店長のお世辞!アルバイトに対するこんな発言はお世辞です!

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店員Kです!

アルバイトスタッフの皆様の中には、
店長から褒められたり、少し良い事を言われると、
良い気分になる人も居るかもしれません。

ですが、注意してください。

店長は「お世辞」をよく言います。
私もそうですし、他の店長にも、そういう人は居ます。

まぁ、もちろん、お世辞と分かった上で喜んでいるのは
全然良いのですが、お世辞と気づかずに
舞い上がっていたのでは、現実を知らな過ぎです。

今回は私や、他の店長を見てきた経験をもとに
「こういう発言は店長のお世辞」をご紹介していきたいと思います。

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なぜお世辞を言うの?

店長がアルバイトスタッフさんに対してお世辞を言う
理由は色々とあります。

主な理由としては「気持ちよく仕事をしてもらうため」でしょうか。
アルバイトスタッフさんも人間ですから、
気分悪く仕事をさせているよりも、気分よく仕事をしてもらった方が
お店側、店長からしてみても”都合が良い”のです。

色々なアルバイトスタッフさんを見てきましたが、
やはり「気分悪く」仕事しているときの方が作業効率も良くないです。

なので、お世辞を言う理由は「仕事効率をあげるため」。
これが一つの理由になると思います。
(もちろん そうではない人も居ると思いますが)

あとは、自己保身的な意味合いもありますね。

店長やお店に不満を持てば、当然ながらバックレの可能性も上がるわけですし、
アルバイトスタッフさんが長く定着することが無くなってしまいます。

実際に、私のアルバイト時代の店長の一人は、とても態度が
酷かったため、人の入れ替わりが尋常ではないレベルにはやかったものです。

なので、お世辞を言ったり、煽てたりすることで、
「長居してもらおうとする」わけです。

加えて、いざ、店長である自分自身が何らかの事情で休みを取る場合に
協力してくれる可能性を少しでも増やすため、普段からお世辞を言ったりして
”煽てておく”ということもあります。

要は、お店や店長自身のために打算で動いている人が多い、ってことです
(みんな、口には出さないと思いますけどね…)

よくあるお世辞…

よくあるお世辞をまとめてみました。
私がアルバイト時代に言われたこと、そして実際に私が
店長になってから使ったお世辞。
いろいろなお世辞があります。

それらを見ていきましょう。

あ、これから挙げる言葉のすべてが
「100%お世辞」とは限りませんからその点は注意してください。
あくまでも「お世辞の可能性が高い」ということです。

「他の人より覚えるのが早い」

新人さんに対してよく使うお世辞ですね。
「〇〇さんは他の人より覚えるのが早くて助かるよ」みたいな感じです。
言われたことありませんか?

私はほとんどのアルバイトスタッフさんに言ってましたよ(汗)
最初のうちは、やはり入りたてのアルバイトスタッフさんは緊張しているものですし、
まず「最初のイメージ」を悪いものにしてしまうのは、
今後アルバイトを続けてもらう、という面においても、非常に良くないことなので、
とにかく最初はこのように煽てていくのです。

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「いつも本当に助かっている」

いつも本当に助かっている、ありがとう。みたいな感じのセリフ。
これは半分は本当で、半分は嘘…って感じでしょうか。
もちろん、感謝の気持ちはあれど、半分はお世辞です。
とにかく相手の気分を良くすることで、効率良く仕事をしてもらって、
自分のために上手く利用しようとしている店長も多いです。

↑のような言葉を言われると、悪い気分はしないと思います。
発言する店長側もそれを狙って言っている人が多い、ということです。

「〇〇が居なかったら、この店は終わりだ!」

「〇〇さんが居なかったら、この店はやっていけない」
みたいな発言。
これは要注意ですね。

アルバイトスタッフさんの中にはこういう発言をされると、
ついつい「自分が居なければこのアルバイトはダメになる!」などと
勘違いしてしまう場合も。

正直に言えば、アルバイトスタッフさん一人がいなくなったところで
「駄目」になるお店は無いでしょう。
その方が辞めた瞬間に、店長は心変わりして、また別の
アルバイトスタッフを探し始めます。

↑のようなセリフをアルバイトスタッフさんに聞かせることで
「良い気分にさせて、なるべく続けてもらう」目的と、
「辞めないでね、辞めるなよ」という遠回しなお願いの目的も
混じっているというのが実際のところです。

「〇〇なら安心してお願いできる」

これも「信頼してるよ」という意味のお世辞です。
店長が、本当に心の底から安心してアルバイトスタッフさんに
お店を任せる、なんてことは「ない」と私は思います。

冷たいようですが
「何か居ない間に問題が起きたら面倒くさいなぁ」なんてことを
思っているケースも実は多かったりします。

アルバイトスタッフさんにお店を任せて休んでいても、
お店で何か問題が起きれば、店長は出勤することになりますし、
場合によっては店長が責任を取らなくてはならないこともあります。

100パーセント、安心して店長がアルバイトスタッフさんに
お店を任せる、なんてことは「まずない」と私は思います。

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「〇〇の仕事は優秀」

↑のようなセリフでなくとも、仕事ぶりを褒めてきた場合は、
その大半がお世辞だと考えても良いです。
特定の分野の作業を伸ばして、その作業をお願いしよう、という目論見で、
実のところ「普通のレベルの作業」だったとしても、
あえてオーバーに褒める可能性は十分にあります。

そうすることで、その作業に自信を持ってもらって、
その作業を将来的に担当してもらおう、という目論見からのお世辞ですね。

褒めて伸ばす。
そういうことをする店長も多いです。

別に悪い意味ではありませんが、
それで舞い上がりすぎてしまわないように注意です。

「〇〇ならいつか社員になれる」

これは騙されちゃいけません。
アルバイトから社員になる会社なんて、今のご時世、あまりありません。

一応、私はアルバイトから社員(店長)になった人間ではありますが、
それにはからくりがあります。

それは、その企業が「ブラック企業」だと言うことです。
ブラック企業の場合は、人の入れ替わりも激しいので、
使い捨ての駒、としてアルバイトスタッフから社員に昇格させて
貰えることがあります。

と、このように
「そもそもなれない」か「ブラック企業」か、そのどちらかである場合が
アルバイト⇒社員には多いのです。

で、店長が「〇〇さんならいつか社員になれる」と言うのは
何のためかと言うと
「長々とアルバイトとして利用したい」という目的からだと思います。

特に、汚い考えではありますが
「社員を目指している」タイプの人はこの発言をして
「バイトとして縛り付けて」おきます。

社員を目指している人って、案外「可能性」に弱いです。
また、可能性が無いと判断すればすぐに別の職場に移る可能性も。

それをつなぎとめておくための言葉、お世辞が↑なわけです。

”いつか”とはいつなのか。
確かに店長は嘘はついていないかもしれませんが、
それはアルバイトスタッフさんが考えるような年月の話ではありません。

「社員になるれるかもしれないぞ~」なんて
舞い上がらないようにしましょう!

まとめ

店長は、アルバイトスタッフさんに対して色々なお世辞を言います。
「気持ちよく仕事をしてもらうため」そして、
「この職場に縛り付けておくため」。
こんな感じの意図がある場合も多いです。

別に、悪い目論見があるわけではありませんが、
店長からのお世辞を全て鵜呑みにしてしまうことなく、
「これはお世辞だろうな」と一線を引きつつ、店長とかかわっていくことが
大切だと思います。

お世辞に惑わされないようにしましょう!

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