オープン初日にお客さんが来ない・売上が悪い場合にはどうすれば?

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お店にとって”オープン初日”は
とても大事な日の一つです。

これから先、どうなっていくのか
ある程度知ることができる1日であるのも事実です。

新規店舗の開業だったり、
自分でお店を開いたり、
色々なケースがあると思いますが
いずれにせよ”オープン初日にお客さんが来ない”というのは
非常に”今後が不安な事態”です。

私も雇われ店長時代に店舗の移転を経験したり、
自営業で自分でお店を開いたりしたことがありますが
”オープン初日”というのは
やはりある程度人が来るものですし、
何なら”普段よりも、お客さんは多かった”のも事実です。

ですので、そのオープン初日にお客さんが来なかった、となると
色々と今後について考えていかなければいけませんし、
対策を打つべき部分に関しては、すぐにでも対策を
していかないといけません。

その点について、解説していきます。

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初日に人が来ない場合「そのまま」ではいけない

オープン初日にお客さんが来なかった場合に
「まだ広まってないからだろう」と考える人も
当然いると思います。

ですが、もしもそう考えて
”そのまま”で営業を続ければ
恐らくは”お客さんもあまり増えないまま”
次第に経営は苦しくなっていき、
早期で閉店することになってしまいます。

基本的に人間は
”新しくオープンするお店”にはある程度
興味を持つものであり、
”オープン初日”から、だんだんとお客さんの数は
”いつもの数”に落ち着く…というケースが多いです。

つまりは
”オープン初日は特別な盛り上がりを見せて”
その後は一旦落ち着いていく、ということです。

ですが、その初日に人が来ない、となると
”何かが欠けている”状態なので、
そのままお店を続ければ、お客さんはロクに増えないまま
経営も苦しくなり、破綻することになります。

そうならないためにも
オープン初日に人が来なかった、
あるいはほとんど来なかった場合は
”まだ最初だから仕方がない”ではなく、
色々な部分を見直していく必要があるのです。

告知は十分に行ったのかどうか

オープン初日にお客さんが来なかった、となると
事前の告知が足りていない、
あるいは全く行っていない可能性が考えられます。

ただ、もしも”告知をほとんどしていなかった”という
場合に関してはこれはまだ、巻き返しできる可能性が
十分にあるほうで、
”単純にあなたのお店が知られていないだけ”の可能性も
十分にあります。

この場合は”告知”の部分から見直し、告知をしっかり行い、
あなたのお店の存在を知ってもらう必要があります。

できれば本来”オープン前にちゃんとやっておく”べきことなのですが、
もしもそれをやっていなかったのであれば、
オープン後でも良いので、色々な方面で告知をするようにしてください。

古典的なチラシを投函する方法でも良いですし、
チラシを配っても良いですし、
現代的なネットなどで告知する方法でも良いです。
特に、ツイッターなどの場合は無料で使うことができる上に
やり方次第ではチラシ以上の効果を出しますので、
こういったことをしっかりとやっていく、ということが
重要になります。

・チラシでの告知(投函)
・チラシでの告知(手配り)
・ネットのSNSでの告知(ツイッターでもフェイスブックでも多ければ多いほど良い)
・ネットでサイトを作る
・商工会などに協力して貰えるなら力を借りる
・知り合いに何か手伝ってもらえることがあるならお願いする

などなど、自分にできることは何でも行い、
しっかりと自分のお店を告知してください。

これをやっていないと
”あなたのお店”のことなど、系列店でもない限り
”誰も気づかない”のが基本なので、
オープン前にそういったことを何もしていない、あるいは不十分なのであれば
それをしっかりとやることから始めましょう。

逆に、オープン前に告知はしっかりやったけど客が来ない”と言うのは
これは、現実的にはより深刻な事態なので、
さらに色々な方面で考えていく必要があります。

オープン前に告知をしてなくて人が来ない…なら
”気づかれていないだけかも?”と考えることもできますが
告知してたのであれば”気づかれてるけど人は来ない”ということですからね。

もちろん告知不足の可能性もありますので
告知は続けることは大前提として、
告知以外の部分も考えていく必要があります。

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外からお店だと分かるようになっているか

オープンしたお店が
”外からしっかりとお店だと分かるようになっているか”という
部分は非常に大切なところです。

例えば、看板はついているのかどうか、
看板は無くても、お店だと分かるようになっているのかどうか、
お店の入口がどこか分かるかどうか、
外から見て”営業中”だと分かるかどうか、
中の様子がある程度分かるようになっているかどうか、
夜に真っ暗になってしまっていないかどうか、
こういった部分をそれぞれ見直ししてみてください。

例えば、看板も出ていない、お店と分かるような貼り紙などもない、
入口も分かりにくい、となってしまえば
仮にあなたのお店のオープン日を知っていて、足を運んでくれた人が
いたとしても、”あれ?店なんてないぞ?”と思って
帰ってしまったりする可能性も十分にあります。

”自分”目線で見れば、当然自分のお店なわけですから
お店がそこにあることはすぐに分かると思いますが
”他の人の目線”で客観的に
自分のお店の入口が、分かりやすい状態になっているか、
それともなっていないかどうか、ということは
しっかりと考えておく必要があります。

もしも、分かりにくい場合に関しては
しっかりと”ここがお店だ”と分かるような
”外観作り”をしていく必要があります。

お金を掛ける・掛けないの問題ではなく
とにかく”お店かどうか、外から見て分かること”が
何よりも重要です。

入りにくくなっていないかどうか

お店が入りにくい雰囲気になっている場合、
人が寄り付かない可能性があります。

外観が特徴的すぎるような感じだったり
店舗の内部が一切見せない感じだったり、
扉が閉まっていて、営業中とも何も書いていない感じだったり…
これも、上のような点と被る部分ですが
”客観的に見て入りにくくなっていないかどうか”は
しっかりと見極める必要があります。

お店に魅力はあるのかどうか

今の世の中、ネットで大半のものは購入できる時代ですから
取り扱い商品・店舗内での企画・店の雰囲気・価格など
どこかで”秀でた部分がないと”お客さんはなかなか
やってきません。

お客さんがオープン初日から来ない、となると
”何か魅力に欠けている”可能性もありますし、
”そもそも需要がない商品”を取り扱いしてしまっている
可能性もあります。

・取り扱いしている商品
・提供しているサービス
・商品やサービスの価格
・店の雰囲気
・店ならではの楽しめる企画や要素はあるか

そういったものを全て見直し、
状況に応じてスピード感を持って改善してください。

告知も、外観も上手く出来ている(はず)なのに、
人が来ない場合”来るほどの魅力がない”ということだと
認識した方が良いです。

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取り返しのつかない部分も…

”立地条件”が悪すぎてお客さんが来ない…
”業種”が悪すぎて需要がない…

このような場合だと、なかなか転換するのも難しいです。

が、上のような理由でオープン初日から
人が来ていないのだとすると
この先もかなり苦しい状況が続くことになりますし、
そのままでは閉店することになってしまいますので、
場所は変えられないにしても、
その場所で出来る範囲内で色々と試していくしかありません。

最悪の場合は、立地条件をカバーできるのは
やはりネットの活用になるでしょう。

業種が悪すぎる場合に関しては
様子を見て、思い切って店の方向性そのものを
変えることも重要になります。

まとめ

オープン初日から人が来なかったり
厳しい売り上げを記録してしまった場合、
いきなり”あなたのお店はヤバいですよ”という
危険信号になります。

そのまま営業を続けても
残念ながら結果は見えているので、
”まだ大丈夫”なうちに、できる限りのことを
やっていく必要があるのです。

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