店の前にワゴンやカゴを置くと、ゴミを置いていく人が居る…

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残念なことに、この世には
モラルの低い人も多いです。

店をやっていると、特にそれを感じます。

人間の嫌な部分を見せ付けられる、というか
そんな感じですね。

お店の前に、ワゴンやカゴの中に商品を入れて
商品展開するところもあるかと思います。

地域や治安にもよると思いますが、
結構、こういうワゴンやカゴに、長期的に見れば
ゴミを入れていく人も多いです。

特に「ご自由にお持ち帰り下さい」みたいな
プレゼントコーナーをお店の外で展開したときは、
とても酷いものでした。

ここぞとばかりにゴミを捨てていく…。

今回は、実際に投げ込まれたゴミを紹介(?)
していきます。

こういうこともある、ということで
店舗の仕事に関わる皆様は気をつけておきましょう!

対策についても書いておきますが、
完全に防ぎきることは残念ながら難しいです。

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ごみを捨てる人の心理は?

「悪いことだと思っていない」ということだと思います。
ごみを捨ててしまえてラッキー!ぐらいにしか思っていないのでしょう。
罪悪感とか罪の意識とかはなく、
「店のやつらが捨てるだろう」ぐらいの軽い気持ちでごみを
捨てている人がほとんどだと思います。

ですが、店のごみ捨ては、当然無料ではありません。
それどころか「事業用ごみ」として普通の家庭よりも遥かに
高い金額でごみ捨てをするハメになっているのです。

そのため、ごみをお店の外のワゴンやカゴの中に
捨てる、ということはお店に”損害”を与えている、ということです。

軽く考えている人も多いと思いますが、
そこのところはしっかり意識しておいたほうが良いと思います。

店のカゴにゴミを捨てられたごみ

店のカゴに捨てられていったごみ…。
色々とあります。

もちろん、そこまで頻繁にあるわけではないですが、
長い間接客業をやっているとポツポツとそういう事例が
見受けられます。

残念なことに、モラルの低い人も非常に多いので
その辺りはある程度、諦めるしかないのかもしれません。

実際に捨てられたごみの数々…
そのお話をしていきます。

丸めたゴミを捨てられた!

定番ですね。
ぐしゃぐしゃに丸められたチラシだとか、
ティッシュだとか、そういうものを、外のワゴンやカゴに
入れていく人。

かわいそうな(?)ことに、ゴミ箱と売り場の区別が
つかないみたいですが、お店としてはいちいち処分しないと
いけませんし、気づかずそのまま放置しておくと汚らしいですから
処分しないわけにはいきません。

軽い気持ちで投げ捨てているのだと思いますが
案外、面倒くさいので、できればやめてほしいところです。

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空き缶を捨てられた!

これも定番ですね。
自動販売機横のくずかごに捨てて下さいネ…。

酷いケースだと、空き缶・・・ではなく、
中身が入ったまま、商品の入っているワゴンに
捨てられていて、中身が飛び出ていることもあります。
これで本がダメになったこともあります。
これは場合によっては問題になる可能性もありますから
絶対にやめた方が良いですよ。

明らかに子供や学生が飲まないものの空き缶も
捨てられていて、子供、大人問わず、捨てる人は
捨てるんだなぁ…というのが現実です。
悲しいことですが、何歳になっても捨てる人は捨てますし、
子供でも捨てない人は捨てません。

食べ物の外袋を捨てられた!

食べ物の外袋を捨てられたことは、もはや
数え切れないぐらいあります。
パンの袋だったり、お菓子の袋だったり、
せんべいの袋だったり…。

みたらし団子のパッケージを捨てられたことも
あります。

しかもみたらし団子はベタベタしていて
周囲の商品にそのベタベタがついてしまっていた始末。

掃除も大変でしたし、処理も大変です。

…あとは、某ファーストフード店のごみも
捨てられていたことがありましたね。
ここはゴミ箱じゃないよ!?

風邪薬の空箱を2日連続で…

何故か、同じ風邪薬の空箱を2日連続で、
お店の前に置いてあった「プレゼントコーナー」の
カゴに入れられたこともあります。
同じ風邪薬だったので、恐らく同じ人なのだと思いますが
一体何錠風邪薬を飲んだのか!
と突っ込みたくなってしまいました(笑)

それにしても2日連続でゴミを捨てていくなんて…。
ゴミを捨てる人にとっては、捨てることが出来てラッキー!
ぐらいにしか思っていないのでしょうけれど、
嫌な話です。

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自分の要らないモノを捨てる…

プレゼントコーナー、というカゴを外に出していたときの
ことですが、お店側が入れた覚えのないものが
プレゼントコーナーに入っていました。

そのものには付箋で「ご自由に」とだけ書かれていました。

ここはあくまで”お店”のプレゼントコーナーであって、
個人のプレゼントを入れる場所ではないのですが(汗)

ごみをなるべく捨てられないために…

お店の外に展開しているワゴンやカゴに
ごみを捨てられないためにはどうしたら良いのか。
100パーセント防ぐことはできませんが、
その対策も見ていきましょう。

・なるべく綺麗に商品を入れる
外に展開するワゴンやカゴにはなるべく「綺麗に」商品や
プレゼントを並べるようにしましょう。
汚らしいと「ゴミ入れても平気だろう」と考える人が
沸いて出てきます。
汚い水などから虫が沸いたりするのと同じようなものです。
そういう歪んだ考えを持つ人が沸いてしまうので
なるべく綺麗に入れておきましょう。

・防犯カメラ設置
可能であれば防犯カメラの設置も試してみると
良いかもしれません。
ワゴンやカゴに「カメラ作動中」とでも書いておけば
ごみを不法投棄する人も減っていくはずです。
カメラは、本物を取り付けすると費用がかかってしまいますから、
ダミーカメラでも十分だと思います。

・ごみを捨てないで下さいと明記
ワゴンやカゴに「ごみを捨てないで下さい」と明記して
それを貼り付けしておきましょう。
多少の抑制効果はあるかと思います。
ただ、こういう注意書きを貼り付けてもごみを捨てる人は
捨てますから、本当に限られた抑制効果にはなってしまいますが…。

・見回りを強化
営業時間中なら、見回りを強化しましょう。
定期的に外に展開しているワゴンや、カゴの整理だとか
見回りをしていれば、ごみを捨てようと思ったとしても、
「人が居るからやめておくか」という気持ちになって、
ごみの不法投棄を諦める人も出てくるかもしれません。

・甘やかすのも良くない?
「ここにごみを放り投げておけば勝手に処分してくれる」
人間とは悲しいもので、そう思われてしまうと、
何度も繰り返し繰り返しごみを捨てに来る可能性もあります。

あまりにも酷い場合は「ここはごみ箱ではありません」とでも
書いておかれていた場所の付近においておくのも良いかもしれません。
「不法投棄してもお店も何もしませんよ」ということを
周囲に知らしめる意味もあります。

特に、何度も何度も同じ人物と思われるごみが置かれている場合は
これをやることで、その捨てている人物は必ずそれを目にするでしょうから
一度試してみる価値はあるかと思います。

お店もごみ捨ては無料じゃないのですから、
あまりに酷い場合、我慢をする必要も義理もありません。

酷い場合は毅然とした対応を

お店のワゴンに何かを捨てて行く、という行為は
単なる不法投棄でしかありません。
お店側は毅然とした対応をするべきです。

酷い場合、続く場合に関しては誰が捨てているのかを
しっかりと確認、突き止めるようにし
場合によっては警察に相談するなど
強気な対応を行う必要があります。

何でもかんでもお店が泣き寝入りしていると
どんどんこういう人間が増長していく結果になります

まとめ

お店の外に売り場を展開していると、ごみをそこに捨てていく人は
本当に居ます。
旧勤務先時代も話題に出ていました。
ただ、地域柄にもよるようで、ごみを捨てられてしまうことが多い地域、
ごみを捨てられてしまうことが少ない地域もあるようです。

お店をしばらく同じ場所で営業していれば、このあたりのことは
だんだんと分かってくると思いますから、
もしも酷い場合は、何らかの対応をしましょう。

ただ、ごみを捨てられる件数を「0」にするのは無理です。
人とは、そういうものです。

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