冬場のお風呂に要注意!ヒートショックから命を守る7つの対策!

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冬場のお風呂には、
恐ろしいものが潜んでいます。

それが
「ヒートショック」と呼ばれる現象で、
場合によっては命を落とすことになってしまいます。
お風呂に入っていて、事故により亡くなった、という
事例は聞いたことがあると思いますし、
このヒートショックにより亡くなってしまう方は
実際に多く存在しています。

そのようなことになってしまわないためにも
ヒートショックとは何か?
どのような点に注意すれば良いのかなどを
しっかりと理解しておき、
できるだけ安全にお風呂に入ることを
心がけていきましょう。

お風呂で命を落とす…なんて最後
イヤですよね…?

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ヒートショックとは何か?

ヒートショックとは
急激な温度変化により、血圧が激しく上下
することによって起こる現象で、
室温が下がりやすい冬に多く起きる現象です。
12月から2月などの時期に多く、
最悪の場合は、命を落とすことにも
繋がってしまいますから
注意をしておかなくてはいけません。

高齢者の方に比較的多い現象ではありますが
高齢者でなくても発生することが
あるために、「まだまだ自分は若いから!」と
いう人も注意はしておかなくてはいけません。

症状としては
手足のしびれだとか震えだとか、
ふらっとした感じだとか
そういった軽いものもありますが
心筋梗塞や脳梗塞に繋がる可能性があり、
最悪の場合はお風呂の中で亡くなることになります。

そのようなことになってしまわないためにも
しっかりと対策をしておく、ということは
大事なことになってくるのです。

では、ヒートショックを起こさないためには
どのような点に注意をすれば良いのでしょうか。
その点をじっくりと見ていきましょう。
それほど対策は難しいことではありませんから、
頭の中に入れておくことをおすすめします。

長湯をしない

長湯をしないようにすること。
これは基本的な安全対策のためのポイントです。
長く入浴していればしているほど
危険性は高まって行きます。
10分、20分、30分と長湯するのではなく
数分程度で入浴を終わらせておくのが
安全なポイントの一つになります。

長湯をするとだんだん眠くなって来てしまったり
湯船の中で眠ってしまったりすることも
あると思いますから、その点にも注意を
するようにして下さい。
眠ってしまってそのまま…なんてことも
ないわけではないですからね。

また、お風呂の中で寝てた!
すぐに眠くなってしまう、という人は
実は失神している可能性もありますので、
その点も注意をするようにして下さい。
気持ちいい気分のまま
そのまま…なんてことになったら
笑い話にもなりませんからね…。

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お風呂の温度に気を付ける

お風呂の温度をあまり熱くし過ぎると
ヒートショックを引き起こす原因の
一つになってしまう可能性もあります。
この点にも気をつけるようにして下さい。

何度も「おいだき(モノによって名前が違うかも)」して
お風呂を沸かしたり、
お風呂の温度をそもそも熱すぎる温度に
最初から設定して居たり…
そのようなことがあると、
身体に大変な負担をかけることになってしまいますから
ちょっと寒く感じても、
ある程度、お風呂の温度は、少しぬるいかな?ぐらいで
維持しておくと良いかと思います。
40度超えのアツアツのお風呂などに
日常的に入っている場合は
少し注意をした方が良いですね。

急にお風呂から出ない

これはどういうことかと言うと、
突然浴槽から立ち上がったりせずに
少しずつゆっくりとお風呂から
出るようにする、ということです。

お風呂からガバッと!立ち上がると
結構ふらふらと立ちくらみしたり
きつい感じになることもあると思います。
場合によってはヒートショックの
引き金になってしまう可能性もありますから
お風呂から出る際は少しゆっくり目に
出るようにすることを心がけましょう。

慌てて飛び出るようなことになると
身体に負担をかけることになってしまいますから
そうなってしまわないように、注意が必要です。

温度差をなるべく無くす

浴室前の部屋の温度の調節も
大事な要素のひとつになってきます。
普段、自分がいる部屋はストーブなどで
暖かくなっているケースが多いと思いますが
そうなると、
部屋(暖かい)⇒廊下や浴室前(寒い)⇒浴室(暖かい)と
なって、温度変化の中、何度も移動をすることに
なってしまいます。
そうなってしまうと、身体にも大きな負担を
与えることになってしまい、
ヒートショックのリスクを飛躍的に
高めることになってしまいます。

そうなってしまわないためにも
出来る限り温度差を無くしておく、
ということが大事になります。
もちろん、全ての部屋をぽかぽかに
しておくと電気代などの問題も
あると思いますから
自分に出来る範囲で
なるべく浴室と他の部屋の温度差が
出てしまわないように
注意することが大切になります。

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食後すぐや飲んだあとは危険

食後すぐに入浴したり
飲んだすぐあとに入浴したりするのは、
これもヒートショックのリスクを
高める行為になります。

飲んだ後、というのはアルコール類のことです。
通常の水分であれば構いませんが
アルコール類は危険なので
注意して下さい。

食後の場合は1時間程度空けることが
望ましいとされていますが
仕事の都合上、なかなかそれが
難しい!という人がいるのも事実では
あるかと思います。
そんな場合は、入浴⇒食事の順番に
するなどして、工夫をするようにしましょう。

特に、飲む人は注意しなくてはいけません。

同居している人間がいる場合は…

同居している家族や人がいる場合は、
お風呂に入ってくることを伝えておく、
ということが大事なポイントの一つになります。

何も伝えていないと
”お風呂に入っている”ということに
家族が気付くことができずに
”万が一何か起きた場合”に
対処が遅れる可能性があります。

家族にお風呂に入ってくることを
伝えてあれば
万が一ヒートショックのようなことが
起きてしまった場合にも
発見が早まる可能性がありますから、
周囲の人間にお風呂に入ることを
伝えておく、ということも
大事なことの一つになります。

あまりにも長湯をしていれば、
”あれ?出てこないなぁ”ってことに
なってくれると思いますし、
ただ長湯していただけなら
「あ、大丈夫だねー」で済む話ですし
ヒートショックなどを起こしている場合は
発見が早まり、助かる可能性も高まります。

呼び出しボタンなどを確認

お風呂の中で体調の異変を
感じ取った場合は、お風呂の中にある
「呼び出しボタン」をすぐに使うことができるように
予めその場所を確認しておく、ということも
大事な部分のひとつになります。

呼び出しボタン(名前はモノによって違うと思います)は
そんなに難しい位置にはないでしょうから
その位置をしっかりと把握し、
自分で入浴中に異常を感じた場合は
家族を呼び出すことができるように
準備をしておく、というのも大事な
ポイントのひとつになりますね。

ただ、ヒートショックはいきなり来るものですし
押す余裕もないかもしれませんし
そもそも一人暮らしである場合は
呼び出しボタンを押しても意味がありません。
ただ、何も知らないよりは
覚えておいた方が、安全性としては
高まるでしょう…。

まとめ

ヒートショックは本当に
恐ろしいもので
”さっきまで元気だったのに”
いきなり人生を終えることになってしまう
可能性もあるものになりますから、
しっかりと注意をしておかなくてはいけません。

”自分は大丈夫だろう”などと
思わずに、出来る範囲内での対策をすることは
大事なことになりますし、
もしも自分がヒートショックを起こした時に
後悔しても、もう手遅れである可能性も
あるわけですからね…。

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