個人経営のお店でバイト!自営業でのバイトの長所と短所は?

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店員Kです!

アルバイトを募集しているのは、チェーン店だけではありません。
世の中には個人事業主、
つまり自営業であっても、アルバイトを募集しているような
ところはあります。

同じアルバイトですから、
基本的に、やることは変わらないのですが
やはり、チェーン店とは異なる部分もあります。

自営業(個人店)でアルバイトをする際のメリットと
デメリットについて、それぞれ見ていきましょう!

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自営業の元でのアルバイト!

自営業者のところでのアルバイト…
良い所もあれば、悪い所もあります。
まぁ、もちろん全てを一概に言うことはできないのですが
その特徴を紹介していきましょう!

これらの点をしっかりと理解した上で、自営業の人の元で
働く場合は、働くようにしていきたいものです。

チェーン店と全く同じような環境か、と言われると
そうではない部分もありますからね。

自営業、個人事業主、もしくは会社でも
個人経営のような小さい会社の場合のアルバイトをする場合の
ポイントを見ていきましょう!

臨機応変は利く

融通が利く、とでも言いましょうか。
チェーン店は会社の規則で縛られているので
それが良い事か悪い事かは別として、臨機応変は
基本的には利きません。
何かをするにも、会社の確認が必要ですからね。

が、その反面、自営業や個人事業主の元での
勤務であれば、色々な意味での臨機応変は
利くのではないかと思います。
ちょっとしたお願いやワガママなどを聞いてくれるような
バイト先もあるかもしれませんね。

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募集しているところは少ない

当然のことですが、個人経営系のお店などの
アルバイト募集は、チェーン店に比べると圧倒的に少ないです!
私も、自営のお店を経験していますし、周囲からいろいろ話を
聞きましたが、人を採用するほどの余裕がないところも多いです。

なので、個人経営のお店のアルバイトだけにターゲットを
絞って探す、というのはなかなか難しいことだと思います。

ちゃんと法律を守っているか確認

個人店の中には、ちゃんとアルバイトの雇用契約をしていない、
なんてところもあるようです。
チェーン店などであれば流石にそれは無いと思いますが、
個人経営のお店が、アルバイトを雇おうとすると、
色々な書類を提出しなければならず、正直に言ってしまえば
面倒な部分もあるのです。
(一人も雇わなければ必要ない書類です)

なので、ちょっとだけなら、申請せずに…なんてお店やバイト先が
あったりするのも事実です。
もちろん、給料はちゃんと払っては貰えますが、
税金の関係上などで、後々不都合なことが起きる可能性もあります。

ちゃんと、アルバイトとしての雇用になっているかどうかは
自分でしっかりと確認した方が良いと思います。
最低賃金より低い金額を平気で払っていたりするところは
怪しいですね。

閉店や廃業の可能性

自営業とチェーン店。
もちろんどちらも閉店や廃業の可能性は高いですが、
どちらかと言えば、自営業のバイト先の方が
廃業などに至ってしまう可能性は高いでしょう。

そこのところは、よく考えておかなくてはいけません。

変な話、チェーン店であれば、多少赤字であっても
回復の見込みがあれば、赤字経営でも続けることは
できます。
他店舗が代わりに稼いでいれば会社自体は倒れませんから…。
実際に私の前の勤務先も赤字経営で、数年やってた店舗もあります。

また、店長などが倒れても、チェーン店であれば、
代わりの店長がすぐに送られてくるでしょう
(使い捨てみたいでいやな言い方かもですが)

が、自営業であればそうはいきません。
貯金がタップリあれば別ですが、そうでなければ赤字経営に
なってしまった場合、そう長くは持たないでしょう。
また、事業主が倒れてしまった場合、自営業の場合は
事業が存続困難になりますから、最悪、そのまま廃業になって
バイトを失う可能性もあります。

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職場の雰囲気は良いかも?

もちろん、悪い事ばかりではありません。
自営業のお店などの場合、
チェーン店などと比べて、落ち着いた雰囲気であることも多いです。
もしも、そこのお店の人と仲良くなることができれば、
終始和やかなムードで働き続けることもできるかもしれません。

本社から社員が来ることも、自営業の場合は
ないですし、
あくまでも個人経営者なので、臨機応変などもいろいろと
してくれるかもしれません。
会社経営のお店と違い、マニュアルで縛られていたりだとか
そういうことはないですからね…。

自営業をやっている方がどんな人かにもよりますが、
居心地はよく、穏やかな職場である可能性も高いです。

相性が合わなかった場合は大変

ですが、逆に自営業をやっている事業主との相性が
合わなかった場合は大変です。

チェーン店であれば、店長から嫌がらせを受けた場合、
”店長の上の上司”に助けを求めることも可能と言えば
可能でした。
それでどうなるかは別としても、良い方向に転がる可能性も
0ではないわけです。
しかしながら、自営業のお店の場合はそうはいきません。
例えば、個人店なら、おそらく店長にあたる人物が、
事業主(つまり、自営業のトップ)である場合が多いです。

そうなればどうでしょう?
上がもう居ないわけですから、上に助けを求めることはできません。

もしも自営業のトップと相性が合わなかった場合は
基本的には「やめる」ということになってしまうかと思います。

管理的な面では不安はあるかも?

事業主にもよりますが、中にはいい加減だったり、
ミスをしやすかったり、不正をしているような人も居るでしょう。

チェーン店であれば、会社ですから、基本的に、アルバイトの
給料計算や、その他税金関係の処理などは経理する部署が
行う場合が多いかと思います。
が、個人店や自営業のその他の業種でのアルバイトの場合は、
そういうことも全て事業主がやるため、
管理的な面では心配があるかもしれません。

例えば、事業主が不正をしたとしても
自分がそれに気づかなければ、周囲にチェックする人も
居ないですからそのまま通ってしまう恐れも高いですし、
ミスがあっても、同じようにそのまま通ってしまう可能性は
きわめて高い、ということです。

そういう意味での管理体制は、チェーン店に比べると
劣るかと思います。

社員に慣れる可能性はあるの?

個人店などであっても、アルバイトから社員に
慣れる可能性は0ではありません。
ですが、その可能性はかなり低い、ということは認識して
おかなくてはいけません。

やはり、経営上の問題もありますし、
そもそも、個人経営のお店レベルで自分以外の社員を雇う、と
いうことは難しいことだったりします。
実際に、個人経営のお店を訪れてみれば分かるとは思いますが
大半のお店は一人でやっているか、もしくは
店主+アルバイトという組み合わせのところが多いかと思います。

なので、個人経営のお店でのアルバイトは
「社員になりたい」という目的でやるのであれば、
あまり向いてはいないかと思います。
もちろん、チェーン店でも容易なことではありませんが、
まだチェーン店の方が可能性としてはあるのではないでしょうか。

まとめ

自営業系統とチェーン系統、どちらでアルバイトした方が良いのか。
これは、一概に言うことはできません。
どちらにも長所はありますし、どちらにも短所はあります。

合う、合わないの問題は、チェーン店か自営業かに関わらず
出てくるものですから、
やはり、色々な条件や話した感じなどを考慮して、
自分の行きたい場所でアルバイトをするのが一番良いかと思います。

自営業か、チェーン店か、で特に敬遠したりする必要は
ありませんが、自営業の店などでバイトする場合は、
上のようなことは、覚えておきましょう!

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