「PS4で十分」とは本音なの?本音の人もたくさんいる!徹底的に解説!

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プレイステーション5発売以降、
「PS4で十分」という意見も、ネット上などを中心に
見かけるようになりました。

中には「PS4で十分なんてあり得ない」と反論している人もいますし
「確かに今のPS5にはそこまでの魅力はない」と肯定しているような人も
いますが、実際のところどうなのでしょうか。

「PS4で十分なんて妥協とか、やせ我慢では?」と
思っている人もいるかもしれませんが、
決してそうではないのです。

色々な一面から、物事を見て、考えていきましょう。

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PS4で十分が本音の人もいる

物事の感じ方は、人それぞれです。
当然、「PS4で十分」と言っている人の中には
PS5が品薄のために購入できず、
仕方がなくそう言っている人や、中には
やせ我慢の人もいるにはいるでしょう。

しかし、逆に「本気でPS4で十分」だと思っている人も
たくさんいる、というのが現実です。

例えば、現状で言えば
「PS5専用ソフト」はほとんど発売されておらず、
大抵のプレイステーション系のソフトは
「PS4」と「PS5」での同時発売です。
これには、ハード(PS5)が普及していない、など
色々な事情がありますが、
少なくともこの状況は2021年現時点で考えれば
2022年、長ければ2023年も続いていくことになるでしょう。

そうなってくると
「ごく一部の専用ソフト」以外はPS4でも普通に遊べることになります。

これをどう考えるかも、人によって異なり、

「PS5とPS4で同時発売(縦マルチ、と言われる発売形式です)のソフトは
PS4版は劣化版だから遊びたくない」と考える人もいれば
「PS5とPS4で出るならわざわざハード(PS5)を買う必要はない」と
考える人もいるわけです。
(⇒PS4とPS5の縦マルチはいつまで続くの?も参考にどうぞ)

このように、考え方は人によって違うために
「PS4で十分」という考えの人は実際に多く存在するわけです。

でも、画質が全然違う、とか、ロードが全然違う、とか
いう人もいるかもしれません。
しかし、それに魅力を感じるのかどうかも、人それぞれなのです。

「PS5専用ソフト」が少ない現実

2021年冬現在、PS5専用ソフトは非常に少なく、
「専用のソフトはごく一部」です。

大抵のソフトはPS4にも発売されており、
「ソフトを遊びたい」だけであれば
PS5をわざわざ買う必要性はなくなります。

また、現時点で「PS5専用」で発売されているソフトは、
そこそこの人気シリーズはありますが、
少なくとも、日本で、50万本を超えたりするような
爆発的ヒット作の”PS5専用ソフト”は存在しておらず、
今現在PS5専用で発売されたソフトは、中堅~小規模なクラスの新作です。

また、人気のファイナルファンタジーに関しても
既に発売された「Ⅶインターグレード」というソフトは
PS4で発売されたものの、バージョンアップ版に過ぎません。

「PS5でしか遊べないソフト」が多いのであれば
「PS4で十分」となる人は確かに減るでしょう。

しかし、PS4でも遊べるソフトばかりなのであれば
「PS4で十分」と心から言える人は、案外、多いのです。

私自身、ゲームはよく遊ぶ部類で、
PS1から4まで全て持っていますが、
今時点で「PS5専用ソフトで私が欲しいものはない」ため、
「PS4で十分」と思っていますし、
PS5の抽選にも一度も応募したことはありません。

もちろん、いずれは買うと思います。
しかし、新作がPS4で出ている以上、
私はPS4で十分ですし、PS5を買ってまで同じソフトの
PS5版が欲しいかと言われると「?」と、私の場合はなります。

「どうせ遊ぶならよりハイクオリティで」と考える人もいますが、
私の場合はそうではないですし、
私と同じ考えの人も、当然いるでしょう。

ちなみに「ライトユーザーだからそういう考えなのでは?」と
思われるかもしれませんが、前の仕事の関係上、
PS4ソフトだけでも100以上は遊んでいるので、決してライトユーザーでは
ありません。
それでも、私は「PS4で十分」という状態です。

PS5はそのうち買いますが、それは
「PS5専用ソフトで欲しいものが何本も出てくるようになったら」のことであり
今のように「PS4にも出る」状態なら、わざわざ…というところですね…。

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クオリティの違いはあれど、興味がなければ「見ない」

PS4とPS5ではクオリティは確かに違うでしょう。
画質も、ロード時間も、フレームレートも、
色々な部分が変わってくることは「事実」です。

「こんなに違うのにPS4で十分とかありえない」と、考える人もいるでしょう。

ただ…
PS5に実際に触れないと、そういう部分はあまり分からないわけです。

PS5はこんなにすごい!と言われてもPS4でも新作が出ている以上、
「今の時点ではPS5に興味がない」という人はたくさんいます。

そして、そういう人は
「わざわざPS5版のロード時間とかフレームレート」に関する映像とかを
いちいち見たりはしないでしょう。

PS5の強みは「ロード」や「フレームレート」などの
「動きのある部分」です。
”今の時点でPS5に魅力を感じない”人は、あまりそういうところまで
わざわざ見ないのです。

静止画は、正直、並べてみてもそれほど分からないことも多く、
PS5の凄さを知ってもらうには
「動く映像」を見てもらうか「実際に触れてもらうこと」だと思いますが
今現在「まだPS5を買うつもりはない」人は、
あんまりそういう部分まで見ないので、
結果的に「PS4で十分」ということになるわけですし、
クオリティが!と言われても
「PS4版はPS4版で”今まで通り”のクオリティ」は大体のゲームに
あるわけですから、
「これで十分では?」となるわけですね。

一度体験すれば変わるかもしれません。
ただ、興味がなければ体験しようとは思いませんし、
後述のハードルもあるため「PS4で十分」派の人は
本当に、たくさん今の時点ではいるわけです。

価格を天秤にかけると「そこまで欲しい?」となる人も

PS5の定価は4万~5万程度(通常版とデジタルエディションで異なります)
ですが、専用ソフトが少ない以上「そこまでお金を出している?」と
考える人がいるのは事実です。

PS5専用で発売されている数少ないソフトに興味がない人からすれば、
4、5万出して、画質・ロード・動作などが良くなっても
そこまでの価値があるのか…?と考えてしまう、ということです。

どうせPS4でも遊べるなら、4、5万円分ソフトを買ったほうが…
他のものを買ったほうが…
と、いう価値観の人間もたくさんいるため、
「PS5でしか遊べない」ソフトが出て来ないと
「5万前後必要ならPS4で十分」という人は減らないでしょう。

私も、PS4でも欲しい新作が出ているうちは、
4、5万使うならPS4ソフトを10本買うほうに魅力を感じてしまいます。
中古ならもっと買えますし…。

品薄の中、苦労してまでは欲しくないという人も

PS5は2021年現時点でも、品薄の状況です。

通常、品薄がここまで続くことは前例にはありませんでしたが
(スイッチなどでも一時的に回復する時期が何度かありました)、
PS5は半導体不足や、メーカー側の消極的な対応などから、
品薄が一向に改善していません。

入手するには、現在「抽選販売」に挑戦するなど
「手間をかける」必要があります。

そうなってくると
「そんな面倒なことをするぐらいならPS4で十分」と、
抽選にすら応募しない人も出てきます。

もちろん、「PS5でしか遊べないソフト」が増えれば
「面倒なことをしてでもPS5が欲しい!」という人は増えるはずです。

ですが、私も含め、PS4でソフトが出ている以上、
「今はPS4で十分」という考えの人にとっては
「こういう売り方」が続く限り、なかなか手を伸ばそうとすら
考えない人も多いのです。

まとめ

「PS5専用ソフトが少ない」「大半の新作はPS4でも出る」
状況だと「PS4で十分」という人は多いままです。

ロードが早いんだぞ!と言われても、
「PS5を買おうかな?」と思っていない人は
いちいちそういう動画を見たり、調べたりしません。

もちろんPS5が普通に店頭に並んでいれば
それでも衝動買いする人はいると思いますが
そうではない現状、それも期待できず
「PS4でも新作が遊べるから、いちいち面倒なことをしてまで
PS5を買おうとは思わない」という人も
多いのが現状でしょう。

それを打開するためには「PS5専用ソフトの充実」が鍵ですが
PS5が転売などの影響で「遊ぶ人」に普及せず、
軒並みPS5ソフトの売上が厳しい状況では
メーカーは「PS5専用」の新作を作ることができず
結果「PS4/PS5」で発売となり、
「将来PS5を買うであろう潜在的PS5ユーザー」を
引き出すことができないままずるずると時間ばかりが経過していく…
という悪循環に陥っているのが現在です。

今現在「PS4で十分」と思っている人を「PS5が欲しい」に変えるには、
まだ数年かかりそう…、というのが今のPSの国内市場の状況ではないでしょうか。

私自身も、来年発売の欲しい新作を見渡す限り、
全部PS4版も出るので、やはり来年もPS5の抽選に応募することは
ないと思います。

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