そんなこと言ってない!会社案内や店長コメントなどの現実!

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店員Kです!

皆様は会社のパンフレットだとか、
お店のチラシやホームページを見たことがありますか?

例えば、入社案内のパンフレットなどには
「先輩のコメント」みたいのが載っていることもありますし、
お店のホームページは特集などでは
店長のコメントが載っていることもあるでしょう。

しかし、これらのコメントには裏があります。

企業の案内の先輩からの一言を真に受けてはいけませんし、
お店のチラシなどに掲載されている店長の一言!みたいのも
真に受けてはいけません。

それは何故なのか、ということについて
今回は書いていきたいと思います。

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偽りの言葉…!

チラシや企業案内などに載せられている言葉は
「偽りの言葉」である場合が多いです。
これについては、この先の項目で詳しく説明していきます。

要するに、「先輩からのことば」がチラシなどに掲載されていたとしても、
その先輩が本当にそう思っているのかどうか。
と言われると「わからない」と言うことです。

色々な要因によって、
作り上げられた「偽りの言葉」である可能性も高いのです。
このことは、頭に入れておく必要があります。

もちろん、全てがそうではないとは思います。
ちゃんと、本人の言葉をそのまま掲載しているところも
あるかとは思いますが、
世の中は、そこまで綺麗なものではありません。
チラシや、会社案内の一部には「偽りの言葉」が掲載されていることも
非常に、多いのです。

会社の意にそぐわないモノは排除される

これは、会社案内に掲載される社員の言葉でも、
お店の宣伝などに店長の言葉が掲載される場合でも、
最終的にそのパンフレットやホームページを管理しているのは
「会社」です。

と、いうことはどういうことか。
会社の意にそぐわないモノは排除されます。
会社が「こういう感じで書いてほしい」とイメージしているものを、
書かなければそれが掲載されることはないでしょう。

そういった意味では、会社の先輩の言葉でも、
店長からの一言みたいなやつでも、会社の意にそぐわない内容で
掲載される、ということはなく、会社の思っている通りの内容で
載るので、その本人の言葉というよりは、
会社のテンプレートが掲載されている、と思ってください。

本人が本当に思っていることは、
会社が管理している案内やホームページに載ることはありません。
偽りの言葉を適当に書いているだけです。

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勝手に修正される

店長の言葉でも、社員の言葉でも、仮に
本人が提出した文章だったとしても、会社側が勝手に修正や手直しを行い、
全く違う文章にしてしまうことも実際にあります。
これも恐ろしい事ではありますが、私も実際にやられたことがあります。

つまりはどういうことかと言うと、
自分が本来提出した内容は会社の都合の良いように
書き換えられて「こんなこと言ってないよ」という内容にされてしまう、
ということです。

これはなかなかに恐ろしいことで、
手直しと言えば聞こえは良いですが、
実際のところは会社都合による身勝手な変更であることも多いです。

実際にこういうケースを何回か体験したり、
見たことがありますが、
酷いケースだと、本来の原文の意味を180度
ひっくり返されたりすることもあるので、
非常に恐ろしい事なのです。

パンフレットやチラシ、ホームページに載っている社員たちの
言葉は「偽物」であると考えた方が良いでしょう。

そもそも最初から…

勝手に社員や店長の名前を使って、
あたかもその本人が語ったかのような言葉を
書かれるケースもあります。

上でのケースとは違い、そもそも最初から、
何も発言していないのに、勝手に
「社員の〇〇さんの言葉!」みたいな感じで
ホームページやチラシ、各種案内などに掲載されるわけです。
どうしようもない話ではありますが、本当にこういうことも
実際に存在する事柄の一つなので、注意しなくてはいけません。

私も、知らぬうちに〇〇店長の一言!みたいな感じで
掲載されていることがありました。
「ん?そんなこと一言も言ってないけど?」みたいな
感じです。
もはや、笑うしかないとはこのことです。

パンフットなどに載っている言葉は、本人が発したものとは
限らない、ということです。
そして、本心である可能性は、かなり低いです。

最初から内容が指定されている場合も

こういう感じの文章を書いてほしい、と最初から
ある程度指定されてしまっているような状態の場合もあります。
指定されてしまっていると、会社の社員は、
それにしたがって文章を作らざるを得ません。

会社のパンフレットなどの文章を見たことがある方なら
分かるかと思いますが、自分たちの会社を悪いように書いている人は
まず居ないですよね。
この、最初に決められた内容だったり、
前述の会社の手直しだったりと、色々な要素が重なり、
最終的には、会社の思い通りの文章が、出来上がるように
なっているのです。

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社長の言葉だけは信用できる?

会社案内のパンフレットなどで、社長や会長の言葉が
載っていることもあるかと思います。
会社のトップの言葉なら、圧力もかからないだろうし、信用できるんじゃ?
と思うかもしれません。
ですが、会社のトップが広告などに出すコメントは、そもそも本人の
言葉とは限りません。

「こういう感じの文章を」というものが、他の社員によって
書かれたものかもしれませんし、
基本的に「自分の本心からの言葉ではない」と思って間違えないかと
思います。

また、当然のことながら、100パーセント本心で語るかと言えば、決して
そうではありません。
私の前の勤務先でも、就職活動中の学生に向けた会長の言葉が掲載
されているパンフレットが出ており、それを私も読みましたが
「この前、経営勉強会で言ってたことと全然違うじゃないか!」状態でした。

つまり、嫌な部分は隠して、
綺麗事だけを書く。
それが多くの社長や会長のすることです。
例えブラック企業で、会社のトップがそれを自覚していたとしても、
「うちの会社はブラック企業です」なんて、さすがに書かないでしょうからね(汗)

中には本音で語る社長なども居るとは思いますが、
会社案内だとか、文章として発行するものには、
テンプレートのような文章しか出てこないのが実情で、
中身も実態とは全く違う場合があります。

基本的には、信用しないこと

会社の先輩からの言葉、店長の一言、社長のコメントなどなど
そういった言葉は、多くの偽りや忖度、汚れた部分を隠すなど、
色々な要素が積み重なってって出来た「作りモノ」です。

流石に書かれている文章をそのまま鵜呑みにする人は
なかなかいないとは思うのですが、あまり信じすぎないように、
物事を斜めから読み取る、ということもたまには必要ですから、
そのことは頭の中に入れておいてください。

実際に、私も、勝手に店長のコメント!みたいのを
作られたことがありますし、
提出した文章と180度意味を変えられて掲載されたこともあります。

会社なんて、そんなものですから、
決して言葉を鵜呑みにせず、自分で”考える”ことは忘れないように
して下さい。

まとめ

世の中はクリアなものではありません。
色々と薄汚れた部分があるのが現実です。

”表向きの顔”と”裏向きの顔”
そういうものが会社やお店の言葉にも隠されているのです。

あまり、言葉をそのまま鵜呑みにしたりすることのないように、
文章は参考程度にとどめておくことが大切です。
掲載された言葉をそのまま信じれば、必ず理想と現実のズレを
痛感することになるはずですから、自分で物事を考える力は
破棄せずに、大切に養っておくことを忘れないようにしましょう!

文章なんて、勝手に書き換えられることもありますし、
その本人の発言とも限らないわけですから。

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