ドット抜けの初期不良に保証はあるの?交換可能かどうか解説!

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「ドット抜け」とは
液晶画面の一部箇所に生じることのある、
周囲よりも明るくなってしまっている部分や
黒い点になってしまっている部分、
赤など他の色になってしまっている部分のことを示す言葉です。

簡単に言えば、パソコンや携帯ゲーム機の画面などの一か所に
小さな黒い点が表示されてしまっていたり、
1か所だけ、明るくなっていたり、そういう状況のことです。

このドット抜けは
経年劣化などで発生することもあるのですが
「新品で購入した当初から」ドット抜けが
発生してしまっている商品も時々、存在します。

「買った時点から、ドット抜けしていた場合」は
交換してもらえるのかどうか、メーカー保証の
対象になるのかどうかを解説していきます

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ドット抜けはメーカー保証対象外

基本的に、ドット抜けは
メーカー保証対象外となります。

そのため、液晶モニターを新品で購入して、
1か所だけ、明るくなっている点が
あったとしても、それは交換対象にはならない、
ということです。

「じゃあ、ハズレを引いたら損じゃないか!」と
思う人もいると思いますが、
事実、ハズレを引いたら損…という状態に
現状は、なってしまっている、ということになります。

基本的にほとんどのメーカーの製品は
「液晶画面のドット抜け」に関しては
保証対象外となっており、
購入した時からドット抜けが発生していたとしても
返品・交換を行う事は、
残念ながらできません。

どうして保証対象外なの?

ドット抜けはどうして保証対象外なのか。
気になる人もいると思います。

こちらの理由としては
「現在の技術の限界」というのが
ざっくりとした答えになります。

現在の技術では
「ドット抜けが絶対に発生しないように」
液晶モニター等の商品を作ることは困難であり、
どうしても一定数のそういった商品が
発生してしまいます。

ですが細かいドット抜けまで、全てを
不良品としていると、多数の商品が
不良品となってしまい、一定の基準内の
(使用自体には支障が出ないレベル)
ドット抜けの商品までは、そのまま出荷している、
というのが現状になっています。

ドット抜けを0にしろ!と言われたら
現在の技術では「液晶モニターの生産自体が困難になってしまう」
というような状態、ということです。

これは、今後長い年月を経て、さらに技術などが進化すれば
変化していく部分になるとは思いますが
現状では、どうすることもできない、ということになります。

保証に関しても
細かなドット抜けまで全て対応してしまうと
商売にならなくなってしまう、という一面があります。

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購入時に見分ける方法は?

新品の場合は、基本的にはありません。
実際に商品を開封して使ってみるまで
ドット抜けがあるかどうかを確認することは困難で、
店頭などでも、どれがドット抜けしている商品かどうかは
分かりません。
ネットでも当然、判断は不可能です。

中古であれば店頭で確認することも可能ですが
新品の場合は厳しいでしょう。

唯一、店頭展示品の新品などがあれば、
実際に映像が流れているのを見て
ドット抜けを確認することは可能な場合もありますが
基本的に、確認するのは難しいです。

お店で交換もできないの?

これは、不可能です。
メーカー保証の対象外のものを
お店が対応することはありません

後述するお店独自の保証サービスなどがあるお店で
それに加入している場合のみ、話は別ですが
そうでない場合、仮にレシートなどを
持って行っても、お店が交換や返金に応じることは
ありませんし、クレームをつけるのもお門違いです。

気持ちは分かりますが
お店に言われてもどうすることもできないので、
やめてあげてください。

お店が仮に交換や返金を受けた場合、
一度使用されたその商品を新品として販売することはできませんし、
メーカー保証対象外のため、メーカーに交換してもらうことも
お店はできず、お店側だけが何の落ち度もないのに
一方的に損するような状態になってしまいます。

そのため、お店としてはドット抜け初期不良での
返品を受けることは基本的に、ありません。

お店独自の保証がある場合も

販売店によっては
ドット抜けの保証サービスを実施しているところも
存在しています。

もちろん、タダではなく、有料のオプションサービス、
という形になってしまいますが
もしもどうしてもドット抜けが心配な場合は
ドット抜けの初期不良に対応してくれる
保証サービスを用意している家電量販店などで
液晶モニターや携帯ゲーム機などを
購入するようにすれば、安心です。

独自保証サービスに購入時に加入していれば
ドット抜けがあった場合は交換等の対応
(※お店のサービスによって条件などが異なるので
必ず確認してください)
をしてもらえるようになります。

今のところは、これが唯一の対応方法です。

まとめ

ハズレを引いたら損!なんて
おかしいじゃないか!という気持ちも分かりますし
私も(ドット抜けではありませんが)
ハズレを引いたことはあります。

とは言え、現状、ドット抜けはそういうものですし
気になる人は気になるとは思いますが
利用上に大きな支障はないレベルのものしか
基本的にはありません。

なので、アタリを引けることを祈りつつ(ほとんどはアタリなのですが)
ハズレを引いてしまった場合は
残念ながら諦めるしかない、と言う状況です。

ただ、どうしても不安なのであれば
先ほど解説したように、家電量販店などで
独自の保証サービスをやっているところはありますから、
そういったものを、利用していくようにしましょう。

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