一酸化炭素中毒にご用心!危険なストーブの利用方法と注意点

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店員Kです!

皆様は冬場、ストーブを使いますか?

恐らく、ほとんどのご家庭がストーブを使うと思います。

しかし、冬場のストーブ使用…
これには思わぬ落とし穴がありますし、
利用方法を間違えると、最悪の場合、命の危険が生じます。

ストーブの利用でもっとも危険なのは
「一酸化炭素中毒」ですね。

これによって命を落とされている方も居ます。

今回は冬場のストーブ利用時の注意点と、
どのストーブが危険なのか、ということを
書いていきます。

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一酸化炭素中毒の症状は?

ガスストーブや石油ストーブ等を換気もせずに使い続けていると
一酸化炭素中毒の危険があります。
一酸化炭素中毒は最悪の場合、命を落とすこともありますから、
しっかりと注意しておかなくてはなりません!

体を温めるどころか、そのまま意識が無くなってしまっては
本末転倒です!

一酸化炭素中毒の症状としては
頭痛や吐き気、嘔吐、疲労感、倦怠感、判断力の低下などが
挙げられるようです。
いずれも風邪のような症状のため、一酸化炭素中毒になりかけている
ことに気づくことができず、そのまま犠牲になってしまうケースも
あるようですね。

恐ろしい事です。

これが進行すると、急速な意識の喪失などの症状があらわれて
気付く前に、命を落としてしまうことも。
あまり前症状が無く、突然意識を失うこともあるようなので、
気を付けましょう。

一酸化炭素中毒にならないために…

ですが、冬場はストーブを使わないと寒くてやってられない!という方も
多い事かと思います。

ストーブを使う分には全然大丈夫なのです。
正しく、ストーブの利用さえできていれば、そう簡単に一酸化炭素中毒に
なったりしません。

なので、正しい用法をしっかりと理解して、これから挙げる注意点に
注意するようにしましょう!

一番の対策は換気

まず、一酸化炭素中毒を防ぐためには、定期的な換気が何よりも大切です。
定期的に喚起することによって、部屋の空気を入れ替えて、
一酸化炭素中毒や酸欠になるのを防ぎます。
1時間に1回程度は換気しておくと確実ですね。

ですが、換気を忘れてしまったりすれば、一酸化炭素中毒で倒れて
しまったりする可能性もありますから、
定期的に喚起する場合は絶対に忘れないようにしましょう。

少し隙間風が通る程度にしておくと、安全性が増すようです
(もちろん、換気はしてください)

換気の際は寒くなってしまいますが、
そんなことを言っている場合ではありません。
命にかかわることですから、しっかりと忘れないように換気を
してください。

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寝るときにストーブつけっぱなしは危険

就寝時にストーブをつけっぱなしにして寝る…。
これは危険なので出来るだけ避けた方が良いです。
寝ている間に一酸化炭素中毒になってしまえば、
気付くことなどできないでしょうし、寝たまま永眠になってしまいます。

また、人の目が全くない状態でストーブをつけつづけるのは
火災のリスクなどもありますから、
就寝時はストーブは使わないことをおすすめします。

どうしてもの場合は、タイマーなどで、1時間以内に切れるように
設定して寝る、などの工夫をしましょう。

特に、石油ストーブやガスストーブの場合は厳重注意です。
就寝時の利用は、基本的に推奨されていないので、
止めた方が良いです。

危険なストーブは?

一酸化炭素中毒が危険なストーブは
石油やガスを使ったタイプのストーブです。
これらのストーブは一酸化炭素中毒になる可能性があります。

なので、石油やガスストーブの場合は、
部屋の空気の状況に気を付けましょう。

気分が悪くなって来たり
「部屋の空気が悪いなぁ」と感じたら危険なので
一旦ストーブを消すか、ただちに換気をするかしましょう。

電気ストーブなら一酸化炭素中毒にならない?

電気ストーブであれば換気の必要はないとされています。
少なくとも、一酸化炭素中毒になることはありません。

「電気」を使っていても石油やガスを使っているものは
「電気ストーブ」とは言いませんから注意です!
ここで言う電気ストーブとは、コンセントを挿しただけで、
使うことのできるタイプのストーブです。

石油やガスが無いと動かないタイプは一酸化炭素中毒の
危険性があるタイプの方ですから、勘違いしないようにしてください!

、、と、いうことで電気ストーブの場合は一酸化炭素中毒に
なることは無いので、その点は安心して利用できます。
ただし、火傷だとか、そういう部分には注意すること、
そして暖めすぎには注意しましょう。

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エアコンも大丈夫。

エアコンで暖房をかけて部屋を暖める…。
これも一酸化炭素中毒の心配はありません。
何かを燃焼させているわけではありませんからね…

就寝中にどうしても暖房器具をつけたい!という場合は
エアコンがおすすめです。
エアコンであれば、上で書いたように一酸化炭素中毒の危険性も
ありませんし、温度調節も比較的用意です。

また、火災になる心配も(コンセント方面の問題は除いて)
ありませんから、就寝中に使用する暖房器具としては
一番最適です。

電気ストーブも悪くはないのですが、寝ている間に
電気ストーブ自体に触れてしまって火傷したりする
可能性も0ではありませんからね・・・。

エアコンで火傷することはないでしょうから、エアコンの
方が就寝時の利用に関しては安全性は高いです!

その他の暖房器具も安全!

一酸化炭素中毒に関して言えば、その他の暖房器具、
ホットカーペットだとか、ハロゲンヒーターなども安全です。
これらは燃料を燃焼させるタイプではありませんからね。

ただ、ホットカーペットやハロゲンヒーターの場合は、
触れることによる火傷などに注意しましょう!

子供や高齢者に注意!

石油ストーブ・ガスストーブを使用する際は、子供や高齢者に注意です。
子供、高齢者の場合、空気が悪くなってきても
自分の判断でストーブを「消す」という行動ができない可能性があります。
そうなると、非常に危険。
一酸化炭素中毒の可能性が非常に高まります。

本人に言っておけば…と思うかもしれませんが、
そういう判断が出来ない可能性もあるので、
小さな子供や高齢者を一人にする場合、ガスストーブ・石油ストーブの類の
利用は控えた方が良いです。

帰ってきたら一酸化炭素中毒に…なんてことになれば
目も当てられません。。

その他の注意点!

一酸化炭素中毒以外にも注意点はいくつかあります。
まずは火災。火を使うタイプのストーブは特に注意して下さい。
燃えやすいものの側で使ったりするのも避けた方が良いです。

そして、火傷。
これは電気ストーブもそうですが、子供などが発される光に
興味を持って、触りに行ってしまう可能性は非常に高いです。
特に電気ストーブは、その光の部分がよく見えますから
その輝きに子供が引き寄せられてしまうことは十分に考えられます。

子供に良く言い聞かせることに加えて、
ちゃんと保護者が目の届く場所で利用することをおすすめします。

不安であればエアコンを使うと良いです。
流石にエアコンで火傷することはないでしょうから!

まとめ

ストーブの利用時、ガスストーブや石油ストーブを利用している方は
「一酸化炭素中毒」に厳重注意です!
常に換気を忘れないようにすること、そして就寝時には利用しないこと、
できれば子供や高齢者が一人になる場合はこれらを利用しないこと、
この辺りを徹底して、利用するようにしましょう!

電気ストーブやエアコンの場合は、その心配はありませんが、
電気ストーブの場合は、火傷する場合がありますので、
お子様などが居る場合は、電気ストーブによる火傷にも
注意して下さい!

ストーブは正しい用法で使うことが大切ですよ!

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