コロナになった際に「嗅覚」が消えたお話!回復までを語る!

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コロナの症状の一つとして
”嗅覚が失われる”症状が存在しています。

これは、感染した人全員に起きる症状ではなく、
起きる人と、起きない人がいる症状で、
風邪などでも場合によってなることはありますが、
私自身がコロナになってしまった際には、
その”嗅覚の消失”も経験しました。

コロナの”嗅覚が消える”症状について
実際の体験談をお話していきます。

あくまでも、一個人の体験談ですので、
人によって経過が異なります。
その点はご了承の上でご覧ください。

⇒コロナ自体の体験談は実際にコロナに感染した体験談の記事の方を
参考にしてみてください!
こちらでは嗅覚の症状についてお話します。

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症状のピーク時は特に何ともなかった

私の嗅覚の消失は少し面白い感じで、
”後から”出てきた症状の一つです。

まず、コロナを発症後、
最初は倦怠感や悪寒、高熱、咳など、
定番と言えば定番…と言ってしまってよいような症状を
中心に、3日間ぐらいが一番症状の酷い状態が続きました。

ただ、この時には、
”途中から口の中に妙な甘味が出て来た”という味覚の方の
変化があったぐらいで、
嗅覚には何も異常がないまま、症状の峠を越えて
だんだんと回復に向かっていく…
そんな状況でした。

一番きついときには、嗅覚には何の影響もなく、
普通にニオイがしていた、ということです。

しかし、その後、コロナ発症から9日目の夜に
突然”そういえばニオイがしていない”ということに気付きました。
(9日目のいつからニオイがしていなかったのかは分かりませんが
 少なくとも前日の夜に食事を取った時にはニオイを感じていたのは
 覚えているので、9日目のどこかで、嗅覚にも影響が出たものと思われます)

そういうタイミングでの症状の出現だったので、
コロナ自体の辛さはもうなくなっている状態で、
感覚的には楽でしたが、後から出て来るとは少し驚きました。

何のニオイもしない世界

その後、何のニオイもしない状態が、2週間ぐらいは
続いたと思います。

食べ物の良い香りもそうですし、
逆に臭いと感じるようなニオイも含めて
何のニオイもしなくなりました。

ニオイを嗅ぐ動作をしても、
何とも言えない”無臭”のようなニオイがするだけで、
例えば固形石鹸を鼻の近くに近付けても、
ほとんどニオイはしない、というそんな状態でした。

嗅覚が失われる可能性があること自体は
元々知っていましたし、
嗅覚が無くなっても、そこまで大きな支障があるわけではないので
個人的にはそこまで焦るような気持ちはなく、
”あ、嗅覚がなくなった”というぐらいしか特に思いませんでしたが、
仕事で嗅覚(例えば料理人など)を必要とする人の場合は
結構重大なことですよね…。

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回復はかなり緩やか

私の場合、嗅覚が回復するのには、それなりに時間が
掛かりました。
コロナ感染から1か月以上経過して、
ようやくほぼ完全に戻った感じでしょうか。

嗅覚が消えてから10日以上が経過したぐらいから、
だんだんと”ニオイが極端に強いもの”に
関しては少しずつ分かるようになっていきましたが、
それでもまだ、完全復活には時間がかかり、
ダラダラと少しずつ回復していったような、そんな感じでした。

ただ、この記事を書いている現在、既にコロナ感染から
40日近くになろうとしていて、他の症状は何もありませんが、
嗅覚の回復率は感覚的に”90%”という感じでしょうか。

ほとんど回復しており、何も問題はないのですが、
”ニオイの発生源から距離のあるニオイ”が前よりも
少し分かりにくい状態が続いているような気がします。

至近距離のニオイは全然今まで通り分かるので、
”ほんのわずかな違い”ですが、
これはまだ回復途上なのか、それともここで回復は止まるのか、
それはまだ、今の時点では何とも言えません。

ただ、こんなことを書くと怖くなってしまう人もいると思いますので
念のため補足しておくと
”もう問題ない程度には回復はしているので、日常生活への影響はない”ので、
その点は安心してください。

嗅覚の消失に対して何か治療はしたの?

嗅覚が無くなったことに対して、何かをした、ということは
私の場合は特にはありませんでした。
嗅覚が無くなった直後は、まだのどの痛みや咳が残っていたので
市販の風邪薬を飲んだりはしていたことと、
元々鼻炎気味なので、元々使っていた点鼻薬を
使ったりはしていましたが、
特にそれ以外に”特別な治療”などはしておらず、
自然治癒を待っていた感じです。

基本的には嗅覚に関しては自然と回復していくようですし、
私自身も実際に、自然と回復したので、
大事なことは”嗅覚がなくなったことに対して、過剰にパニックにならないように
冷静に回復を待つ”ことです。

実際、嗅覚がなくなって”困った”と感じるようなことはあまりなく、
むしろ、臭いニオイなども感じなっていたので、
その点は個人的には前向きに考えていました。

強いて言えば、”もしも何かあった場合にもニオイの異変に気付けない可能性が高い”のは
少し心配でしたが、大きな支障は私は最後まで特に感じませんでした。

まとめ

最初は10日程度、全くニオイがしない状態が
続いていましたが
その後は緩やかに回復していきました。

コロナの症状がまだ本格的に出ている最中から
続いていた味覚の症状も含めて
どちらも自然に治癒したので、
そのあたりは幸運だったかもしれません。

ただ、嗅覚の症状も含め、人によって
色々な部分の症状には個人差がありますので、
これはあくまでも一つの体験談です。

心配な場合はしっかりと医師の診察を受けることが
大切になります。

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