起業や独立をして人を見返したいと思っている人は…

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店員Kです!

独立して、自分で何かをやろう!と考える人たちの動機は
様々だと思います。

しっかりと作り上げた構想を元に、成功する道筋が見えて
独立する人も居れば、
1度挑戦してみるか!みたいな、単純な理由(悪い意味ではありません)で
独立する人も居ますし、
今まで働いてきて得たものを元に、独立してチャレンジしてみようと
思う人も居るでしょう。

理由は様々ですし、別にどんな理由だって構わないと思います。
しかしながら、「独立して誰かを見返してやろう!」という考えだけで
独立するのは非常に危険ですし、
ほぼ100パーセント失敗します、と断言しておきます。

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誰かを見返すために独立するのはNG

誰かを見返すために独立する…
確かにそれも一つの動機としては良いでしょう。

しかしながら「それだけ」が目的だったり、
そればっかりに取りつかれて、独立や企業を
目指すのであれば止めた方がいい、と思います。

必ずあとで後悔するでしょう。
独立という道は、自営業、個人事業主という道は
非常に多くの困難が待ち受けている職業です。
そう簡単に人を見返すことなどできません。

何故「誰かを見返すために独立・企業」することが
いけないことなのか、
それを解説していきます。

そこまで甘い世界じゃない

独立して個人事業主になったり、企業したり…
それは、そんなに甘い世界じゃありません。

「独立して見返してやろう」なんてことは
簡単にできるものじゃないのです。

何か、具体的なビジョンが無ければ必ず
企業や独立したところで失敗しますし、
それだけの動機であれば、独立なんかしない方が良いです。

何故なら、企業や独立した人の成功率って
本当に低いのです。
大半の人は、サラリーマンのまま働いていた方が
最終的な収入も、幸福度も高いでしょう。
(ブラック企業などは例外ですが)

自営業の人の多くは、数年以内には失敗して、
サラリーマンに戻るか、本当に苦しい状況下で
その日暮らしのような生活を送るか、
もしくは無難に利益は出ているけれど、
サラリーマン時代より勤務時間が長く、
給料も若干落ちているか…
そんな感じの状況に追いやられている場合がほとんどです。

ですので”自営業”と言うと、
無限の可能性があるように感じるかもしれませんが、
実際にはそんなに生易しいものではなく、
かなり厳しい世界だと言うことを知っておかなくてはなりません。

軽々しく
「アイツを見返してやりたい」と思うのは構いません。
ですが、それだけの目的で、本当に独立を実行に移すのであれば、
ただの無謀ですし、その先に待ち受けるのは地獄です。

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もしも本当に独立するなら…

まぁ、アイツを見返してやりたい、がきっかけでも
それはそれで構わないとは思います。

ですが、その場合”それだけ”で独立すれば必ず失敗します。
何か他にも目標や目的を持つべきですし、
可能であれば、自分がどのようなことをして、
どのように成功までこぎつけるのか、という具体的なプランを
練る等、慎重な準備が必要ですし、
資金面の問題もあります。

独立前には、色々と考えるべきことがあるわけですね。
経理などに関する勉強や、自分のやろうとしている事業が
成功するのかどうか、ちゃんと考えることも重要です。

ぶっつけ本番みたいな、
私怨に突き動かされて、勢いで独立してしまうようなケースは
非常に危険です。
必ず、途中で何らかの壁にぶち当たることになってしまい、
最終的には独立そのものが途絶してしまう可能性すらあるのです。

なので、もしも本当に独立するのであれば
上のようなことはしっかりと考えておかなくてはなりませんし
「もしも失敗した場合、自分は何をするのか」という
先の未来のことまで考えておく必要があるかと思います。

見返すことは出来ない

誰かを見返してやりたい!と独立する場合、注意しておきたいことですが、
大抵の場合、「その人を見返すことはできません」

残念ながら、これが事実です。

サラリーマンとして働く以上の収入を得ることのできる
自営業者は、そう多くはありません。
多くの自営業者は数年以内で廃業しているのも事実ですし、
もしも仮にサラリーマン以上の収入を手にすることが
できていたとしても、それは休みもなしに懸命に働いた結果
だったりする場合もあります。

つまり、相手からすれば
「ふ~ん、それで?」という光景にしか見えないわけですね。

せっかく見返してやろうと思って独立したのに、
見返すこともできず、サラリーマンに戻ることもできず、
地獄のような日々を過ごすことになる、ということですね…
本当に悲しい日々になるでしょうし、自分がみじめに
なったりするかもしれません。

それに、もしも会社の上司だとか、そういう相手を
見返してやろう!と考えている場合は注意が必要です。

何故なら、
”相手はあなたのことに興味がない”からです。

会社を辞めればそれまでの相手。
半年もすれば
「あ~いたなそんなやつ」ぐらいの認識になって
しまっていると思いますし、
1年も経てば「いたっけそんなやつ?」という話に
なっていると思います。

と、なればどうか。
自営業が仮に成功したとして「どーだ!」と言える
状態になった時には、相手からすれば
「あんた誰?」状態になっているということです。

見返したい相手が家族や友人であるならばともかく、
他のケースの場合は「見返す」ということ自体が
あまりうまくいかない場合も多いかと思います。

そして、自営業が軌道に乗るまでには時間が
かかります
「はい、成功!」なんて軽いものじゃないですから
その部分も忘れないようにしなくてはいけません。

もしも見返す目的なら別の方法を…

相手を見返したい、そう思うのであれば
「企業や独立」は有効な方法ではありません。
むしろ、逆に失敗して、相手から「ほ~らやっぱり!」みたいな
ことを言われてしまう展開になる可能性だってあるわけです。

そのため、”誰かを見返してやりたい”のであれば
別の方法を取ることをおすすめします。

例えば、会社関係の人であれば、
その会社で成果をあげて、その人よりも上司になってやる!
ぐらいの意気込みの方が良いと思いますし、
友達や家族の場合でも、独立するよりかは、
安定した職業、安定した収入を得て、「どうだ!」みたいな
方が絶対に近道です。

恋人などの場合は、自分が相手よりも幸せになることで
見返してあげれば良いですし、
とにかく、見返すだけが目的であれば独立の道は選ばないことを
強くおすすめします。

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見返す目的だけでは成功しない?

誰かを見返す目的だけで独立すれば
その成功は「ほぼありえない」とは言っておきましょう。
もちろん、世の中では何が起こるか分かりませんから
「100パーセント失敗する」と断言することはできません。

ですが、9割以上は失敗します。
見返す目的はあくまでも、目的の一つ、と言うのであれば
話は別ですが、
「くっそ~あいつ!」と言う理由だけで独立すれば
それは、成功する要素が何一つありませんから、
必ず途中で、もしくはすぐに、何らかの予期せぬ問題に直面して
そのまま失敗する可能性が高いと思いますよ。

まとめ

私怨からの独立。これは絶対にしてはいけません。
独立する、ということはそんなに甘い事ではないですし、
結局、失敗してしまえば、自分が色々なモノを失うだけで、
何も得るものはありません。

独立にあたっては、面倒なことではあると思いますが、
色々な部分に視野を広げて、色々なところまで気を配らなくては
なりません。
それができなければ成功なんてありえませんし、
それをしたところで、成功する保証もないという大変厳しい世界
なのです。

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