新型コロナウイルスに感染していないかどうかを
調べる「PCR検査」。
良い、悪い色々なことが言われていますが、
それはさておき、
「症状がなく」「接触者でもない」のに、
PCR検査を自費で受けようとしている人は
”過剰に反応”しすぎすです。
煽るわけではなく、
ちゃんと理由もあるので、
冷静に考えてみてください。
お金を払ってまで、症状も接触もないのに
PCR検査を受けてどうするのか。
リスクをちゃんと理解し、冷静に考えてみてください。
何事も過剰反応は逆効果。冷静に考える
発熱やセキなどの症状が出ている場合に
どうしても気になる場合や、
自分の身近に感染者や接触者が出て気になる、という場合、
実際に病院などから検査するように言われた場合…
そういった場合の検査自体は
必要なことの一つであると思いますし、
検査自体は否定しません。
が、症状が何も出ておらず、
自分の身近に感染者も接触者もいないのに
お金を払って検査を受けようとする…
それは、さすがに”過剰反応”であり
自分自身が”逆効果”な行動を取っています。
冷静さを失ってしまうとそういった行動に
出たくなってしまう気持ちも分からないでもないですが
今一度、冷静に物事を考えてみてください。
陰性を確認したいだけなら無駄
もし、症状もなく、接触もなく
本当に「陰性かどうか確認したいだけ」なら無駄です。
それはなぜか。
「検査した日時点の状況しか知ることができないから」です。
仮に検査して陰性と分かっても、
検査終了後以降に感染して陽性になっている
可能性は十分にあるわけです。
何か症状がある場合は別ですが
何もないのに過剰に心配して、検査を受けたところで
「検査した時点」で陰性なだけで、
それ以降、自分が陽性になる可能性だって
十分にあるわけです。
要は、気にしていたらきりがありません。
自分が気にしてるわけではなく、誰かに移したくない、
という理由でも無駄です。
仮に「検査翌日に感染して」も、分らないわけですからね。
いちいち気にしていたら本当に
毎日検査を受けないといけなくなってしまいますし、
費用的にも時間的にも精神的にも
相当な負担になります。
「陰性かどうか確認するため」だけで、自費で検査を
受けることには「全く意味がない」です。
”今まで陰性だった”ということが分かるだけで
それが分かった時点では既に感染しているかもしれない
わけですから…。
検査を受けに行くリスクや配送のリスク
検査を受けに行けば当然外出することになります。
そうなれば、逆に「PCR検査を受けに行ったことで感染する」
可能性だってあるわけです。
そして、郵送などの場合であっても、
発送する際、結果を受け取る際…
そういうところに「本当は発生しなくて良かったリスク」が
生じるわけです。
症状もないのにPCR検査を自ら受けた人、と
いつも通り過ごして普通にしていた人。
どっちがリスクが多いかと言えば
前者のほうなのです。
余計に自分が感染リスクを「少し」とはいえ
高めてしまう行動をしている、ということになります。
費用も時間もかかる
当然、PCR検査を症状もなく、自己判断で受けるのであれば
費用が掛かってしまいます。
決して1回の費用は安いモノではありません。
そして、上でも書いたように、仮にお金を払って
検査を受けたとしても、
それは”その日時点の結果”であり、
検査終了後以降は、もう分かりません。
過剰に心配している場合、また日数が経過すれば
心配になってくるでしょう。
当然、検査のたびに、ある程度の時間もかかります。
無駄なコトをして、時間とお金を費やす。
これほど勿体ないことはありません。
結果が絶対に正しいとは限らない
PCR検査は「100％」ではありません。
決して低い精度、というわけではありませんが
それでも「100％」ではないのです。
絶対に正しいとは限らない結果を聞いて
それでどうするのか。
それで安心できるから、と言うのだとしても、
先ほどから書いている通り「検査が終わった後」に
ついては分かりません。
そのあとに感染している可能性だって
あるわけです。
何なら、検査を受けて
結果を聞くまでの間に感染している可能性もあります。
ですので、結果が正しいとは限らないのです。
必要な時だけ検査を受ければ良し
PCR検査は「必要な時」だけ受ければ良いです。
症状も、接触も、何もないのに
自らお金を払って検査する必要はありません。
「安心したいから検査を受ける」
という人は、少し過敏になりすぎています。
上で書いている通り、検査を受けても
そのあとは分からないので
それは「安心と思い込んでいるだけ」であり、
意味がありません。
精神的に安心できるなら、と思う人もいるかもしれませんが
そもそも、PCR検査を自費で受けないと
落ち着かないぐらいになってしまっている状況が
過剰に反応しすぎて精神的にダメージを受けてしまっている
状態です。
冷静でいることが一番の予防策の一つです。
冷静でいられないと、
逆に感染リスクを高めるような行動（症状もないのに検査に行く）
費用や時間を無駄にする行動、
そして、間違った安心感につながっていきます。
まとめ
「まずは冷静に」。
冷静に考えれば、症状も接触もないのに
自らPCR検査を受けに行ってどうする？ということに
気づくことができるはずです。
検査を否定するわけではなく、
逆に「リスク」「費用」「時間」
あらゆる面で、安心とは逆の行動をしていることに
一人でも多くの人に気づいていただければ、と思います。
「本当に必要」な人がPCR検査を受けること自体は、
悪いことではありません。
