米の高値が続くとどうなる?何が起きるのかを詳しく解説。

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米の価格高騰…。

これが、もしも続いてしまうと、
世の中ではどのようなことが起きていくのか。

この点について、詳しく解説していきます。

異様なコメの価格高騰は
”今までが安すぎたから”では済まず、
価格が上がるにしても、通常は”少しずつジワジワと”上がっていくもので、
米のようにいきなり価格が2倍レベルで高騰してしまえば
当然のことながら、”仕方ないね”で、飲み込める人は
少なくなります。

世の中全体で見ても、いきなり価格が2倍になるようなものは
そうそうないですし、それが生活必需品に近いレベルの商品となると
当然、困ってしまう人はたくさんいるわけです。

では、そんな”異様な価格高騰”の状態をもしも解消することができず、
これがずっと続いてしまうとどうなるのでしょうか。

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そのまま定着するのは難しい

いきなり”主食”とも言える米の価格が
倍のような値段になって
”これからはこの価格ですよ”となってしまうと、
当然のことながら”そのまま定着するのは”難しい、というのが現実です。

特に、ただでさえ他のものも価格高騰している状態で
「これが適正価格なんです」といきなり米を2倍にされてしまっては
「え…なんで今そんな酷いことするの?」と思うような人が出て来たり
「そんな価格じゃきつすぎる」と、思う人が出て来たりするのも
仕方のないことです。

先程も書いたように、ジワジワと何年もかけて価格が結果的に
(例えば)10年前より2倍になった、みたいなものは
探せば色々あると思いますが、
1年もせずに、倍の価格になってしまうのはやはり”おかしなこと”です。

強引にこのままの価格で定着させようとすると
色々な悪影響が起きる恐れもあるために、
米の価格自体はやはり、一旦落として、
今後、燃料費など、色々なコストの上昇で上げていくにしても、
”何年もかけてゆっくりと”と、いうような上げ方でないと
様々な悪影響が起きてしまいます。

また、主食として食べている人が多い以上は、
ここは行政的な支援も含めて、
価格をある程度は抑制する必要があり、
このまま高値で放置すれば、多くの悪影響が出て来る恐れもあります。

では、どのような悪影響が起きる可能性があるのでしょうか。

米離れがさらに進む。急激に進む恐れも

米の価格高騰が続けば”米離れ”が、
さらに進んでいくことになるでしょう。

実際に、米の価格高騰が起きてからは
”米離れ”をしたという声も聞かれることが多くなりました。

当然、いきなり価格が倍のようなレベルで上がってしまえば、
人間”米を食べないと命を落とす”わけではありませんから
パンや麺類などに主食をシフトさせたり、
そこまでは行かなくとも、
米の回数や量を減らすような人も確実に増えて来るでしょう。

そうなると、

・米から主食を切り替えた人
・米の量を減らす人

によって、コメの消費量はさらに減ることになります。

つまりは、米離れが進んでしまう、ということですね。

米の価格高騰は、この米離れを急激に進める恐れもあり、
例えばこのままさらに価格が上がるようなことがあれば、
”かなりの速度で”米の消費が落ち込む可能性もあります。

価格が上がり続けてしまえば、
他のあらゆるものも値上げされているような状況では
収入を増やすにも限度がありますし、
そもそも賃上げなどとは縁のない職種の人からすれば
相当厳しい状況です。

そのため”もう米は買えない”とリタイアする人も
出てきて、価格がさらに上がり続ければ
今までに見たこともないような速度で
米離れが拡大する可能性があります。

”高ければ、買わない”という人は
それなりに多いでしょうから、
”米離れを進行させたくない”のであれば、
やはり米の価格は抑え、ある程度落とす必要があります。

”米は長い間値上げしてなくて、これが適正価格~”と言われても
”買えないものは買えない”ですし、
あまりに急激に価格を上げられると、
やはり、人間は「いや、無理です」となる人も多いですからね…。

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輸入米の増加

国内の米の価格が高値で定着するようなことがあれば、
輸入米が増加することが考えられます。

”国内の米がダメ(高い)”のであれば、
少しでも安く手に入れるために、
事業者なども輸入米という選択肢を探ると思いますし、
消費者側に関しても、「輸入米でもいいから安く買いたい」という
声は高まって来るでしょう。

そうなると、米の高値が続けば続くほど、
価格が高くなればなるほど、
輸入米の需要は高まり、そして需要の増加に伴って
輸入米が増えて行く可能性も高まります。

もちろん、需要があるのであれば供給を増やす、ということは
大切なことですから、
そのような対応が行われるのは悪いことではありません。

ただ、輸入米が増加すれば
当然国内の米の需要は低下、
結果的に国内の農業の首を絞めることにも繋がります。

将来的に”それでもいいや”と社会全体が判断するのであれば
それはそれで仕方のないことかもしれませんが、
米の価格高騰が続く⇒輸入米の需要の増加⇒輸入米の供給の増加と
続いて行けば国産米については大きなダメージと
なっていくでしょう。

米が原因の値上げの増加

米の価格高騰は問題が”米”だけに留まらないのも
厄介な点の一つで、
米の価格が高騰し、それが続いてしまうと
弁当類、おにぎり、冷凍食品などの”米を使った商品”、
加えて”味噌”などにも影響を及ぼします。

さらには、飲食店の価格高騰も招いてしまう危険性があり、
”悪い値上げの連鎖”を引き起こしてしまう可能性もあります。

当然のことながら、弁当やおにぎり、冷凍食品、飲食店などに
関しても値上げが続けば人は離れていき、
”他の物を食べる”という選択肢を取る人が増えて行くでしょうから、
そうなると、その各業界も”米の値上げが原因で”苦戦するところも
出て来ることになり、
米の価格高騰が長期続いたり、価格が上がり過ぎるようなことが起きれば
最後には”飲食店の倒産”も爆増する恐れがあります。

米が原因の値上げや、米が原因による閉店なども
増えて行くことになるでしょう。

クレームなどの増加も懸念

米の異様な価格高騰が続くと、
販売店や農家の関係者などへの”クレーム”が
増加する恐れもあります。

いきなり1年足らずで倍になるような商品は
なかなか存在しておらず、強い不満を抱く人もいるでしょうし、
それが続いたり、さらに悪化したりすれば、
クレーマーにはならずとも”ピリピリした人”は
増えて行くかと思います。

こういったところからのトラブルなども
米の高値が続くことによる懸念点の一つで、
特に米を販売する業者や農家の方などへの
”風当たり”が非常に強いものになることも懸念点の一つです。

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パンや麺業界にはプラスになる可能性も

米の高値が続くことによる”メリット”があるとすれば、
パンや麺に関係するメーカーやお店ですね。

米離れが進めば、代替の主食はパンや麺になる人が
多いと考えられます。

今の段階ではともかく、今後さらに米の高値が続いたり、
価格が上がればパン・麺類の需要が
目に見えて増加し、その結果、
パンや麺類の商品を扱う企業などの売上が増加する可能性は
十分にあります。

全体的な目線はさておき、”パンや麺を扱う”ところだけの
目線で考えれば、メリットになるのではないでしょうか。

まとめ

米の高値の状況が続くことは
消費者にとって望ましいことではありませんし、
最終的に米離れが起きてしまえば、
生産者側・販売者側にとっても
望ましいことではありません。

コストの価格転嫁、と言っても
世の中を見まわしてもらえれば分かると思いますが
”1年足らずで2倍”のような値上げはやりすぎであり、異様です。

どこかで歯車が狂っている状態なのだと思いますが
それを解消し、行政的な支援も含めて
米の価格を抑えて行かないと、色々な悪影響が
さらに出て来ることになりかねません。

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