隣に大きいマンションや建物が建つことによる影響7つ!対処法は?

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店員Kです!

自分の自宅やお店の建物などの
隣や近くに大きいマンションやその他ビルなどが建ってしまった場合、
どのような影響が出ると思いますか?

私も以前、隣に大きなマンションが建設された経験があり、
その時は色々な影響を感じたモノです。

ただ、自分の家やお店などの建物のすぐ近くに
マンションやビルが建つことを阻止する手段はありません。
そこは自分の土地ではないわけですからね…。

が、そうは言っても、自分の生活への影響は
避けられないわけです。

今回は、隣に大きな建物が建設されることによる
考えられる影響を書いていきましょう。

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大きい建物が建つことによる影響

大きい建物が建設されれば、残念ながら自分の家や、職場など
そういった場所への影響は避けられません。
そして、建設の際の方針などをコントロールするのも難しいのが
現実です。
どんなに反対しようと、最終的にはそのまま建設されてしまう
ケースがほとんどですからね…

で、どのような影響があるのかどうか。
1つずつ見ていきましょう。

①日照の問題

まず、一番皆様が気になるのはこれでしょうね。
日照時間の現象。
これは、自分の生活している建物から見て、どこにマンションなどが
建設されるかによって、異なってきます。
例えば、太陽を遮る方向にマンションが建設されれば、
場合によっては、今まで太陽の光が当たっていたのに
全く当たらなくなってしまった!なんてことも考えられますし、
一部の時間だけ、マンションに隠れてしまって、日差しが…
ということも考えられます。

私の職場の一つだったお店は、反対側に高層マンションが
建ってしまい、結果的に日照時間は大幅に減りました。
5時間ぐらいあったのが2時間ぐらいに…って感じでしたね。

日当たりが悪くなると、気分的な問題もそうですし、
観葉植物などを育てるのが好きな人には大問題です。
洗濯物の面でも心配がありますね…。

ちなみに、影響がないケースも考えられます。
太陽の光を遮られない方角にマンションなどが建設されれば
日照時間への影響はないでしょう。
また、マンションが光を反射する角度に建設された場合、
さらに日照…というより反射光も増えて、より明るくなる可能性も
0ではありません。

もしも近くでマンションなどの建設が始まった場合、
家から見た太陽の位置と、そのマンションの位置関係をよく確認して
みると、マンション完成後、どうなってしまうかは大体予想が
つくのではないでしょうか。

季節によっても、太陽の光の当たり方は違うので、
その点も考えてみましょう。

ちなみに、マンションやビルの建設によって日当たりが遮られた場合も
費用を請求したりすることは基本、できません。
自分の家が賃貸の場合は家賃交渉も不可能ではないかとは思いますが、
それを受けなければいけない法律は無かったはずなので、
全ては大家さん次第です。

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②風当たりの問題

自宅の横にマンションが建設されたりすると、日当たりの次に
心配なのは「風」でしょうか。
近くにマンションが出来たりすると、周囲の環境によって
「隙間風」が発生することがあります。

ビルとビルの間の風が強い…というのはご存じでしょうか。
そんな感じのことが起きるのです。

私も、職場の建物の横にマンションが出来たことがあるのですが、
南風がものすごく五月蠅く聞こえるようになってしまいました。
上手く、マンションと建物のあいだを風がものすごい勢いで
すり抜けていくので、
南風だと、夜、眠れないレベルに(そこでは眠りませんが)
うるさくなってしまっていました。

あまりにも強風が吹くようになってしまうと、
その方角にあるものは、飛ばされる可能性がありますから、
風が強くなった場合は、そのあたり、注意しておきましょう。

③人の気配が気になる可能性

今まで、隣に何もなかった家の場合、新しくマンションが
出来たりすると、最初は人の気配が気になる可能性もあります。
「見られている」ような感じがしたり、
人の話し声や物音が気になったり…。
加えて、自分の家の音が聞こえていないかどうか、気になったり…
そういう可能性もありますね。

「見られている」は大抵の場合気のせいだとは思いますが
音の方面の話も含めて、この点は時間の経過と共に
慣れていくかとは思います。

先にその場所に住んでいた身としては面白くないかとは思いますが、
我慢するしかない、というのも実情です。

④交通環境が変わる可能性

近くにマンションやビルが建つ、ということは交通関係の
周囲の環境が変わる可能性があります。
マンション・ビル共に必ず駐車場があると思いますからね…
マンションの場合もそうですが、特に人の出入りが激しいようなビルが
近くに建ってしまうと厄介です。

車の出入りが激しかったりすれば、
それだけ交通の便も悪くなります。
最悪の場合、渋滞などが発生する可能性も0ではないのです。

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⑤景観が損なわれる…

巨大な建物が近くに建つと、場合によっては景観が
損なわれる可能性もあります。
例えば、自分の家が既に建っていたマンションなどで、
なかなかベランダからの眺めが良かった…という場合でも
反対側に別のマンションが建設されたりすれば、
景観は一気に損なわれます。
今まで見ていた景色を見ることはできなくなり、
見ることができるのは新しいマンション…。
景観がウリの物件の場合は、悲しいことですが、
そういう可能性もあるのです。

⑥人が増える…人によるトラブル

近くにマンションが建てば、当然たくさんの入居者が
入りますから、人は大幅に増えます。
人が多い騒がしい環境が嫌いな人にとっては
辛い事だと思います。

そして、人が増えると、その中にはおかしな人が
出てくる可能性もあります。
運悪く、おかしな人がマンションに入居したりしてしまうと、
これまたトラブルなどの原因になる可能性もあります。

⑦工事などの騒音

近くにマンションやビルが出来ると、最初の建築工事の際は
騒音やペンキのニオイなどを覚悟しておかなくてはなりません。
酷い場合だと、工事のために建物自体が揺れてしまう可能性も
あります。
場合によっては睡眠妨害になることもあるでしょう。

そして、マンションなどは定期的に工事することもあります。
建設されたらそのままずっと放置しておいて良い、なんて
ことはありませんからね…。

定期的な工事の度に騒音などに悩まされることになる可能性もあるのです!

対処法は?

建築されるマンションやビルが法律に基づいて建設される場合は
どうにもなりません。
地元の住民たちで反対運動をしたところで
最後にはほぼ100パーセント建設されてしまいます。
気持ちの整理をつけて、気にしないようにするぐらいしか
方法がないのも事実です。

引っ越ししろ、とよく言う人も居ますが、
賃貸でもない場合、引っ越しも難しいでしょうから、
本当に、運が悪かった、とあきらめるしかないのが悲しいところです。

賃貸や職場などならまだ良いのかもしれませんが、
夢のマイホームでこれをやられると悲しいですよね…

まとめ

近隣にマンションやビルが建ってしまうと、このような弊害が
出てしまうことがあります。
もちろん、建設される位置や方角によってはほとんど影響が
ない可能性もありますが、
それは建設されてみないと断言することはできません。

環境はその場所によって様々ですから、
影響も、マンションやビル1つ1つごとによって異なります。

ただ、自分が家を買ったり、借りたりする際に、
未来に建設される建物のことまで予測するのは
非常に難しいし、不可能でしょう。

空き地が周囲に少ない所を選ぶなど、可能性をさげることは
できても、100パーセントの保証は難しいですよね…。

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