若者と高齢者の対立を煽る人が多いのは何故?その理由は?

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若者と高齢者の対立を煽るような行為も、
最近ではよく見かけます。

ニュースなどでもそうですし、
ネットなどでもそうです。

いちいち”若者が”とか
”高齢者が”とか、見る側に
怒りを与えるような表現を
したりすることも多い、というのが
残念なことですが、一つの事実です。

では、どうしてそのような表現をしたりして
対立を煽るような行為をしたりするのでしょうか。
その点についてを、見ていきましょう。

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なぜ煽るのか

若者と高齢者の対立を煽ったところで、
本来は、全く意味がありません。
余計に憎しみを持ったところで、
イライラするだけでしょうし、
個人的にも、社会としても
プラスになるような要素は、本来はないのです。

それなのに、若者と高齢者の対立を煽るような
”表現”をしたり、するような人・ニュースなどは
多いのです。

それは何故なのでしょうか。
それを見ていきましょう。

煽ると得をする人間がいる

まず、理由の一つとしては
”若者と高齢者の対立を煽ることで”
得をする人間がいる、ということです。

やたらと煽るような表現をしている人・企業は
これが目的の一つと言っても良いでしょう。

ニュース番組でもそうですし
ネットなどでもそうですが、
残念なことに「ごく普通に淡々と説明する」よりも
ちょっと煽った方が、
結果的に注目が集まってしまうことが多いです。

そのため、例えばニュース番組なら視聴率、
ネットなら、アクセス数などなど、
”より、注目を集めたい”という理由から
若者と高齢者の対立を煽るような表現している
ところがあるのも、一つの事実でしょう。

炎上商法とは少し違いますが、
これで「若者はダメだ!」とか「高齢者はダメだ!」とか
論争が始まると、結局、テレビならその番組、
ネットならその発言の大本だどが、注目を
集めることになり、
利益にもつながる、ということですね。

対立を煽ることでそれに対する
コメントや話題などがSNS上で盛り上がって
自然とアクセスなどが増えて行く…
ということです。

”煽ると得をする人間がいる”ということが
若者と高齢者の対立を煽るような発言・表現を
する人が多い理由の一つです。

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面白がっている人がいる

若者と高齢者の対立を
面白がっている人もいます。
野次馬のようなものですね。

これは、若者と高齢者の対立だけに限らず
”人が争ったり、もめたりするのを見る”のが
好きだったり、部外者の立場から
面白がってみていたり、
「悪趣味」だと思う人もいるかもしれませんが、
人間にはそういう人も案外多い、というのも
一つの現実です。

そういう人たちは、
特に、「儲かる」とかそういう理由が無くても
高齢者と若者の対立を煽ったりします。
何故なら、その争っている風景を見るのが
楽しいから、ということになりますね。

これも、高齢者と若者の争いを
拡大させてしまう”厄介な要素”の一つであり、
他のことでも、人と人が争うようなことを
煽って面白がっていることは、あると思います。

特に何も考えていない

対立を煽るような発言をしている人の中には
”特に何の目的もない”人も
当然存在します。

全く悪気がなく、自分の発言が
若者と高齢者の対立を煽る一因になってしまう…
ということをそもそも自覚していないような
ケースもありますし、
周囲がなんとなく争っているから
それに乗ってしまった…という感じの人もいます。

特に何の目的もなく、
結果的に若者と高齢者の対立を煽るようなことに
加担してしまっている人も、実際に
存在しています。

良くも悪くも、人間とは”流されやすい”生き物ですから、
これは仕方のないことと言えば仕方のないことで
防ぐのはなかなか難しいことです。

嫌う人も多い

実際に高齢者の中には「若者」を、
若者の中には「高齢者」を、
毛嫌いするような人も存在しています。

そういった人たちが若者を叩いたり、
逆に高齢者を叩いたりすることは
よくあることです。

そして、元々こういう人は
一定数存在していたのですが
最近ではネットで一般人が
大声を出せるようになったので、
そういった”負の感情”が昔と比べると
遥かに拡散しやすい状態になってしまっている、
というのも事実です。

ネットで”若者叩き”
”高齢者叩き”のようなことが拡散すれば、
それに影響されて、高齢者を、若者を憎むような人も
どんどん増えて行ってしまいます。
そういう悪循環が起きている、というのも
若者と高齢者の対立が悪化する要因の一つでしょう。

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ストレスをためている人が多い

ストレス社会、とも言われてしまうぐらいですから
今の時代、ストレスをためている人も非常に多いです。

ストレスをためていると、人間はどうしても
攻撃的になってしまいますから
そういった人たちの中には
若者叩きに走ったり、高齢者叩きに走ったり、
という人も確実にいるのです。

ストレス発散台として、
若者や高齢者が利用されてしまっている
ということです。

また、世の中に対して不満を抱えている人が
そういった”自分と異なる立場”の人間を
徹底的に叩くようなこともありますし、
今の世の中には、
狂暴化している人が多い、ということですね…。

実際に問題を起こす若者・高齢者も増えている

もちろん、高齢者と若者の対立…という面では、
大げさに煽ったりする人たちの存在だけが原因、
というわけでもありません。

残念なことに、実際に問題を起こす若者や
高齢者も増えているのです。

先にお断りしておきますが
「全員そう」というわけではなく
あくまでも”一部”の人の話です。
しかしながら、そう一部ばかりが
クローズアップされたり、目立ってしまうため、
若者から高齢者に対する見方が悪くなったり、
逆に高齢者から若者に対する見方が悪くなったり
してしまう、というのも事実です。

例えば若者だと、
マナーを守らずやたらと騒いだり、
非常識的な行動をするような人がいたり、
高齢者だと”キレやすい高齢者”だとか、
お店で接客していると分かりますが、理不尽なクレーム行為だったり、
自分の年齢に見合わない行動(車の運転など)から
事故を起こしたりすることもあります。

こういった人たちが、
余計に対立を招いてしまっている、というのも
現実です。

あくまで「ごく一部」ではありますが、
そういう「一部」と接していると
”全体”のイメージまで、悪くなってしまうのです。

全員が全員そうではない

若者にも、高齢者にも、
どうしようもない人間はいます。
キレやすい高齢者、常識はずれの若者もいます。

ですが、”若者”であろうと、”高齢者”であろうと
最終的には「個人」によって
その考え方も性格も行動も違います。

高齢者であっても、穏やかで
ちゃんと常識的な考え方が出来る人もたくさんいますし、
若者であっても、まるで人生50年以上
生きてきたかのように理知的な人だっています。
最終的には”その人個人”の問題です。

若者、だとか、高齢者、だとか
ひとくくり決めつけすぎるのも危険です。
また、これまでご紹介してきたように
不必要に”煽る”人が多いのもまた事実です。

そういったことに軽々と乗せられないように
することは大事ですし、
注意しておきましょう!

まとめ

若者と高齢者が争ったところで、
何もメリットはありません。
悪いことは悪い、と言うことは
大事なことですが、
無駄な争いは何も生みません。

若者と高齢者の対立を煽るような
情報も、世の中にはたくさん
出回っています。
そういったもので、いちいち腹を立てて
争っても、あなたにとっても、相手にとっても
何の得もありませんから、
その点は、ちゃんと理解しておき、
無駄な争いは避ける、ということも
大事なコトです

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