、
次のプレイステーションは、
”プレイステーション6”となります。
現時点ではまだプレイステーション6の正式発表はなく、
PS5が発売されてからの年数を考えると
まだ少し先になるとは思いますが、
プレイステーションが撤退したり、
方向転換してナンバリング(6ではなく別の名前にする)を辞めたりしない限りは
プレイステーション6もいずれ出ることになるでしょう。
しかし、今後、PS6を出す場合には
”最初から”廉価モデルも同時に発売することが
望ましいかと思われます。
その理由について、詳しく解説していきます。
PS6は廉価モデルを同時発売した方が良い
いずれ、プレイステーション6を発売するときには
”廉価モデル”を同時に発売することが
望ましいと考えられます。
どういうことかと言うと、
”通常モデル”のほかにスペックや余分な機能を削った
”価格の安いモデル”を出す、ということですね。
例えば、ニンテンドースイッチで言えば
「ニンテンドースイッチLite」のような位置づけに相当するもの、
XBOXSeriesで言えば「XBOXSeries S」にような位置づけに相当するものです。
(switchは携帯モードのみのモデルが「Lite」で、
PS6は恐らく据置専用なので、
同じ条件にするとイメージとしてはXBOXの方が分かりやすいとは思います)
プレイステーション5にもディスクドライブを削った
デジタルエディションはありましたが
それでも、価格の下げ幅が十分とは言えず、
今後、さらに高額になる可能性もあるプレイステーションにとっては
”XBOX Series Sのように”スペックそのものを削って
価格を大幅に落としたモデルが必要になるかと思います。
その理由は、同時発売すべき理由などについても、
解説していきます。
高額路線が続けばコア層以外ついてこれなくなる
プレイステーション5の時点で、既にその傾向が
強く出ていますが、
どんなにスペックが高いからと言っても、
高額な価格設定にしてしまうと、コア層以外は引いてしまい、
一般層にゲーム機は普及しなくなります。
PS5のように、5万、6万、7万…と非常に高額かつ値上げが続いても
ついてくるのは、コア層が中心で、
一般ユーザーはどんどん遠のいてしまいます。
そうなってくるとやはり、いずれは発売されるソフトも
限られてきたり、減って来ることになりますし、
将来的に”子供の頃プレステを遊んだユーザー”がいなくなり、
プレステ自体が衰退する可能性も十分にあります。
(高額ではなかなかファミリー層に行きわたらず、結局、
数十年後には”プレステに馴染みのない大人”ばかりになってしまい
売上にも影響が出るでしょう)
高性能なハードを望むユーザーの気持ちも分かるのですが
”それだけ”では、ゲーム業界自体が衰退してしまいますので
(コアな層だけで支えるのは難しいでしょうし、
小さい頃からゲームに触れていない子供が増えると
いずれゲーム人口自体が減り、業界全体の衰退を招きます)
一般層向けへの対策を打たなければならないのです。
PS5は既に、”一般層からすると高すぎるゲーム機”になってしまい、
実際に、2024年9月の3度目の値上げ以降は
週間売上でもかなり大きな影響(大幅に下落)が出ています。
そうなると、PS6では
”PS6自体の価格を抑える”か、”廉価モデルを用意する”か、
そのどちらかの対応が必要になりますし、
どっちもせずに、さらに高額路線を突き進めば、
いずれプレイステーションの未来は閉ざされてしまいます。
コア層はいくらでも出す!かもしれませんが、
それは世間全体からすれば一般的な感覚ではない、
ということは理解しておかなくてはいけません。
ゲーム機も、持っているユーザーが少なければ
ソフトも減り、遊ぶソフトがなければ”ただの箱”ですから、
その点を踏まえて対策しなければいけないのです。
現状を見る限り、PS6も高額になりそう
PS5の現状を見ている限り、PS6も、
高額路線は続きそうな勢いで、
”最悪の場合”は、PS5よりもさらに高額になる可能性も
考えられます。
が、それではもはや人はついて来ません。
コア層は(仮に)10万でもこのスペックなら安い!みたいなことを
言うかもしれませんが、
流石に、それでは一般層はほとんど買わないでしょう。
ですので、”PS6自体の価格を抑えるのは難しい”と
考えられます。
そのため、”廉価モデルを同時に発売する必要”があり、
スペック重視のコア層は通常モデル、
それ以外の人は価格を大幅に抑えた廉価モデル、と言う形で
棲み分けをしていく必要が出てきます。
”最低価格8万!”とかでは、導入のハードルが高くなりすぎていて、
ゲーム業界全体の衰退にも繋がりかねませんし、
もしもPS6が高額でしか発売できないのであれば
廉価モデルを同時に用意することは、もはや必須と言えます。
”同時発売”でないといけない理由
PS5のように高額のハードだと
”デジタルエディション”のような気休め程度の価格を下げたモデルでは
”それでも高すぎ”となってしまい、普及しません。
そのため、XBOXSeriesXとSのように”大幅に価格差をつける必要”があり、
もしもPS6がさらに高額なら”さらに価格差をつけられる廉価モデル”が
必要になります。
が、価格差を大きくつける廉価モデルを発売するためには
スペック面や、基本的な部分を”削る”必要があり、
そうなってくると”同時発売”する必要があります。
どうして同時発売しないといけないのかと言うと、
”スペックを削ったモデル”を後から発売することは
”困難”で、後からスペックを削ったモデルを発売してしまうと、
”それまでに発売されたソフト”は対応できません。
何故なら、”スペックを削ったモデル”が発売される前に
発売されたゲームは、当然”スペックを削っても動くように作られていない”
ためですね。
なので、スペックを削った廉価モデルを出すには
”最初から”XBOXSeriesのように同時発売し、
”両方で動くように想定してソフトを作っていく”ということが
必要になります。
後から廉価モデルを出す場合
小型化や、スペック部分に影響のない部分のカットに
なると思いますが、
それだと削れる価格にはある程度限界があり、
(それでも、現行のPS5もできる範囲で廉価版は出した方が良いとは思いますが)
結局、価格をあまり下げられない!なんてことになってしまいますから、
PS5と同等、あるいはより高額になる可能性も考えられる
PS6は最初から、廉価モデルを同時に発売した方が良いでしょう。
確かに、それをやると「スペックを削ったモデル」向けにも
ゲームが動くように開発しなければいけなくなりますが、
だからと言って、高スペック・高価格路線を続ければ
ゲーム業界に未来はありません。
他メーカーと価格に差がつき過ぎれば
プレイステーションが淘汰されることになるでしょうし、
任天堂ハードなども含めた全体が高価格になれば、
最後には”ゲーム業界自体が衰退”します。
そのようなことにならないためにも、
やはりPS6は拘りを捨てて、最初から
スペックを落としたモデルも同時に発売する必要があるでしょう。
コア層だけを見ていては、普及しません。
まとめ
PS6自体が、最初からPS5より価格を落とせるなら
(例えばPS3に対し、PS4は最初からある程度価格を落としていました)
それで良いのですが
現状を見ていると、残念ながらそれは難しそうです。
そうなってくると、やはり廉価モデルを同時発売する、
ということしか未来はないのではないかと考えられます。
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