ごみ袋の中に入れて持ち帰り?職場での盗難に注意&対策!

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職場での盗難…。
出来れば発生しないようにしたいものですよね。

誰かが盗難未遂、もしくは盗難事件を起こせば
その人間に対しては何らかの処分をしなくてはいけません。

まさかそのまま、何のお咎めもなしで
放置しておくわけにはいきませんからね…。

で、職場のスタッフによる盗難で注意したいことの一つが
「ごみを捨てるときにごみにモノを混ぜて盗難」というケース。

実際に私の旧勤務先の別店舗でも
コレが発覚して、問題になっていました。

今回は上司の立場から考える、
「ゴミ捨て時の盗難」の注意点について書いていきます。

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ごみ袋に混ぜるという手段

ごみ袋に、商品や職場のものを混ぜて、
そのまま職場の外に持ち出し、自宅に持ち帰る…
そういう悪質な盗難方法が実際にあるようです。
…私の旧勤務先でも「未遂」が他店舗でありました。

確かに、ごみ袋の中に、職場のモノや商品を入れられてしまうと、
そのまま見逃してしまう!なんてことはあるかもしれません。

アルバイトスタッフさんや同僚がごみを外に捨てに行こうと
したときに「中身を確認」なんて普通はしませんよね?

私もしません。
それは「油断」と言えば「油断」ですし、
「信頼しているから」と言えばその通りでもあります。

ですが、もしも、何かモノが消えていたりする場合は
注意が必要なのも事実です。

ごみ袋に混ぜて盗難…という事態を起こさせないためには
どうすれば良いのでしょうか?
色々とポイントを書いていきます。

一番確実なのは…

ごみ袋に商品や職場のものを混ぜて、後からそれを回収して持ち帰る…
なんて手の込んだまねをする人物もいます。

一番確実な対処法としては、やはり「ごみを捨てる前」に
確認する、ということです。
ごみ捨て前に、中身を確認して捨てれば、
中に何か混ぜてあれば気づくこと思いますし、
普段から確認していることが分かっていれば
ごみに混ぜるようなこともしないでしょう。

ですが、捨てる前にごみ袋の中身を全て確認する、
なんて現実的ではありません。

いちいち毎回ごみ袋の中身の確認などしていたら、
毎回毎回、かなりの時間を消費してしまいます^^

それが出来れば一番良いですが
はっきり言って時間の無駄ですよね…

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自分で捨てに行くようにする

まず、予防策の一つとして、あなたが店長や
部署のトップなのであれば、あなた自身がごみを捨てに行くことです。

ついつい、アルバイトスタッフさんにお任せしてしまったりだとか
そういう気持ちは分からなくもないのですが、
例えばお店などであれば、他のスタッフが全員帰った後に、
自分で捨てに行く。

それだけでも「ごみ袋に入れて持ち帰る」ということを
阻止・抑止する効果はかなりのものです。

仮に、ごみ袋に何か入れて、店長や上司が捨てに行ったあと
戻ってきて回収しよう、とその人が考えたとしても
「店長や上司がごみを捨てに行っている=ばれるかもしれない」と
いうことで、盗もうとする人間は少なからず萎縮するはずです。

そのため、確認する、確認しない関係なく
上司である人間が直接捨てに行くことで
大きな予防効果を得ることができます。

実際に、前の勤務先でごみ袋に混ぜた未遂事件が
あった際には、そのようにするよう、指示が出ていました。
それ以降はとりあえず、そういう事件
(気づいてないだけかもしれませんが)は
発生はしていなかったようです。

信頼できる人を揃える

そもそもこういう事態を起こさないためには、
部下やアルバイトスタッフさんを
信頼できる人間で埋めることですね。

ただ、表ではどんなに良く振舞っている人間でも
裏の顔は分かりません。
実際にこれは、私のバイトしていた店舗ですが、
丁寧な感じだったのに、金庫からお金を盗んだ人も居ます。
表の顔だけじゃ、なかなか判断できないものです。

心から信頼できる人か、
表だけしか信頼できない人か、
そのあたりの区別は非常に難しいので、
本当に心から信頼できる人囲まれているような職場であれば
ごみをお任せしても良いかもしれませんが、
心から信頼している人にだって、裏切られる可能性は
あるわけですから、なかなか難しいものです。

私にも難しいことですが、
この人は信頼して大丈夫かどうか、
この人は手癖が悪そうだからどうなるのか、だとか
共に仕事をしていくうちに、見抜く必要があるかと思います。

ごみ置き場に…

ごみ置き場の環境にもよりますが、ごみ置き場に防犯カメラを
設置することができれば、恐らくはそういうことをする人間は
居なくなるのではないでしょうか。

ごみ捨てを頼んだのに、すぐにそこに現れなければ
おかしいわけですし、
ごみ自体が消えてしまっても、おかしいわけです。
後からごみをあさりにくれば、それはそれで一発アウトです。

ただ、共用スペースだったり、管理者との方の兼ね合いも
あるので、設置は難しいかもしれませんが、
もしも設置できる環境であれば、
ごみ置き場の見える場所への防犯カメラの設置も検討してみると
良いかもしれません。

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在庫や備品の確認を怠らない

常に在庫や備品の確認を怠らない、ちゃんと状況把握をする。
これも大切なことの一つですね。
在庫や備品の管理がしっかりとできていれば、
”モノが消える”なんてことが起こったとしても
すぐにその異変に気づくことができます。

異変に早い段階で気づくことができれば、手遅れになる前に
対処できるかもしれませんし、
実際に私の前の職場であった事例では、その店舗の店長が
早い段階でモノが無くなったことに気づき、
その場で探し始めたことから、ごみ袋に混ぜられている(意図的に)
ことが判明し、盗難を阻止することができた、という経緯に
なっていたようです。

そのため、お店の場合は在庫や備品、会社の場合は会社内のモノなどの
確認を怠らないようにすることは、こういったことを阻止するための
第一歩になるかと思います。

お願いする人を考える

誰にお願いするのかを考えることは大切です。
例えば、普段から手癖の悪いような人にはあまりお願いしないほうが
良いと思いますし、
まだ、仕事を始めたばかりで日の浅い人は、どんな感じの人間だか
分からないと思いますから、一人でごみを捨てに行かせる、ということは
できるだけ、しないほうが良いと思います。

ごみ捨ては誰にでもできますから、ついつい何も考えずに
お願いしてしまったりするかもしれませんが、
ごみ袋に混入させて持ち帰る、なんて人も居るのが事実なので、
その点も頭の片隅には入れておくと良いと思います。

普段から行動をよく見ておく

・・・変な意味じゃありませんよ?

普段から職場全体の
人の動きをよく把握しておくことは大切です。
ごみ袋に入れて持ち帰ろうとする、ということは、
ごみ袋に盗るものを入れるわけですから、
そうさせなければ良いだけです。

流石に周りの人が見ている場面で、ごみ袋にモノを
堂々と入れたりする人はまず居ないでしょうから、
人員の関係で難しいかもしれませんが、
常に人の動きから目を離さないようにできれば、
(なるべくスタッフを1人にしない)
予防に繋がると思います

まとめ

ひとりのできることには限界がありますから、
なかなか全てを見通すことは難しいとは思いますが、
できる限り、全体に目を配り、
「誰も見ていない時間」を減らすことが
ごみに混ぜて盗難を防止する第一歩だと思います。

そのようなことをする人は
ほとんど居ないとは思うのですが、
実際に居たこともまた確かなことなので、
油断はせずに、そういう可能性はある!ということだけは
頭の片隅においておいたほうが良いかと思います。

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