領収書を再発行してもらうことはできるの?その答えは?

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領収書が必要で貰ったけれど、
その領収書をなくしてしまったので
再発行してほしい…!
と、いうような場面に直面したことのある人も
いるかと思います。

ですが、領収書の再発行は
果たしてしてもらえるのでしょうか。

再発行してもらえるのかどうか、
それともしてもらえないのか、
してもらえない場合はどうすれば良いのかを
それぞれ解説していきます。

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領収書の再発行は可能なの?

領収書の再発行は
「法律上の義務は存在しない」というのが答えになります。

つまり、お店側は
「再発行しなくてよい」ということになります。

最初に商品などを購入した際に
領収書を求められた場合、
「法律上の義務」も存在しており、
領収書の発行を拒むことは基本的にはできませんが、
「再発行」の場合は「発行しなければならない」という
ルールは存在していないために、
基本的に「領収書の再発行はお断り」というお店や業者が
ほとんどです。

法律上「出さなくてはいけない」というルールがないため、
断られてしまっても、仕方がない、ということです。

再発行してもらえる可能性はあるの?

法律上義務ではなくても、再発行してもらえる
可能性はあるのかどうか。

これに関しては「ある」というのが答えになります。
法律上「再発行しなくてはならない」というルールは
存在していませんが、
その一方で「再発行してはならない」というルールもありませんので、
再発行するかどうかは、お店や業者の判断にゆだねられます。

ただし、発行する側からしてみれば、
二重に領収書を発行することにより、二度手間になるのはもちろん
不正に利用されるリスクや、発行する側の処理など
”色々と面倒”や”リスク”を抱えることになります。

そのため、再発行に応じてくれるところは
少ないというのが現実になります。
反対側の立場に立って想像してみれば
”自分たちに非はないのに、再発行でリスクを抱えることになる”
なんて状況になったら、断る気持ちもわかりますよね。

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文句を言ってはいけない

上でも書いた通り「領収書の再発行をしなければいけない」
という決まりは存在していません。
そのため、もしも領収書の再発行を断られたとしても
そのことで文句を言ったり、
クレーマーのような態度を取ったりしてはいけません。

再発行できるかどうか確認すること自体は
悪いことではありませんが、
再発行できないと言われたら、領収書の再発行に
ついては、諦めましょう

再発行に応じてくれた場合は…?

再発行に応じてくれた場合は
法律上、これも問題はありませんので、
再発行された領収書を受け取りましょう。

その際に、
購入のレシートだったり、
証明するものが必要になりますので、
相手に「何が必要か」は確認した上で
領収書を受け取るようにしてください。

また、汚してしまった場合などで
再発行をお願いする場合は、
「前に発行した領収書」を持ってくるように
言われることもあります。

いずれにせよ、再発行をお願いする場合は
”相手の指示”に従うようにしてください。

再発行できない場合は代用品を探す

領収書が再発行できない場合は、
代用品を探すしかありません。
個人なら自己判断で、
会社に関係する領収書の場合は、上司に相談しつつ
どのように対応していくかを考えてください。

領収書の代わりに使える(ことが多い)ものに
関しては、下記の通りです。

・レシート
・カード明細(クレジットカードで支払いをした場合)
・購入証明書など

領収書をなくしてしまった場合、
これらがあれば、これらを代用することで、
対処することが可能です。

ただし、会社などの場合は、
会社内でルールがある場合もありますから
独断で判断せず、上司に相談してから
対応するようにしてください。

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自腹で処理する方法も…

購入した商品などが低額の場合、
自腹で処理してしまうのも、一つの方法です。
本来はあまり良くないことではありますが、
職場のために購入したものを
自分のお金で買った…ということにする、
ということですね。

もちろん”買ったことにする”だけではなく
”ちゃんとその分のお金”は払う必要があります。

例えば、どうしても上司の性格的に
言いにくい状況で、
金額が数百円レベルだったりするのであれば
それもまた、選択肢の一つでしょう。

「隠す癖」がついてしまって
「隠していいこと」と「隠してはいけないこと」の
区別がつかなくなってしまったら問題ですが、
そうでなければ、自腹で対処してしまい、
次回から気をつける、というのも一つの方法です。

とにかくなくさないことが一番の対策

最終的に、一番確実な対処法としては
やはり”とにかくなくさないこと”
この一言に尽きますね。

人間、どんなに気を付けていても、
うっかりしてしまうことはあるとは思いますが
そうなってしまわないように、
領収書を受け取ったら、保管場所を決めておくなど、
自分なりに「なくさないよう」管理するように
してください。

まとめ

領収書自体の再発行は
法律上で”再発行しなくてはいけない”と
決められているわけではないため、
基本的には「断られる」と思っておいてください。

発行してはいけない、というルールもない以上、
”再発行しようと思えばできるのに、してくれないなんてケチだ!”と
思う人もいるかもしれませんが
再発行することにより、お店側・業者側も色々な手間・リスクを
背負うことになるため
”できる限り再発行はしたくない”のです。

それも、自分たちのミスではないわけですからね。

ですので、「なるべくなくさないようにすること」が
何よりも大事なことなのです。

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