宝くじは損なの?得なの?夢や希望ではなく現実面を徹底解説!

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「宝くじ」と呼ばれるようなくじには
いくつかの種類がありますが、
金額の大きいものだと、
1等を当てることができれば一気に億万長者になることが
できるようなものも、実際に存在します。

「当たれば」生活が一変する…。
そんな”夢”を追い求める人も
世の中にはたくさんいるのが事実です。

しかしながら実際のところ、
夢とか希望とか、そういうものを一切捨てて、
”得なのか”
”損なのか”
ということを考えてみると、どうなるのでしょうか。

その点について、解説していきたいと思います。

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現実的には「ほとんどの人が損」をする

まず、宝くじというものは、
現実を見れば
「ほとんどの人は損をする」ようにできています。

これは、売上に対する還元率を見れば明らかで、
当然「宝くじを買う側」が払う金額のほうが
「当選者に支払われる金額」よりはるかに多いのです。

当然「購入者」の方が「当選者」よりも圧倒的に
多いのもわかると思います。

そのため、夢も希望もない言い方をしてしまうと
「宝くじを買う大抵の人は損をする」ことになるのです。

ワクワクだとか、そういうのを度外視して、
数字だけで感情抜きにしてみれば
”ほとんどの人は損をする”ということですね。

極端な話をすれば
”宝くじを買った”と思い込んで、その金額を貯金していった方が
最終的には得をする可能性のある人が圧倒的に多いです。

しかし、人間は機械ではなく生き物ですし、
感情もある生き物ですから、
そういう数字だけでは測ることができないのも事実です。

夢やワクワクを「楽しむ」ことにお金を払う

宝くじを損得だけで考えると
上のように「ほとんどの人は損をする」
ということになりますが、
宝くじは「当たったらどうしよう」だとか、
「ワクワク感」など、人間の感情的な部分で
”楽しめる”部分も人によっては出てきます。

実際には当たらなくても”もしかしたら…”という
そういう夢を買っている、という感じですね。

例えば”遊園地”だって、
遊園地にいる間はとても楽しいですが、
遊園地から出れば基本的には
「形としては何も残らない」ものです。

お金が増えるわけでもなければ、
家の中に私物が増えるわけでもありません。

”お金”的に考えれば、
遊園地も”損”ということになります。

ですが、多くの人はそうは考えないと思いますし、
遊園地にいる時間=楽しい時間を買っている、と
いう人が、大半であると思います。

宝くじに関しても、似たようなことが言え
”当たらないとは分かっているけれど、夢がある”=
その夢を買っている、ワクワク感を買っている、と
そういう一面もあるので、
この辺りは人それぞれですが、”楽しい時間を買っている”と
考えられるのであれば、
必ずしも「宝くじの購入は”損”」とは断言できないのも
一つの事実です。

もちろん”金銭的な面”のお話だけをすれば
先ほども書いたように”ほとんどの場合は損”というのが
答えにはなりますが、
金銭的以外の部分にまで目を向けると、
絶対に”損”であるとは言えず、あとはその人の考え方次第、
と言えます。

ただ「金」を中心に考えるのであれば
”損”をする可能性が圧倒的に高いので、
「ワクワク感も一緒に楽しめる」とかでなければ、
よく考えた方が良いかもしれません。

一種のイベントとして、楽しめているのであれば、
そういう”ワクワク”も含めて人によっては
十分元は取れているのではないでしょうか。

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奇跡的に当たれば「得」をする。けれどその確率は低い

金銭的に「得」をするとすれば
奇跡的に当たった場合、です。

宝くじは「当選人数0」の時もあるにはありますが、
(該当者なしとなって、当選金が翌週に繰り越されるシステムなどがあります)
それでも、基本的には毎週行われているような宝くじだと
毎週のように当選者が出ています。

宝くじには1等、2等、3等…などなど
当たれば必ずしも億万長者、ということではなく、
場合によっては数万円、数千円レベルの当選になることもありますが
大きな金額が当たった場合、
今までくじを購入するために使った金額をはるかに超えて
”金銭的にも得をする”ことが、ほとんどでしょう。

例えば、購入に今までで何百万円使ったとしても、
それで1億円が当たれば、当然”大儲け”どころではないレベルに
得をしていることになります。

しかしながら、先ほども書いたように、
そんな風に当選できる人は、全体のごくわずかです。

宝くじの当選確率のデータを見たことがある人もいると思いますが
(くじの種類により確率は異なるので、ここではデータは出しませんが)、
相当低い確率であるのは事実です。

そのため、もしも”当たれば”金銭的な部分も含めて
完全に「得をした」という状態になりますが、
そのような奇跡を起こせる人間は
本当にごくわずかしかいない、というのが答えになります。

当たったあとの振る舞いで「損」に転落することも

宝くじというのは、当たっても幸せに
なれるとは限らない、というのも一つの注意点です。

確かに、大金を手にすることができれば、
”それだけ”を見れば幸せになれるでしょう。

ですが、中には大金を手にしてしまったことにより、
トラブルや事件に巻き込まれたり、
家族間でお金を巡って争いが始まってしまったりと、
そういった事態に発展してしまう場合もあります。

例えば、宝くじが当たったとしても、
事件に巻き込まれて、最悪、命を落とすようなことが
あってしまっては、
それは”最終的な結果”を見れば
”得”などではなく”損”ということになります。

宝くじにさえ当たらなければ
もっと長く人生を…と、いうことになりますからね。

そのため、宝くじに当たるようなことは
まずないとは思いますが、万が一自分がそういうことに
直面するようなことがあれば、
”当選後の立ち回り”も重要になります。

人間は、お金で簡単に狂う生き物ですから、
当選した場合は
「家族にでさえ沈黙を貫く」ぐらいの覚悟を
するのが、一番安全な方法です。

とにかく”必要以上に話を広めない”ということです。

まぁ…このあたりは損得の範囲内を超えてしまうので
随分前に書いた⇒高額当選したら気を付けるべき点
参考にしてみてください。

そういう想像をするのも(もし当たったら)楽しみ方の
一つかもしれません。

ほどほどに楽しむのが秘訣

上でも書いたように、宝くじは”ほとんどの場合”
金銭的には損をすることになります。

夢を買う、とは言え、
やはりそれには限度がありますし
”当てるために買う”だけになっている場合は
一旦冷静になった方が良いのも事実です。

楽しみ方としては
”節度を守ってほどほどに楽しむ”というのが
やはり、最適になるのではないでしょうか。

宝くじを購入するあまり、
自分の生活が苦しくなってしまったり、
破産してしまったりするようなことがあれば
それは本末転倒ですし、
完全に危険な状態です。

自分の生活状況などと相談しながら
”ほどほどに”楽しむのがベストです。

くれぐれも自分の日常生活を壊すレベルに
買いすぎたりしてしまわないように注意しましょう!

先ほどから書いている通り
「ほとんどの人は、金銭的には損をする」
のが現実ですからね。

まとめ

”お金”のことだけを考えるのであれば
宝くじは多くの場合
「買えば買うほど損をしていく」ものです。

確率的な話をすれば、
圧倒的にそうなる確率の方が高いのです。

一方で”夢がある”のも事実ですから、
最終的にそういった面も含めて
個人個人が判断していくことです。

ただ、色々な感情的な要素を排斥して、考えるのであれば
「宝くじを買わずにその分貯金したほうが」
最終的には「得」をするのも事実でしょう。

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