保証期間中に修理を依頼した際に「自然故障じゃない」と言われたら…？

家電製品にはメーカーの保証や
販売店などで任意で加入できる長期保証などがついています。

それらの
メーカーの保証期間中や、
家電量販店などの長期保証の期間中に
修理を依頼した際に
「自然故障じゃないので無料での修理は出来ません」と
言われてしまった場合は
どうすれば良いのでしょうか。

この点について解説していきます。

自然故障ではない場合は「有料」は常識
まとめ

自然故障ではない場合は「有料」は常識

まず、最初に基本的な部分を説明しておきますが
故障原因が自然故障ではなかった場合
（使い方を間違っていた、衝撃によるもの、自然災害など）は、
メーカーの保証も、お店の長期保証も
基本的に保証対象外になるのが一般的です。

そのため、メーカーなどに修理を依頼して
業者の方が確認に来た際に
”自然故障ではない”と診断されてしまった場合に関しては
基本的には修理は有料となり、
費用が発生してしまいます。

これは購入初日であってもそうで、
例えば今日買ってきたテレビをぶつけて壊してしまった、だとか
水濡れで壊してしまった…というようなことが起きた場合は
残念ながら、”自己責任”となりますので
保証での修理を受けることができません。

なので”心当たり”がある場合で、
自然故障ではない、と言われた場合は
有料での修理を依頼するか、諦めて買い替えるか、しか
方法はありません。

メーカーの保証にも、家電量販店などの長期保証にも
”自然故障以外は対象外”ということは
明確に記載されている場合がほとんどなので、
この点は基本として覚えておきましょう。

ただし、”自然故障のはずなのに”
自然故障じゃないと言われた場合は、
また話は変わってきます。

もしも”自然故障以外の故障”になるようなことについて
全く思い当たる部分がないのであれば、
下記のような点も確認してみてください。

理由を確認する

まず、自然故障ではない、と言われてしまった場合には
業者の方に”理由”を確認してみてください。

あなたに”本当に思い当たる部分がない”のだとすれば
そのまま泣き寝入りすることはなく、
理由を確認するぐらいは全然良いので、
理由の説明がなければ確認してみましょう。

もちろん、自分が勘違いしている可能性も
0ではないと思いますから
いきなり怒鳴り出したり、文句を言ったりするのではなく
「それはどうしてですか？」と、言うような感じで
丁寧に、マナーを守った上で確認してみてください。

説明された理由に”心当たりがある”場合や、
”もしかしたらそうかもしれない”と思う場合に関しては、
これは、諦めるしかありません。

”もしかしたら”に関しては確認がかなり困難ですし、
向こうが”自然故障ではない”と言っている以上、
それに従うしか、現実的にはありません。

逆に全く心当たりがない場合に関しては、
もう少し色々と確認してみても良いです。

絶対にあり得ない場合は素直に伝える

もしも思い当たることがないのに、”自然故障ではない”と
言われてしまった場合に
理由を確認しても、”それでも全く思い当たらない”と言う場合は
”怒ったりはせずに”、冷静にそのことを伝えて下さい。

例えば”水濡れによるもの”と言われたけれど
一度も水に濡らしたこともなければ、思い当たる怪しいこともない場合は、
ちゃんとそのことを言った方が良いですし、
”強い衝撃による故障”などと言われたけれど、
そんな衝撃一度も与えていない、というような場合は
それをちゃんと伝えた方が良いです。

例えば家に子供がいて”子供が知らないうちに水を掛けたかもしれない”
みたいな場合は、これはもう確認しようがないですし、
仕方ないので諦めるしかありませんが、
家族も含め”絶対に（理由として）言われたようなことはしていない”と
断言できるのであれば、そのことを素直に相手に
伝えてみるようにしましょう。

その結果、どのような結論が出るかは分かりませんが、
もしも”本当に”言われるようなことに思い当たることが
ないのであれば、それを伝えてみてください。