自営業・独立を決めたら誰に伝えれば?伝える相手と反応

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店員Kです!

自営業として独立することをお考えであれば、
周囲の人間に
”自営業として独立しようと思う”と
伝える時が必ずやってきます。

しかし、気になりませんか?
誰に伝えるべきか、そして、
伝えた時、周囲がどのような反応をするか。

今回は「独立の決意」を誰に伝えるべきなのか、そして、
周囲の人間に伝えた時、
どのような反応が返ってくるか、を書いていきましょう!

勿論、全員が全員同じ反応をするわけではありませんが、
このような反応をしてくることが
私の経験上は多かったです。

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伝え方…

自営業・独立を決心したらどのように伝えれば良いのか?
これに決まりはありません。

ただし、家族には早い段階で伝えておきたいモノです。
また、開始時期を具体的に決定したら、会社にもすぐに
伝えましょう。
あまりギリギリになってから伝えると、上手く退職できなかったり
トラブルの元になる可能性もありますから、
余裕を持って「独立すること」「退職すること」をしっかりと
伝えておきましょう。

友人に対しては好きなタイミングで伝えれば良いと思いますが、
独立前には必ず伝えておきたいモノです。
将来的にお客さんになってくれる可能性もありますからね…。

家族に伝える!

同居している家族にはなるべく早く伝えておいた方が良いです。
家庭持ちの場合でも、実家暮らしの場合でもです。

既に家族と別居していて、一人暮らし!という場合は
急いで伝える必要は無いと思いますが、
ただ、いずれ伝えることにはなるでしょうから、
何らかのきっかけがあるときには伝えておくと良いと思います。

家族の反応はさまざまです。
応援してくれる反応もあるとは思いますが、
一方で「不安」がられることもあります。

当然の事です。
自営業は不安定ですし、先行きが見えません。

家族から止められることもあるかもしれません。

けれども、それは家族があなたの邪魔をしているわけではなく、
あなたのことを本当に大切に思っているからこそです。

家族に止められて心が揺らぐようであれば、独立は
止めた方がいいですし、

家族に止められてもなお、独立の決心が揺るがない場合は
「~~~で~~~だから、大丈夫」といったように、
ちゃんと理解してもらえるように努力することが大切です。

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会社に伝える!

これも大事なことです。
ただし、会社に伝えるのは、
「どのぐらいの時期に独立する」と決まってからで良いと思います。

時期が決まっていないのに
「そのうち独立するんで~」みたいのは言う必要はありません。

大体の開業日を定めたら独立することをお伝えして、
退職日などの相談に入ると思います。

会社によっては慰留(引き留め)してくる可能性もありは
しますが、もしも独立を決心しているのであれば、
しっかりと意思が固いことをお伝えして、揺らぐことのないように
しましょう。

貴方がしっかりと会社に退職の意思を伝えれば
会社もそれ以上は引き留めたりはしてきません。

「頑張って」のような
反応がほとんどだと思います(社交辞令です)

会社に伝える際のポイントとしては、
(時期を)決めたら早めに伝えること、
そして会社の慰留などに対しては曖昧な返事をせず、
しっかりとした決意を伝えることです。

同僚に伝える!

次に職場の同僚などに独立を伝える場合。
これは退職日が決まったあたりで良いかと思います。
同僚はそこまで重要な位置づけではないので、
自分が「言いたい」と思ったタイミングでOKかと。

ただし、会社に伝える前にあまり大々的に
「俺辞めるんだ~独立するから~!」
みたいな言い方はあまり良くありませんので、
できれば会社退職日が決まったあたりで周囲に
言っていくのが良いかとおもいます。

同僚の反応としては、
「凄いですね~」や
「応援してます~!」とか、
「お店始まったら教えてくださいね~」とか、
好意的な反応が多いです。

周囲からそんな風にチヤホヤされてしまうと
”勘違い”してしまう人もいるかもしれませんが、
勘違いしてはいけません!

これらは全て”社交辞令”ですからね。

ある意味、あなたのことは
「どうでもいい」ので、皆さん良い事を言います。

それに自惚れることなく、独立への準備を進めていきましょう。

反対の立場になって考えてみれば分かるかと思いますが、
対して仲のよくない同僚が
「俺、独立する」と言ってきたらあなたはどう返事しますか?

やはり、
「凄いですねー」とかそういう返事を返すのではないでしょうか。

つまりは、、そういうことです(笑)

友達に伝える!

これは好きなタイミングで良いと思います!
ただ、独立することが確実になってからの方が良いかもしれませんね!

「独立するよ~」って言ったあとに
「あ、やっぱりやめた~」っていうのも
イマイチな感じですから…。

友人の反応は本当に人それぞれだと思います。

貴方を心から応援してくれる人も居れば、
親身になって、大丈夫なのかと心配してくれる人も居るー
同僚と同じように社交辞令で済ませようとする人も居れば、
心の中であなたの失敗を願う人も居るでしょう。

色々です。

ただ、友達は独立後にも、お店や事務所のお客さんに
なってくれる可能性があるので、なるべく色々な友達に
独立するよ~ぐらいは伝えておきたいところです。

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業者・行政など

独立後に利用予定の業者や、行政(個人事業主の申請など)にも
伝える必要がありますね。

業者などはあなたの事をただ、ひたすらに褒めます。

若い場合は
「若いのにご立派です」とか、

あとは「〇〇さんなら必ず成功しますよ!」とか
そんな感じですね。

これは当然社交辞令です。
貴方の気をよくして、色々と今後利用してもらおうと言う
”営業”ですね。

煽てられて調子に乗って色々と契約したりしては行けませんよ(笑)

あとは「行政」
これは税務署や市役所などに色々手続きをしに行く必要があると
いう事ですね。
手続きは、業種によって異なりますが、最低限
税務署に「個人事業主の開業届」は出しておかなくてはなりません。

行政の反応は
「あなたに興味が無い」ので淡々としています。
行政側は税金さえちゃんと払ってくれればあなたが今後どうなろうと
興味がありませんからね…(汗

伝えるべき相手のまとめ

では、伝えるべき相手をまとめておきましょう。

家族  …意思が固まったらすぐに。一番本音の意見を貰えます。
会社  …開業時期が決まったらすぐに。慰留される可能性も。
同僚  …お好きな時期に。社交辞令的な反応が多いです。
友達  …お好きな時期に。反応は友達によって大きく異なります。
行政  …開業日までに。あなたに興味はないので淡々とした反応です。
業者  …必要に応じて。とにかくあなたを煽てます。

この6か所には、必ず独立することをしっかりと伝えましょう!

その他にも、伝えたい相手がいる場合はお好みで!
近所の方や親戚、職場の元同僚などなど…
伝えられる相手がいる場合は、なるべく多くの人に伝えておくのは
良い事だと思います。
自営業になると、人の繋がりがどこで役に立つか分かりませんからね…。

最後に…

独立すると決心して、色々な人に伝えると、色々な反応が帰ってきます。
応援すると言ってくれる人(社交辞令も含めて)
真剣に意見してくれる人、
特に興味がなさそうな人…。
人によってさまざまです。

ただ、意見の一つ一つにちゃんと耳を傾けることは大切です。
自分では分からない1面を指摘してくれることもあります・・・。

自営業にとって「他人の意見を聞けない」のは最大の懸念材料です。
暴走にも繋がりますから…。
独立に反対する人間が居る場合は、ちゃんとその意見を聞いて
意見を受け入れた上で、対策することも大事なことの一つです。

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