風呂なし物件のメリットとは?何か良いところはあるの?

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風呂なし物件に好き好んで住む人もいる…

真偽はともかく、そんな話題をネットやニュースなどで
目にすることもあります。

しかし、”風呂なしの物件に何かメリットなんてあるの?”と
疑問を感じるような人もいると思います。

確かに、お風呂が家にない、となると
身体を洗うだけでも、銭湯などに足を運ばないと
いけなくなりますし、大変なのは事実ですよね。
仕事帰りなどで疲れている時にも、そういった施設に
足を運ばなければならず、想像しただけで
”大変”と感じる人も多いのではないでしょうか。

ですが、風呂なし物件にもメリットが全くないわけではありません。

人間、感じ方は人それぞれですから、
そういったところに魅力を感じて、自ら”風呂なし物件”と呼ばれるような
物件を選ぶ人もいる、というわけですね。
(もちろん、費用的な問題でやむを得ず選ぶ人も多いでしょう)

そんな、”風呂なし物件”にはどのようなメリットがあるのかを
見ていきましょう。

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風呂なし物件の利点とは?

ここから先では風呂なし物件のメリットとなる部分を
順番に解説していきます。

人によっては”それは別に…”と、メリットに感じない部分も
あるとは思いますが、
個人個人によって感じ方は違うと思いますので
そういった部分も含め、メリットとなる可能性のある要素を
見ていきましょう!

もしもメリットとなる部分に、自分自身も魅力を
感じるのであれば、部屋探しをするような機会がこの先あれば
検討してみても良いかもしれません。

もちろん、逆に”いや、風呂なしはきついでしょ”と思うのであれば
お風呂のある物件を優先的に選んでいけば良いだけのことです。

このあたりは、人によって感じ方も大きく異なると思いますから
”自分の思うように”選んでいくのがベストです。

では、風呂なし物件のメリットとなる部分を見ていきましょう。

家賃が比較的安い

もちろん、風呂なし物件であっても
家賃は一定ではなく、その場所やお風呂以外の環境、
建物の築年数など、色々な条件によって決まるので
風呂なし物件でも”ある程度の金額”のところはたくさんあります。

しかしながら、”お風呂がない”ということは
やはり、”賃料を下げる大きな要素の一つ”であることは
紛れもない事実なので、
家賃は”お風呂がある物件”と比べれば
全体的に安い傾向にあります。

”家賃”は、毎月支払うことになるお金ですから、
当然のことながら1ヵ月数千円であったとしても
その差はかなりのものになります。

風呂あり物件に比べると、全体的に
家賃は低めに設定されている物件がほとんどなので、
”少しでも節約したい”という人は
風呂なし物件も視野に入れてみるのは良いでしょう。

ただし、”どこかでお風呂に入る”必要はあるために、
浮いた費用全てがそのままお得になるわけではありません。

さすがにずっと身体を洗わずにいるわけにはいきませんし、
風呂なし物件を選択する場合は
銭湯やスポーツジムなど”お風呂に入る手段”は
確保しておかないといけないため、
そこの部分に費用・時間はかかります。

ただ、それを差し引いても、”費用の面”だけ考えれば
合計金額では、風呂なし物件のほうが、後述する理由からも
安くは済むはずです。

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水道代やガス代の削減になる

”お風呂”に入れば
当然のことながら、仮にシャワーだけで済ませたとしても
それなりの水・ガスを使うことになります。

そのため、お風呂が自宅にある場合は、
水道代やガス代が高くなります。
それだけ使うわけですから、当然と言えば当然のことですね。

ですが、風呂なし物件の場合は
少なくとも、自宅でお風呂に入ることはないわけですから
水道代・ガス代に関しては
風呂あり物件に比べれば、全体的に大幅に下がるはずです。
(もちろん、お風呂以外の部分で無駄遣いをしていれば話は別ですが)

ついでにこれは微々たるものだとは思いますが
お風呂に入らない分、電気代もわずかに下がるでしょう。

例えば銭湯に通うならその間の時間、家の電気は消えているはずですから
水道代・ガス代ほどではないとは言え、
費用の削減にはなるはずです。

先程の家賃の部分と合わせると、費用的にはかなりの
削減になってくるのも事実です。

風呂掃除をする必要がない

ここまでのメリットは”金”の部分でした。

”結局のところ、金があれば選ぶ必要はない”と
思う人もいるでしょう。
確かに、↑のメリットだけであれば
それはその通りですが、
風呂なし物件のメリットは、まだ他にもいくつか、
存在しています。

そのうちの一つが”風呂掃除をしなくていい”と、
いうことですね。

自宅に浴室がある場合は、当然のことながら
”風呂掃除”をしなくてはならず、
それをせずに放置していた場合は、衛生面での不安も
生じますし、そんな汚いお風呂に
入りたくないですよね。

ですので、掃除を定期的にしなければいけませんし、
掃除以外にも、例えばシャワーが壊れただとか
給湯器が壊れただとか、そういった事態になってしまった場合は
”メンテナンス”を行う必要もあります。

自分の持ち家なら当然、修理費用なども掛かりますし、
そうでない場合も、場合によっては修理費用が掛かることがあり、
これも出費・手間になりますが、
風呂なし物件の場合は、そもそもお風呂がないので
そのようなことを心配する必要はありません。

掃除・メンテナンスの必要がないので
この分の手間は省けますし、
当然、またお金の話になってしまいますが
風呂掃除をする際に使うお湯による水道代、ガス代、
それに洗剤などを用意する費用、
修理の際の費用など、そういったものも浮きます。

当然、風呂なし物件の場合
”自分で銭湯などに通う”と、いう別の手間は
掛かるようになりますが、
”それでも風呂掃除の方が面倒臭い”と感じる人にとっては
風呂なし物件は大きなメリットの一つになるでしょう。

部屋が広い物件も多い傾向

”お風呂”がない分、当然スペースとしては
余りますから
”同じ建物の広さ”で考えると
風呂あり物件よりも、風呂なし物件の方が
当然のことながら”部屋に使うことのできるスペースが広い”と、いうことに
なります。

これも一つのメリットにはなりますね。

当然、各物件によって広さは違いますし
”お風呂がない分、さらに小さい”物件などもあると思いますが
仮に、賃貸Aと賃貸Bの大きさが同じだったとして、
Aは風呂なし、Bは風呂ありだとすると、
Aの物件の方が、突然”お風呂がない分”広くなる、
ということです。

都合よく全く同じ構造の賃貸で風呂あり・風呂なしが
近くに存在している、などということは
ありませんが、”建物の広さの割に”
風呂なしの物件は、部屋やその他に取れるスペースが
当然大きくなるために、
風呂以外の部分は、同じ規模の部屋に比べて
広く感じるようなところは出て来るかと思います。

こういった部分も、人によっては
当然メリットに感じる部分は
出てくるのではないでしょうか。

ここまで紹介してきたように、主に”費用面”の
メリットが中心なのは事実ですが
費用面以外にもメリットはいくつかあるので
そういった部分に魅力を感じるのであれば、
風呂なし物件も選択肢の一つにはなるはずです。

まとめ

”風呂なし物件”にするべき!という話ではありません。
あくまでも客観的に見れば”こういうメリットはある”と言うお話で、
最終的に判断するのは自分自身です。

↑のようなメリットを見て「この程度か」と思う人は
風呂ありの物件を選んだほうが、もちろん良いですし、
逆に「これはいい!」と思うのであれば
風呂なしも視野に入れてみればいいと思います。

最後に決めるのは自分自身なので、
メリットもデメリットも理解した上で、
検討していきましょう!

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