雇われ店長と自営業の店長の違い!同じ店長でも中身は別物!

店長

店員Kです!

チェーン店などの1店舗の店長、
そして自分で自営業をやっていて店をやっている店長。

この2つは同じ店長でありながら
その性質は大きく異なります。

何が違うのか。
どんな点が違うのか。

まず、前者は「雇われ店長」と呼ばれるもので、
店長をやっているそのお店は決してじその人のものではなく、
会社のものです。

後者は「自営業」ですから、そのお店に関しては
自分のものです。

今回は、両方の”店長”を経験した私の経験をもとに
その違いを書いていきたいと思います。

2つの店長の違いとは?

雇われ店長と自営業の店長、両方経験してみて
「やっぱり全然違うな…」というのが正直なところでした。
私は、雇われ店長の時代も、自営業の時代も、
お客様から「店長」と呼ばれたりすることもありました。

そうです。
外から見れば、どっちの店長だって”同じ店長”であることには
間違えありませんよね。

ですが、その中身に関しては色々な面で
違いがあります。
どんな点が違うのか、ご紹介したいと思います。

責任が違う!

雇われ店長と自営業店長では、責任が全然違います。
まぁ、悪い言い方かもしれませんが、雇われ店長にとってお店は、
所詮、自分のものではありません。
会社のものです。

なので、負う責任の量が全然違うのですよね。

例えば、雇われ店長の場合、店の自動ドアが壊れた場合でも
会社の経費を申請して、会社のお金で修理ができます。
しかし、自営業店長の場合はそうではありません。
自分のお金で、自分で自動ドアを選んで、交換や修理を
行わなくてはならないのです。

また、お店というものはいつかは閉店を迎えると思いますし、
赤字になれば、閉店せざるを得ないでしょう。

が、ここでも大きな違いが出てきます。

雇われ店長であれば、最悪の場合、
大赤字を出してしまっても、自分がその赤字を背負うことはありません。
最悪でも、会社の居場所を奪われるぐらいでしょうか。

ですが、自営業の店長はそうはいきません。
大赤字を出してしまったらどうなるか。
その赤字は全て、基本的にその店長自身が背負うことになります。
赤字の量によっては、最悪、どうすることもできなくなって
自己破産、なんて道に辿り着くことになってしまうかもしれません。

影響力が違う!

雇われ店長というのは、所詮、やれることは限られています。
最終的な判断は本部が行いますから、
雇われ店長の力だけではどうにもならないことも多いです。

例えば、会社が「やれ!」と言えば、雇われ店長の場合は
それに従わないといけません。
例え、会社の言っていることがどんなにおかしいことだったと
しても、です。

ですが、自営業の店長の場合はそうではありません。
資金の問題などはありますが、
基本的には自分が「こう」だと思ったらそれを実行することが
できます。いちいち許可などをとる必要はありません。

自由度は無いけれど、いざと言う時にブレーキをかけてくれる存在
もある雇われ店長、

自由だけれでも、周囲に暴走を止める人が居ない自営業の店長。

同じ店長でも、この辺りもずいぶんと違っていました。

相談できる相手の数

雇われ店長の場合は、相談できる相手の数が多いです。
鬱陶しいこともありますが、会社の人間にも相談できますし、
チェーン店であれば、他の系列店の店長にも相談できます。
また、雇われ店長の場合は、バイトスタッフさんを雇っている
お店も多いかと思います。
なので、相談できる人の数は多いです。

”同じ仕事”を共有している仲間なので、基本的には
同じ悩みを共感してもらえる可能性もありますし、仕事上の
相談も時に親身になって、一緒に解決を目指してくれる可能性だって
あるわけです

ですが、自営業店長の場合は、そうはいきません。
基本的に、自営業の場合は1人か2人ぐらいでやっていることが
多いかと思います。
そうすると、相談する相手が居ない。
もちろん、友達とかにお店のことを相談するのは良いのですが、
その友達は決して、同じ場所で働いている人間ではありませんから
どうしても”他人事”になりますし、それは仕方がないことです。
自営業店長の方が、孤独になりやすい!という感じはします。

仕事量の違い

雇われ店長と自営業の店長。
どっちの仕事量が多いのかと言われると、
これは、何とも言えません。

雇われ店長というのはとても忙しいです。
会社はサービス残業を強要してくるところも多いですし、
上層部の意向1つで突然仕事が増えたりもしますから
結構つらい時はつらいです。

対して、自営業の店長は仕事をやる、やらないは
全て自分の判断です。
自分がやると決めたらやれば良いですし、
変な話「今は仕事したくない」と思ったら仕事の手を
止めることもできます。
ただし…それでは収入を得ることができません。

自営業の店長の場合は、やればやるだけ自分の収入になります。
サラリーマンの雇われ店長は、そういうのは関係なく、
月給を貰う感じだと思いますが、
自営業の店長は、自分でやらなければ収入なんて一切なくなってしまうので、
ちゃんとしっかり、働かなくてはなりません。

ここは、大きな違いですね。
自営業は楽をすることもできます。
ですが、それは収入なんてどうでもいいや!という場合だけ。
つまり、結局生活していくには忙しく働かないといけない。
そして、働いても働いても、赤字で給料なしなんてこともあり得るのが
自営業店長の特徴ですね。

給料・休日の違いは?

給料に関しては、雇われ店長はほぼ一定です。
仕事時間はとても長かったとしても、金銭面ではある程度の
安定は得られるでしょう。
ですが、自営業店長の場合は違います。
売上に大きく左右されますから、安定などと言う文字とはほど遠い
存在です。

そして、収入で見れば雇われ店長のはるか上を行くことができる人も居れば、
赤字続きで、小学生のお小遣い以下の収入なんて可能性もあります。
雇われ店長は安定、自営業店長は賭けみたいなものです。

休日に関しては、
どちらもなかなか取れません。
自営業の店長の場合はあくまでも自分次第ではあるのですが、
休みをとれば、当然のことながら、収入が無くなってしまいます。

なので「今日は休むか~!」みたいなことをするのは
なかなか難しいものですし、
恐らく、最初のうちは出来ないと思います。

どっちが疲れるの?

これは疲れの種類が違いますね。
どちらも体力的には同じようなものですが、
雇われ店長の場合は、主に会社への不満だとか、
人間関係、そういった面で疲れてきます。
特に、私の場合はブラック企業だったので、
尚更その部分に関しては疲れました。
理想と現実の違いを強く味わえる感じでしたね。

一方の自営業の店長の場合は
人間関係のストレスからは解放されます。
しかしながら、今度は稼ぎの面、
つまりお金の面でのストレスが溜まります。
本当に自分はこのままで大丈夫なのだろうか、だとか
将来に対する不安ですね。
酷い時なんか、休みの日になっても、店の損益のことが
気になってしまって心から休めない!なんてことも
ありましたよ…。

同じ店長でも、ストレスの種類も全く違うモノになっている!
ということですね!

まとめ

雇われ店長と自営業の店長。
漢字二文字で同じ「店長」であることに変わりはありませんが、
その中身や実態は大きく異なります。
仕事としては全く別物と言っても良いでしょう。

そして、両方経験してみて改めて思うことは、
やはりどちらにも大変な部分がある、ということでしょうか。
どっちの方が楽だったか、と言われると、
部分部分にラクだったところを挙げることはできても
「こっちだ!」と言い切るのはなかなか難しいところです。

どっちにも苦労がありましたからね…。