こんな時は学校の保健室を使ってもいいの?詳しく解説!

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学校に用意されている「保健室」は
どのような時に使ってよいのかどうか。

悩む人もいると思います。

もちろん、学校によって
ある程度のルールは違うと思いますし、
保健室の先生の考え方次第でも、
ある程度”ここまでは許してもらえる”だとか
”ここからは許さない”だとか、
そういう線引きは異なって来ると思います。

ですが、大体の目安として
”こういう時は保健室を使うべきではない”ケースや、
”こういう時は遠慮せずに保健室を使うべき”ケースなどが
存在するので、
その点を解説していきたいと思います。

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どんな時に保健室を利用すればいいの?

保健室は、”体調不良の時に”使うための
部屋です。

そのため、人によっては
一度も学校で体調不良にならなかったり、
怪我をしたりすることもなく、
保健係や保健室に関係する委員会にでもならない限り、
検診ぐらいでしか”訪れるタイミングのない”人も
出て来ると思います。

ただ、無理に我慢する必要は全くなく、
”保健室が必要”なのであれば
遠慮なく使ってもらって大丈夫なので、
使っていいタイミングと、
使うべきではないタイミング、
このあたりについて、しっかりと把握しておくと
良いかと思います。

では、色々なパターンごとに保健室に行っても
良いのかどうか、解説していきましょう。

熱が出て来たとき

これは、保健室を利用しても当然大丈夫です。

明らかに熱がある場合はもちろん
”熱がありそう”と感じるレベルであっても
保健室を利用して大丈夫ですので、
体調的に大丈夫なのであれば休み時間に、
授業中であっても、本当に厳しい場合は
先生に理由を伝えてそのまま保健室に行くと
良いと思います。

熱がありそう(あるいはある)状態で
保健室を訪れれば、保健室に体温計が必ずあるはずなので
そこで熱があるか、ないかを検温してもらうことができます。

もしも”勘違い”で熱が無かった場合に関しては
それはそれでよいですし、
(熱が無くて良かったね、で終わることです)
本当に熱があった場合に関しては、
その後の対応を保健室の先生や担任の先生と話しながら
考えていくことになります。

保健室で少し休んでから、のケースもあれば
そのまま早退などをして帰宅する、というケースもありますが
このあたりは”熱がどのぐらいあったのか”
”ほかの症状はどんな感じか”などから
判断していくことになります。

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咳が出て来たとき

咳だけで保健室に行く…というところは、
何とも言えないところですが、
咳以外にも症状があったり、
熱もありそうな場合、
あるいは咳があまりにも酷い場合などに関しては
保健室を利用して、一旦休んだり、
検温したり、という対応を取るのも、
一つの方法です。

ちょっと咳き込んだぐらいでは、
保健室へ…と、いうことにはあまりならないと思いますし、
普段から余程真面目にやっている場合以外は
「咳が出て来たので保健室に…」と、先生に言っても
通用しない可能性があります。

そのため、咳の場合に関しては
咳の度合いや、他の症状の有無などで
判断していくと良いと思います。

もちろん、本当に辛い時には遠慮なく保健室を使って構いませんが
「少し咳が出て来たな、よし!保健室に行こう!」ぐらいのレベルで
簡単に保健室を使うのは、やめましょう、ということですね。

腹痛が出て来た場合

腹痛に関しては、保健室を利用して構わないと思います。
これも”ほんのちょっと”ぐらいであれば、
まだ様子を見た方が良いと思いますが
本当に痛い場合や、お腹をこわした場合などは
遠慮なく保健室に向かいましょう。

そこで安静にするなど、
何らかの対処ができるはずです。

また、お腹の調子をこわしている場合は
当たり前のことですが、場合によっては
保健室よりも先にトイレを優先して下さい。

吐き気がする場合・吐いた場合

これに関しても、すぐに保健室を利用してください。

実際に吐いてしまった場合に関しては
状況に応じて早退や、保健室で休むなどの
対応を取る可能性もあります。

吐き気に関しては、本当にどうすることもできませんし、
あまりに我慢しすぎて、教室で吐いてしまったりしても
大変ですから、たとえ授業中であっても、
遠慮することなく、保健室を利用するようにしてください。

もちろん、授業中に保健室を利用するのであれば
その時の先生にはちゃんと許可を取るようにしてください。

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頭痛など、他の部位の痛みがある場合

これも、痛みの度合いが強い場合に関しては、
保健室を利用してもらって大丈夫です。

頭痛の場合も、症状が酷ければ
風邪の可能性もありますし、
何か良くない状態になっている可能性もありますので、
しっかりと保健室で状況を確認するなり、
安静にするなりして下さい。

怪我をした場合

保健室の利用は病気だけではなく”怪我”も
利用するタイミングの一つです。

遊んでいて怪我をしたり、体育の授業などで怪我をしたり、
友達とのトラブルなどで怪我をしてしまったりした場合に
関しては、保健室で治療を受けるようにしましょう。

保健室には怪我をした際の応急処置となるようなものが
たくさん揃っているので、
怪我をした場合、そのまま放置することなく、
保健室で治療を受けるようにしてください。

休み時間の場合であれば自分で、
授業中の場合は先生の指示に従い、対応してください。

単に疲れたなどの理由で休憩目的で利用するのは?

単に疲れたなどの理由で保健室を利用するのは
”本来の用途とは異なるため”に、
できるだけ控えるようにしましょう。

休み時間の間で、保健室の先生や他の利用者に
迷惑にならないような範囲内であれば
場合によっては平気かもしれませんが
授業中や、本当に保健室を必要としている人が
いるような場合は、利用を控えるようにしてください。

これだけの理由で保健室の利用を続けていると、
やがて周囲からサボりだと思われたり、
先生からの評判が落ちたりする可能性もあります。

当然のことながら”最初からサボる目的”もNGですし、
”特に用はないけど保健室に足を運ぶ”も、当然のことながら
NGとなります。

精神的な悩みなど

自分の中で悩んでいるようなことがある場合は、
保健室を利用しても良いのかどうか。

これに関しては、特に問題はないと思います。
担任の先生や、保護者よりも相談しやすい場合に関しては
保健室の先生に相談してみても良いでしょう。

ただ、どの程度相談に乗ってくれるのかどうか、
悩んでいることが解決するのかどうかに関しては、
話をしてみないと分かりません。

また、学校によっては保健室だけではなく、
カウンセラーの人が来ているようなところもあるので、
その場合は、悩みに関しては
保健室よりも、スクールカウンセラーの人に
相談してみることをおすすめします。

特別な事情がある場合

病気やケガなどでなくても、
委員会などの仕事で保健室を訪れる必要がある場合、
他の生徒の付き添い、
何らかの事情で教室に登校できず、
先生などから許可が下りている場合など、
そういった場合に関しては
保健室を利用して貰っても問題ありません。

何か事情がある際には怪我・病気以外でも
全然入って大丈夫ですので、
このあたりは必要に応じて対応していきましょう。

まとめ

保健室の利用について解説しました。

基本的には「体調が悪くなってしまったとき」と、
「怪我などをしてしまったとき」が、保健室の
利用の中心になるかと思います。

急ぎでなければ休み時間に訪れるのがベストですが、
怪我だったり、本当に体調が悪かったりする場合は
授業中でも構いませんので、先生に一声かけて、
保健室に行きましょう。

なお、”普段から不真面目”な学校生活を送っていると
本当に調子が悪くても信じてもらえない可能性が高まるので
注意してください。

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