アルバイトが懲戒解雇されることはある?懲戒解雇の原因を教えます!

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店員Kです!

懲戒解雇。
聞いたことはありますか?

強制的にクビにされてしまい、
退職金などの支払いも行われない、
会社組織において、もっとも厳しい処分です。

安易にこの懲戒処分が行われるケースは
少ないですが、実は、アルバイトにおいても
”懲戒解雇”が行われることはあります。

バイトの就業規則にも、懲戒解雇について
書かれていたりするかもしれません。

今回は、アルバイトの懲戒解雇の可能性、
どのようなことをすると、懲戒解雇になるか、
そして懲戒解雇されてしまった場合、どうなってしまうのかに
ついて、順番にご説明していきますね!

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アルバイトに懲戒解雇はある?

アルバイトだからと言って甘く見てはいけません。
アルバイトが懲戒解雇になる例は存在しますし、
実際にそのような場面を見たことがあります。

まぁ、法律上云々は置いておいて、
アルバイトってそんなに堅苦しくやってないところも
多いですから、
「懲戒解雇」という形式ではありますが、
本人に対しては「クビ」みたいな言葉で
済ますこともあります。

法律上は「懲戒解雇」なのですが、
実際に「お前は懲戒解雇だ!」といわれるようなことは少なく、
「明日から来なくていいよ」的なものが懲戒解雇に相当します。

本来、法律上、即時解雇することは、懲戒解雇以外には
できません。
なので、何か問題を起こして「お前はクビだ!」となった場合、
それは実際には懲戒解雇に相当するものです。

では、どんなことをすると、バイトで懲戒解雇になって
しまうのか+アルバイトの懲戒解雇のポイントを見ていきましょう。

バイト先の判断次第によって異なる…

まず、最初にアルバイト先の判断によって異なる、
ということは書いておきましょう。
下にアルバイトが懲戒解雇に相当する処罰を受けることになる
ケースを書きますが、
バイト先の店長や責任者によっては、もう少し軽い対応で
済む可能性もあります。

本来、あまり甘い対応をするのは良くないのですが、
そういう対応をする店長や責任者が居る、というのもまた事実です。

無断欠勤で懲戒解雇の対応がとられることもあれば、
犯罪行為であっても、懲戒解雇にはならないケースも
あるかと思います。
この辺は、本当にバイト先の判断次第です。

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懲戒解雇になるとどうなるの?

アルバイトで懲戒解雇になってしまうとどうなるのか。
まずは、即日にでも解雇される可能性があります。
基本、アルバイトスタッフであっても、解雇する日の前に
予告をしなければなりません。
原則、1か月以上前ですね。

ですが、懲戒解雇の場合は、これが適応されず、
条件が揃っていることは必要ですが、
条件が揃っていた場合は、その場で解雇されることもあり得ます。

懲戒解雇されても、解雇が成立したまでの瞬間の給料は
法律上で発生しますから、貰えると思いますし、
要求することも可能です。

しかしながら、基本的には懲戒解雇されてしまうと、
それ以外の保証などは一切されません。

もちろん、その懲戒解雇されたバイト先を今後利用
することも難しくなるでしょう。

全員に睨まれている、と言っても過言では
ないですからね…。

また、今後の就職やアルバイトにも若干影響を
及ぼす恐れはあります。
アルバイトを懲戒解雇になったからと言って
それを知られる可能性は低いですが、
ひょんなところで「アルバイトを懲戒解雇(クビ)になったことがある」
ことを知られてしまえば、そこで採用されることは
かなり難しくなってしまうでしょう。

バイト先の懲戒解雇について確認したい場合…

直接店長や責任者に聞いてみても良いですが、
店長たちも懲戒解雇について、具体的に把握していない可能性が
高いので、確実なことを知りたい場合は、
就業規則を確認してみましょう。

個人店などの場合、原則は作らないといけないのですが
そういうものが無い可能性もあります、が、
チェーン店などであればほぼ確実にあるはずです。

就業規則の中に懲戒解雇についての記述があると思いますから、
そこで条件を確認しましょう。

懲戒解雇の条件については、会社ごとに大きく異なる
場合がありますので、バイト先の懲戒解雇条件が
知りたい場合は、就業規則でしっかりと探しておきましょう。

ただし、普通に問題を起こさずにアルバイトをしていれば、
基本、アルバイトの懲戒解雇の条件なんて知らなくても
良い事です。
普通に仕事をしていれば、懲戒解雇されることなんて
まずありませんから。

バイトが懲戒解雇される、というのは
よっぽどな事です。
一応、どんなことをすると、アルバイトが懲戒解雇になる危険が
あるのかを↓でご紹介しますが、常識的に考えれば、
まずありえないことだと思います。

どんなことをすると懲戒解雇の可能性が?

では、どんなことをすると、アルバイトの立場で懲戒解雇に
なってしまうのか、それを見ていきましょう。
懲戒解雇になってしまう原因には、色々なものがあります。

・犯罪行為
犯罪行為に手を染めれば、当然、懲戒解雇の対象になります。
むしろ、犯罪を起こした人間をそのまま働かせておいたりでも
したら、それこそ問題です。
これは、プライベートなどでもそうですし、業務上の犯罪などでもそうです。
どちらの場合であっても、懲戒解雇(バイトでは単にクビ!って言うだけかも)が
打倒な判断です。
業務上の横領をしたりだとか、暴力を振るったりだとか、
プライベートで犯罪事件を起こしたりだとか、そういうことが無いように
しましょう。
警察沙汰になれば、ほぼ確実に解雇されるでしょう。
バイト先に、そういう人をおいておけるほど、バイト先は天使では
ありませんから注意です!

・無断欠勤
無断欠勤一回でクビにされることは事実上はほとんどないと思いますが
無断欠勤を繰り返せば、懲戒解雇される可能性は当然あります。
ばっくれの場合も形式的には懲戒解雇になりますね。
もしも、バイトを続けるつもりがあるのであれば、もしも無断欠勤を
してしまった場合、早めに謝りましょう。

・勤務態度不良
どこのバイト先にも書かれていると思いますが、
勤務態度が、相当悪かった場合は、懲戒解雇の対象になる可能性もあります。
言うことも聞かない、仕事もしない、みたいな人は
そうなってしまっても仕方がありません。

こんなところでしょうか。
他に、採用時に、年齢を詐称したり、住所を詐称したり、
そういうことをした場合は、懲戒解雇される可能性もあります。

最初にも書いた通り、アルバイトでは
「オマエは懲戒解雇だ!」なんて言い方をするケースは少ないとは思います。

「クビ!」だとか「明日から来なくていいよ」だとか
そういう表現の方が多いかと思います。
が、懲戒解雇であることには変わりないですし、
アルバイトでこういうことになってしまう、ということは恥ずべきことなので、
注意して下さい。

加えて、犯罪行為を起こせば、事は懲戒解雇だけでは済みません。
必ず、刑事上の責任もここに加わってきますから、
絶対にそのようなことは、してはなりません。

まとめ

アルバイトと言えども、油断していれば
懲戒解雇されることがあります。
何でもやっていい!というわけではないのです。

ただ、上で条件をご紹介したとおり、相当な事をしなければ
懲戒解雇になることはありません。

もしも自分がバイトをクビになってしまった!ということであれば
よほどの事をしてしまった!ということなのでしょう。
その部分は大いに反省するべき点です。

まぁ、色々と書きましたが
”普通の態度”でアルバイトをしていれば、急に懲戒解雇
されることなど、ありえませんから安心して下さい!
(不当な解雇の場合は、訴えたりもできますし…)

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