備蓄米の放出でも米の価格が下がらない場合はどうすれば?対応策は?

この記事は約7分で読めます。

米の価格高騰への対策として
”備蓄米の放出”が、2025年3月に行われました。

価格の安定を目的とした備蓄米の放出は初めてですが、
この先も、同じような事例があれば、
放出が行われる可能性は十分に考えられることです。

では、備蓄米を放出しても十分な効果を得ることが
出来なかった場合には、どうすれば良いのでしょうか。

米の価格高騰という状況が続いてしまうことは、
望ましいことではなく、
その状況が続くことによって、
米に関連する商品やお店の更なる価格高騰を招く可能性があるほか、
米離れの加速なども起きる可能性があり、
単に”米が高い”以上の悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
(参考⇒米の価格高騰が続くとどうなる?

そのようなことを避けるためにも、
米の価格を押し下げる必要があります。

どのようにすれば米の価格は下がるのか、
それを見て行きましょう。

スポンサーリンク

備蓄米放出で米の価格は下がるの?

米の価格が高騰している理由は
その時によって様々だと思いますが
生産量の減少による品薄や、
抱え込んでいる業者などによる転売行為の横行など、
そういった原因での価格高騰の場合
”十分な量の放出”と、”効果的な方法での放出”を
することができれば、米の価格を下げることが
できる可能性は十分にあります。

ただ、原因次第では効果がない場合も考えられるほか、
備蓄米の放出量が足りなかったり、
放出の方法がイマイチだったり、
放出だけで満足してしまい、他の対応を一切しなかったりすると、
備蓄米放出の効果が十分に出ない可能性もあります。

そのようなことにならないためにも、
備蓄米を放出しても十分な効果が望めない場合には
下記のような対策を行い、さらに価格を押し下げる必要があります。

その考えられる方法を見て行きましょう。

追加の放出を行う

備蓄米の放出を行っても十分な効果を
確認することが出来ない場合、
”まだ価格を下げるには量が足りない”ということが
一つ、原因として考えられます。

特に品薄での価格高騰や、
転売業者など、悪質な業者による価格高騰が起きている場合は、
とにかく”物量”によって、価格を抑え込んでいく必要があります。

備蓄米を放出しても、米の価格が下がらない場合には
2回目、3回目と備蓄米の放出を絶え間なく行うことで
価格を下げることができる可能性もあります。

ただ、他の原因を見落としていたり、
備蓄米の放出方法が有効的な方法を取っているとは
言えない状態だったりする場合は
”備蓄米を無駄に放出している”状態になってしまう恐れもあります。

そのため、物量で価格を押し下げていくことも当然有効な手段では
ありますが、効果がなかなか出ない場合に関しては
”戦術の見直し”といったこともしていく必要があります。

備蓄米も”無限”に存在するわけではなく、
限りがありますから十分に効果が出ていないと感じられる場合には
量を確保することも重要ですが、他の部分で何か対策をしたり、
あるいは落ち度がないかどうか、ということを確認していく必要があります。

スポンサーリンク

”発言”で価格を下げる

備蓄米の放出などと組み合わせて
”強気の発言”をすることによって転売業者による
米の抱え込みなどを阻止し、米の価格高騰を抑えるのも
戦術の一つです。

具体的な行動を伴うものと比べれば、その効果は
薄いとは思いますが、
例えば弱気に「備蓄米を出すかどうかは分かりません…」な態度を
行政が示すよりかは
「価格が下がるまで何度でも放出する」と言う態度のほうが
当然、転売業者なども警戒・委縮して
良い方向に繋がる可能性もあります。

”ハッタリ”も時には大事だということですね。

放出の方法を再確認する

備蓄米を放出しても、十分に価格が落ちない場合、
”放出の方法”に問題がある可能性があります。

例えば、落札形式で放出していると
結局価格が上がってしまい、販売時に十分に価格が
下がらない可能性がありますから、
”こう”と、価格を決めてしまい、業者にそのまま売り渡したり、
あるいは仲介の業者を通さずに販売店に直接販売できるような
仕組みを検討したり、
とにかく”価格が上がらないような放出の方法”を
考えていく、ということが大事になります。

上でも書いた通り、備蓄米には限りがありますし、
災害発生時のためなどに備えて
全ての備蓄米をいきなり使ってしまうことは
できませんから、数で押す…ということはもちろん、
”効果的に放出する”ということも重要になります。

輸入米を増やしていく

国内の農業のことを考えれば
あまり推奨できる方法ではありませんが、
どうしても価格を下げることが出来ない場合は
海外からの輸入米を増やしていく、ということも方法の一つです。

海外からの輸入米の輸入量を増やすことができれば、
当然、コメ不足による価格高騰であった場合も
転売業者などによるものであった場合も、
ある程度の効果を発揮することができます。

また、輸入の条件によっては、
そもそも国内の米よりも安く販売できる可能性もあり、
米の価格を下げる、と言うことに関しては効果的になるでしょう。

国内の米農家にとっては打撃となりかねない対処法ですが
”どうしても価格が下がらない”ということであれば
そういう方法も視野に入れていく必要があるでしょう。

スポンサーリンク

転売などを法律で規制する

米の価格高騰が、米を抱え込んだり、
転売を目論む業者などによるものである場合は
法律でそれを規制することで対処するのがベストでしょう。

どうも、転売に対する法律での対処が非常に甘いですが、
転売はあらゆる業界に迷惑・打撃を与えている行為であるため、
”メーカー希望小売価格以上での販売を禁止する”あるいは、
”現在生産中の商品に限り、定価以上での販売を禁止する”など、
強い規制が必要になるかと思います。

転売に関してはますます状況が悪化しているため、
行政側も真剣に向き合い、法律での規制が必要になるかと思います。

出来ない理由を探すのではなく、とにかくやる、ということです。

米に限った話で言えば、感染症拡大時のマスクのように
特例でも良いので、とにかく素早く悪質な価格のつり上げ行為を
規制する法律を整えるべきです。

根本的な原因の見直し・対策

米の価格高騰が、米の生産量の減少など
”根本的な部分”が原因で発生している場合は、
その根本的な部分への対策・解消が
米の価格を押し下げることにも繋がります。

もちろん、上のような対策でもある程度効果は
出ると思いますが”その場しのぎ”に過ぎないので、
何か根本的な原因が別にある場合に関しては
そこを解消しなくてはならない、ということですね。

行政的な補助などを行う

何をしても価格を抑えきることが出来ない場合、
そのまま放置していると米離れの加速などが
懸念されます。

この場合に関しては行政的に
米の価格を”補助”により抑える形で
対応していくしかないかと思います。

もちろん、そういった予算も無限に
あるわけではありませんから
厳しい部分もあると思いますが
それでも、米は”主食”になるために
どうしても価格高騰が抑えきれない場合は
電気代などと同じように”インフラの一つ”として
対応していくしかありません。

まとめ

備蓄米放出でも価格を抑えられない場合
更なる備蓄米の放出や、放出方法の見直し、
転売の法規制、輸入米の増量など
あらゆる手を打ちつつ、
根本的な原因の解消を目指していくしかありません。

何もせずに放置し、米価格の高騰が続けば
色々な方面に悪影響が出ますから
そこはしっかりと対応しなければならないでしょう。

〇備蓄米関連のその他の話題〇
備蓄米はどこに売っているの?
そもそも備蓄米はどこに売っているのかを解説します。

備蓄米って安いの?
備蓄米は安いのかどうかを解説します。

備蓄米は食べられるの?安全性は?
備蓄米は安全に食べられるのかどうかを解説します。

備蓄米の随意契約の売り渡しで価格は落ちるの?
備蓄米の「随意契約」での売り渡しで価格は落ちるのか、そして課題点は何か解説します。

古古米や古古古米の味は?
古古米や古古古米の味について考え方のポイントを解説します。

食事関連トップに戻る
食事や食べ物関連のその他の情報は↑からご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました