「ルッキングハラスメント」とは、
「ルッハラ」と呼ばれることもある
ハラスメントの1種です。
しかし、この”ルッキングハラスメント”という言葉は
元々あまり浸透しておらず、
テレビの特集でネタ的に話題になっただけで、
実際のところ、あまり一般的に浸透しているものではありません。
この”ルッキングハラスメント”の意味と、
その対処方法について、
それぞれ詳しく解説していきます。
ルッキングハラスメントとは?
ルッキングハラスメントは
”見られたくないのに、こちらを見られること”と
されており、
つまりは”見るな”ということになりますが、
これは流石に(わざと嫌味っぽい感じで見てる人は別として)
厳しいですよね。
ただ、前述した通り、世間一般ではこの言葉は
ほとんど浸透しておらず、
確認してみても、テレビで紹介されたことによって
それを話題にしている人ばかりで、
紹介以前に「ルッキングハラスメント」と言う言葉は
ほとんど広まっておらず、話題にもなっていません。
同系統のハラスメントと同じで
”テレビで紹介されて(ネタとして)話題になった”と
そんな感じになっているハラスメントです。
ですので、これに関して言えばあまり過剰に
心配する必要はありません。
基本的には気にしなくていい
「ルッキングハラスメント」については
基本的に過度に気にする必要はなく、
例えば”普通の目的で人を見る”ことは
悪いことではなく、必要なことですので、
ここまで気にしてしまうと、
”常に人と視線を合わせないようにして生活しないといけない”
そんな状況になってしまいます。
それは明らかに”過剰な反応”ですので、
そのようなことはしなくて良いですし、
気にする必要もありません。
逆に、話している最中にも
”ルッキングハラスメントになってしまうかもしれない”などと気にして
違う方向を見ながら会話をしていたら
それこそおかしいですし、
世間一般では”その方が変に思われる可能性が高い”ので、
ルッキングハラスメントに関しては過剰に反応を
しないようにし、”あまり気にしすぎない”ということが
大事になります。
嫌味な見方をしないことは大事
これは、ルッキングハラスメント云々ではなく、
基本的な人付き合いのマナーとして
”嫌味っぽい意味合いで人を見る”ということは
控えましょう。
これはルッハラだなんだの以前に、
問題になる可能性がある行為です。
例えば、わざと相手を睨みつけたりだとか、
必要もないのに相手のことをずっと凝視したりだとか、
いちいち細かい動作までずっと観察して
ネチネチと指摘したりだとか、
そういう感じの”イヤな見方”をしていれば
これは嫌がられて当然ですし、
場合によっては大きな問題となる可能性もあります。
普通に考えて分かることだとは思いますが
そういう”一般的に嫌な意味合いでの見つめ方”は
しないようにして下さい。
これは、ルッキングハラスメントどうこうではなく、
一般的なマナーとして大事なことです。
もしもこういうことに心当たりがある場合は、
その点に関してはちゃんと直す必要がありますから、
しっかりと直すようにして下さい。
もしもルッハラだと言われたら?
基本的に普通の社会において
そんなことを言われる可能性はまずありません。
”ルッキングハラスメント”と言う言葉は
テレビを発端として騒がれている以外、
騒がれている場面はほとんど見かけませんし、
私自身も店員勤務時代にそのようなことを
聞いたことはありません。
ただ、万が一”それ、ルッキングハラスメントですよ?”などと
言われた場合、
相手がもしも”本気”で言っている場合は、
自分の行動を良く振り返ってみてください。
(※相手が冗談でネタ的に言ってる場合は気にしなくていいです)
この場合に上で書いたような”嫌味な意味合いで相手を見たこと”に
心当たりがある場合、あるいはそれを繰り返している場合…
これは”反省”が必要です。
相手に謝り、行動を改めましょう。
一方で、ただ単に普通に見ただけで、
何の心当たりも本当にない場合に関しては
相手にする必要はありません。
”ルッハラされました”などと言っている方が
おかしい行動をとっているだけの話なので
自分自身は堂々としていれば良いです。
(※上で書いたようなイヤな意味合いの見方に心当たりがある場合は
堂々としていてはダメです。反省して下さい)
万一、相手がそれでも騒ぐようなら先に職場などに対して
”何も変な事はしていない”ということを伝えておくと
良いかと思います。
(相手が先に被害者を装って騒ぎ出すと後手に回り、
万が一にも疑われる可能性が出て来てしまいます)
ただ、”普通”は、こんなこと起きませんので、
ルッキングハラスメントについては
”相手を嫌味な意味合いで見つめないようにする”だけで
後は気にする必要はありません。
何もしていないのに
相手に個人的に嫌われていて”見られたくない”なんて
思われていても、それは関係のないことですし、
放っておけばよいことです。
まとめ
ルッキングハラスメントは、
同じ時期に話題になった他のブリージングハラスメントなどと
同じように、真剣に考える必要はないようなものになります。
一般的な社会ではほとんど使われていない言葉なので
過剰に気にする必要はありません。
ただ、”人を嫌味な意味合いで見つめること”
これは、ルッキングどうこう以前によくないことなので
せっかくですし、この際に
そういうことをしていないかどうかだけは
自分の中で見直しておくと良いかと思います。