不審者を見かけたらどうするべき?身の安全を守るために!

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「不審者」を見かけたらどうするべきか。

難しいところですね。

一言で「不審者」と言っても、相手も人間ですから
色々なタイプが存在します。

攻撃的なタイプもいますし、
不審者に見えるだけで実際には、普通の人だったり
することもありますし、
正常な思考能力を持っていない言葉の通じないタイプもいます。

相手の行動パターンも思考も、性格も
不審者それぞれ、異なりますから、
対処方法も「どれが正解」ということはありません。

ですが、いざという時のために
不審者から身を守る方法を覚えておくことは
とても大事です。

「その場その場の状況に応じて」適切な方法を
選んでいく必要がありますので、
「全ての不審者に対して、これが正解!」という答えはありませんが、
身を守ることを第1に、行動していきましょう。

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自分の「安全確保」を最優先に考える

不審者と遭遇してしまった場合、
最優先に考えるべきことは自分自身の「安全確保」です。
これを怠ってしまってはいけません。

正義感から不審者を捕まえよう!だとか、
声をかけてやろう!だとか、そういうことを最初に考えるのではなく
まず「自分の身を守ること」を徹底してください。

もしも、誰かと一緒に行動しているのであれば
その人の安全確保も含めて
「自分たちの安全確保」を最優先するべきです。

では、どのように対処すれば良いのか、
見ていきましょう。

状況に応じて、使い分けて下さい。

その場から離れる

まず、不審者があなたに気づいていなかったり、
あなたに直接話しかけたりしてきていない場合は
”関わらずにその場から離れる”ことを最優先してください。

変に、相手を刺激するようなことをしてしまい、
ターゲットになってしまうほうが危険です。

「不審者を見かけた」だけの状況である場合は
素早くその場から離れることを最優先しましょう。

してはいけないこととして、
・自分から声を掛ける。
・不審者の方を見つめたりする
・笑ったり(一緒に人がいる場合)ヒソヒソ話をしたりする
・いきなり走り出して逃げる(気づかれるので、自然な感じで歩いて立ち去る)
・不審者の方に近づいていく
・写真や動画を撮影しようとする
・その場にとどまる

などが挙げられます。
不審者を見かけても、不審者自身に気づかれていなかったり、
声を掛けられていない場合は、
”さりげなくその場から離れる”ことが、大切になります。

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話を切り上げて立ち去る

話しかけられた場合などに関しては
”明らかに相手が不審者”なら、話を途中で切り上げてでも
立ち去ってください。
この場合は、相手が話の通じるタイプなら
「人を約束がある」など、適当な理由をつけて
その場から離れるのが望ましいです。

相手が追ってこないなら、変に走らない方が良いですね
(走ることで、いかにも”逃げている”という雰囲気を相手に
伝えるため)

ただし、暴言や暴力、手を掴んでくる、追ってくるなどの場合は
全力で走ってでも、その場から離れてください。

相手が確実に不審者である場合、
”なるべく話を早めに切り上げて立ち去る”ことです。
身の危険を感じる場合は”話の途中”でも構いませんし、
走っても構いません。

助けを求める

これは、遭遇した不審者が追いかけて来たり、
あなたを明らかにターゲットとしていたり、
暴力などの行為があった場合に限りますが
「周囲に助け」を求めてください。

スーパーなど、逃げ込める場所があれば
逃げ込んでしまった方が良いですし、
無ければ大声を出して助けを求めるか、
防犯ブザーなどを利用してください。

不審者によっては、この時点で
撃退できます。
が、場合によってはそれでも追ってくる可能性も
ありますので、その場合はいち早く
交番、お店、職場など
”一番近くにある逃げられる場所”に駆け込んでください。

なお、有事の際には声が出なくなることもあるので
防犯ブザーなどを持っておくと、安心です。

場合により通報する

「相手が明らかに不審者」であった場合は
”自分の身の安全を確保してから”
通報することが望ましいです。

「あの人、なんか怪しいな」とか
そういうレベルでの通報は出来るだけ避けましょう。
普通の人なのに、怪しい雰囲気に感じてしまうような人は
街中にいくらでもいます。
それだけで通報していたら、キリがありませんからね…
(もちろん、通報された本人にとっても、
非常に嫌な思いをすると思います)

ただし、相手が確実に不審者なのであれば、
容赦なく通報してください。
まずは、あなたが安全な場所に移動することが
先決ですが、
安全を確保したら、必要に応じて
通報しましょう。
(不審者かどうか不確実な場合を除く)

自分自身が何か変なことを言われたり、
遠目から見ただけでも明らかにおかしかったり、
そういう場合は、安全確保後に通報してください。

本当に不審者なら、ずっと徘徊されていても
気持ち悪いと思いますし、
危険ですからね…

なお、緊急の状態(相手が追いかけてきている)などで、
安全確保が難しい場合は、
状況を臨機応変に判断しつつ、タイミングを見計らって通報してください。
(周囲に助けを求めて周囲に通報してもらったり、
お店など、安全な場所に駆け込んで通報してもらったりした方が
より安全です)

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反撃はリスクが高い。最悪の場合の最終手段

不審者相手に反撃したり、立ち向かったりするのは
「リスク」が非常に高いです。
相手が逆上するなりして、思わぬ反撃を受けてしまい
怪我をしてしまったり、
最悪の場合、命を落としてしまうような事態に
なることも考えられます。

そのようなことになってしまわないためにも
「反撃」したり「立ち向かったり」するのは本当に最後の手段に
しておいてください。

基本的には逃げることを最優先し、
相手を捕まえるのは警察など、専門の方に
任せるようにしましょう。

間違っても、変に正義感を抱いて、自分から
不審者の方に向かって行ったりしないように注意です。

もしも誤解だった場合、
あなたが罪に問われる可能性がありますし、
相手が不審者でも、必要以上に怪我を負わせた場合などに
関しては、後々問題になってしまう可能性もあります。

そういった部分にも、しっかりと注意をしていきましょう。

相手から暴力を振るわれるなど
「反撃しないと命の危険を感じる」などの場合のみ
”最終手段”として反撃する以外は、
反撃・攻撃などはしないことです。

家の周りに不審者がいる場合は?

逃げたりするのは、外で出くわした場合です。

もしも自分が家にいる際に、家の周りに
不審者がいる場合に関しては
「絶対に玄関を開けたりしないようにし、通報する」ことを
徹底しましょう。

間違っても、相手と直接接触してしまってはいけません。

また、勘違いである可能性もあるので、
「明らかに自分の家を狙っている・何かをしようとしている」
場合以外に関しては、しばらく様子を見るのも一つの方法です。

ただし、何か物色している可能性もあるため、
通報が必要だと感じたら、通報したほうが良いでしょう。

相手から気づかれるようなレベルで
相手を家の中から凝視したり、
相手に直接声を掛けたりするのは危険ですので、
慎重に行動してください。
声をかけた瞬間に、いきなり襲われる可能性も
否定はできません。

まとめ

不審者に遭遇した場合の基本は、
とにかく「関わらないようにすること」です。
「出来るだけ早く、さりげなくその場から立ち去る」か
相手に気づかれている場合は「とにかく逃げる」と、
いうことです。

不審者自体の対処は、警察に任せ、
必要に応じて通報するようにし、
間違っても、自ら立ち向かったりしないように、注意です。
(間違った正義感で身を滅ぼす人も実際にいますから、気をつけましょう)

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