お店でセールの予告をする場合は「開始日」を明記することが重要!

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お店では「セール」を行うこともあるかと思います。

もちろん、急にセールを実施しても構いませんし、
突然のタイムセールなどを行うのも
一つの手法ではありますが、
「事前に告知してセールを行う」場合も多いと思います。

私が以前勤務していたお店でも、
セールを事前に告知して、
大々的に行うようなことがありました。

そんな”事前にセールの告知をお店などで行う際”に、
絶対に忘れてはならないことが

”セールの開始日をしっかりと明記する”ことです。

これを怠ってしまうと、十分にセールや
キャンペーンの効果を発揮することが出来ずに、
せっかくセールやキャンペーンを展開しても
”無駄遣い”になってしまうことがあります。

そのようなことになってしまわないためにも、
しっかりとセールの開始日を明記する、
ということを徹底していきましょう。

開始日を記載する意味や、
万が一忘れてしまった場合に考えられるトラブル、
対処方法などをそれぞれ解説していきます。

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セールの予告をするなら「開始日の明記」は必須

店内でPOPなどを貼って告知する場合でも、
お店のSNSやサイトなどでセールの予告をする場合でも
”セール開始日を明記すること”は、
絶対に必要な”忘れてはならないこと”です。

POPで告知するのであれば
POP内に「何月何日~」と書く必要がありますし、
ネットで告知するのであれば
セール・キャンペーンなどの告知画像自体に
日付を入れるか、文章で開始日をしっかりと明記
しておくかする必要があります。

セールの告知をした時点から
”既にセール開始”しているなら開始日は別に
書かなくても良いですが、
セールの告知をする時点では
まだそのセール・キャンペーンを開始していない状況
なのであれば(例えば来週からスタート、など)
しっかりと開始日を明記しておくことは
”必須”です。

これが出来ていないと余計なトラブルを招くことに
なってしまいます。

開始日を明記しないとトラブルに発展する

セールやキャンペーンを、
開始日以前に店内POPや、サイトなどで告知する場合に、
”開始日”を明記していないと
お客さんとのトラブルの原因になります。

何故なら、お店にPOPなどを掲載していれば、
当然”今日からこのキャンペーン・セールを実施している”と
お客さんは判断するためです。

”開始日が書いてあるのに”お客さんが勝手に
今日からだと判断した場合、
これはお客さん側が悪いですが、
そうではなく”開始日をどこにも書いていない”のに
お客さんが勘違いした場合は、これは
お店側の責任となりますし、
何かクレームがついた場合も、反論することもできません。

場合によっては非常に大きな問題となる場合もありますので、
”まだ始まっていないセールやキャンペーンの告知”なのにも関わらず、
開始日を明記していない、なんてことにならないように
よくチェックしてからお店に掲示・ネットで告知を
するようにしてください。

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見やすく・分かりやすく明記する

キャンペーンやセールの告知を行う際には
お店・ネット問わず、
”見やすく”そして”分かりやすく”を心がけるようにしてください。
そんなに難しいことではないです。

わざと文字を小さくして、誤解を誘発させようとしたら、
わざとごちゃごちゃと回りくどい書き方をして
分かりにくくするのではなく
「5月15日スタート」だとか「5/15開始」だとか、
そういう分かりやすく、シンプルに、そして大きめに
告知を行うことです。

間違っても、下の方に小さく「※5/15~」みたいなことを
書いておいて
”ここに書いてあるじゃないですか!”なんてことを
しないようにしてください。

書いてないよりは確かにマシですが
”意図的にお客さんを騙そうとして、文字を小さくした”なら
論外ですし
”悪気はないけどそうなってしまった”という場合でも、
そういうことを自然にしてしまう、というのは
お客さんに対する配慮が全く足りていません。

必ず、”見やすく”かつ”分かりやすく”、
明記することを心がけるようにしてください。

開始前なのに開始日を明記せず告知してしまった場合

この場合は、
すぐにでも”開始日を明記したもの”に差し替えるようにしてください。

店内に掲示したPOPはもちろん、
ネット上などに載せた画像なども含め”全て”です。

今すぐにでも開始日を明記したものに差し替えて
”少しでも誤解を減らしていく”ことが重要です。

そうでないと、
”今日からそのセール・キャンペーンをやっている”と
誤解してしまったお客さんが、どんどん増えて行ってしまいますし、
そうなってしまった場合は、お店側の責任になります。

”開始日の明記を忘れた”あるいは不十分だったと思う場合
一刻も早く修正するようにしてください。

指摘された場合はどうすれば?

キャンペーンの開始日やセールの開始日を明記せずに、
予告POPを出してしまった場合、
↑で書いたようにすぐに修正して貼り替え・修正を
行うことはとても大事なことですが、
それをすぐに行ったとしても、
既に”一部のお客さんは今日からセールが始まっている”と
認識してしまっている可能性があります。

そのため、レジや会計の際などに
”あれ?セールやってないんですか?”などと
突っ込まれる可能性があります。

この場合の正しい対応としては
”セールを適応して販売する”しかありません。

”開始日を明記せずに予告POPを掲示してしまった”
という場合、これはお店側の責任ですし、
仮に”店頭POPには開始日は明記してなかったけど、
サイト上にはきちんと開始日も書いてあった”と言う場合でも
全てのお客さんがネットを見てから来るわけではありませんし
店頭で開始日が明記されていなかった場合
お客さんは当然”今はセール中”だと認識します。

ですので、これは”お店が悪い”ので、
セール開始前だったとしても、セール価格で
販売するしかありません。

ここで、
”いえ、このセール・キャンペーンは来週からなので”と
言っても”開始日書いてませんよね?”ということに
なってしまいますし、
お客さんも超能力者ではないので、
開始日が書いていないのに「この告知は予告だ」なんて
分かるわけはありません。

私が店長時代もそうでしたが
こういう”管理不足”で、セール期間を間違えたりした場合は、
”割引するしかない”というのが答えになります。

ここで拒めば、後にSNSなどに写真付きで問題を指摘されて
大問題になる可能性がありますし、
それをされても文句が言えない立場になります。

開始日の明記を忘れた場合
”悪いのは自分たちである”
この認識を忘れないようにしてください。

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後から問題になった場合は大きなダメージとなる

もしも、セール予告の告知を間違えて、
”これはまだ始まっていない”とお客さんからの申し出を
拒んでしまった場合、
後から大問題になるケースもあります。

例えばお店で指摘された際に
(まだ始まっていないセールでも)こちらの間違えなので
今回はセール価格を適応しておきます、とすれば
お客さんも不満はそれほど感じないでしょうし、
その場で謝って値引きなどをするだけで済みます。

しかし、そこで”まだ始まっていないから”と拒み、
そのまま帰らせてしまった場合は、
後から大問題となり、ネットで炎上したり、
最悪の場合ニュースになったりすることになり、
大きな問題に発展する可能性があります。

そうなってしまわないためにも
多少値引きでダメージがあったとしても
それは”ミスをした自分たちが悪い”と、授業料として考えておき、
その場でミスを認め、セールやキャンペーンを(今回だけ特別に)
適応する、という対応をするべきです。

後から大事になると、本当に取り返しのつかないことに
なりますからね。

まとめ

セールやキャンペーンの告知は極力間違えないように
するべきですが、
もしも、予告のPOPに開始日などを入れ忘れた場合、
指摘されたら、”開始前でも”セールや
キャンペーンの内容を適応するようにしてください。

それが、自分たちのミスによる影響を最小限に
抑えるために、一番有効的な方法となります。

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