手に湿布を貼っても大丈夫?貼る場合に注意するべき点は?

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肩や首などが痛い時に
よく使われる「湿布」…。

中には”手の痛み”に使いたい、と思う人も
いると思います。

指が痛かったり、
手の甲が痛かったり、
手首が痛かったり、人によって色々あると思いますし、
そういった場合に湿布を貼りたい!と思う人も
当然いると思います。

私自身も、指が痛い時に、
小さな湿布を指のところに使ったりしていることもあります。

しかしながら”手に湿布を貼る”際には
手ならではの注意するべきポイントが色々とありますので、
実際に手に湿布を貼った経験も元に、
この点を詳しく解説していきます。

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手に湿布を貼っても大丈夫なの?

手に湿布を貼ること自体は、
基本的には問題はありません。
湿布、と言っても色々な種類がありますので、
”ダメ”と書かれているものがあれば、それは使うべきではありませんが
市販の、一般的な湿布であれば
”手に貼らないでください”とは、書かれていないはずです。

実際に私も、手に湿布を貼ったことは
何度もありますが、特に問題なく、
普通に効果を発揮してくれています。

そのため、”貼ること自体は”基本的には
問題はありません。

しかしながら、上でも書いた通り、
手に湿布を貼る場合、
肩や首などに貼った場合とは異なる部分にも
注意しなければいけなくなりますので、
下記のような点に注意をするようにしましょう。

見た目でかなり目立つ

家にいる時などであれば別に良いですが、
仕事中などになると、
”見た目”が、かなり目立ちます。

首や背中などに湿布を貼る分には、
そこまで目立ちませんし、
首はともかく、背中や肩の場合は
基本的には服に隠れて、湿布を貼っていたとしても、
外から見えることはありません。

しかし、手となると、湿布を貼ればかなり目立ちますし、
小さな湿布であればともかく、
サイズの合わないような四角い大きい湿布を手に貼ったりしていると
少なからず”なんだこの人?”と、思うような人も
出て来るでしょう。

ですので、見た目の部分で”目立つ”ということは
頭の中に入れておきましょう。

一応、対処法としては
湿布の中にも”小さい丸型”のようなもの(湿布と呼ばない場合もある)も
ありますから、そういったものであれば、
あまり目立たなくなりますし、
絆創膏程度のサイズのものであれば、
気付いたとしても、そこまでおかしな見え方は
しないと思いますから、
外で使う場合などは、サイズの小さなものを選ぶと
良いと思います。

また、手袋などをはめてしまっても大丈夫な
場面なのであれば、
湿布を貼ったあとに手袋をはめていれば、
外であっても、手に貼った湿布が目立つことはなくなります。

私は、小さい湿布を貼ることで対処していますが、
人それぞれ色々感じ方は違うと思いますので
自分に見合った対応をしていきましょう!

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目をこすらないようにする

手に湿布を貼る場合、特に注意しなければ
いけない点の一つが
”目をこすらないようにする”ということです。

湿布は、全体的にスースーとするような感じのものが多く、
その湿布を手に貼った状態で目をこすると、
目もスースーしてしまいます。

場合によってはしみるような痛みを感じたり
するようなこともあるかもしれないので、
湿布を手に貼る場合は、絶対に目をこすったりしないように
注意しましょう。

他の部位に湿布を貼った場合も、
そのままの手で目をこすれば(指に湿布の成分などがついているため)
よくありませんが、
他の部位に湿布を貼った場合は手を洗うこともできますし、
時間の経過とともにそういったことはなくなります。

しかし、手に湿布を貼った場合、
”手を洗うこと”もできませんし(湿布が濡れたり、剥がれたりしてしまいます)
ニオイなどもその分きつくなっているので、
そのまま目をこすったりしないように、注意しましょう。

どうしても目がかゆい場合などは
”湿布を貼っていない方の手”で、(スースーするようならその手だけ洗ってから)に
しましょう。

湿布のニオイが他のものにつく可能性も

湿布を手に貼っていると、
どうしても湿布のニオイが手から消えずに残ります。

指に貼る場合は特にそうですが、
”触るもの全てに”湿布のニオイがついてしまうことは
覚悟した方が良いです。

他の部位に湿布を貼る場合は
先程も書いたように、手を洗ったりすることもできますが、
手に湿布を貼る場合に関しては
手を洗ってしまうと、湿布が濡れてしまいますから
そういったこともなかなかできません。

ですので、”湿布のニオイがついてしまうと困る”ようなものを
触る場合については、
手に湿布を貼るのは控えた方が良いとは思います。

湿布のニオイは、仮に他のものについてしまったとしても
時間経過で落ちてはいきますが、
例えばお店の店員の仕事をしている場合などに、
そのままの手でレジ打ちをしたりすれば
”お客さんの購入したものに湿布のニオイがついてしまう”
なんてことも考えられるわけです。

そうなると”湿布のニオイは時間が経てば落ちますから!”なんて
言ったとしても、クレームに発展してしまう可能性がある、
ということは十分に理解できるかと思います。

そのようなことになってしまわないためにも、
”湿布を手に貼る場合”はそういった点に注意するようにしましょう。

剥がれやすいので注意する

手に貼った湿布は、他の部位に貼る場合よりも、
剥がれやすいので注意が必要です。

と、言うのもどうしても手に湿布を貼っていると、
手を使う機会に湿布が当たってしまったりすることも多いですし、
手を洗ったりしてしまえば、湿布が剥がれたり、
剥がれやすくなってしまいます。

剥がれる度に貼り替えをしていたのでは
湿布の無駄遣いにもなってしまいますから、
”剥がれやすい”という点は頭の中に入れておき、
注意しながら活用していくようにしましょう!

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治らない場合は…

手の痛みは、ついつい”そのうち治るだろう”と
放置してしまいがちですが、
湿布を貼ったりしても、いつまでも回復する兆しが見えなかったり、
寧ろ逆に悪化しているような感じがある場合には
注意が必要です。

場合によっては、手術などの治療が必要なものも
可能性は低いとは言え、
全くないわけではありませんので、
もしも”一向によくなる気配がしない”場合や、
”痛みがどんどん悪化するような”場合は
面倒臭がらずに病院で診察を受けるようにしてください。

繰り返し貼っているとかぶれたりする

これは、手以外の部分でもそうですが、
繰り返し湿布を貼っていると、
かぶれたりする人もいます。

私もそうですが、同じ部位に湿布を繰り返し貼っていると
かゆくなってきたり、かぶれたりすることがあるので、
この辺りは(個人個人によって皮膚の強さも違いますから)自分で
上手く”このぐらいまでなら大丈夫”というラインを
見つけていくことが大切です。

くれぐれも、無理に湿布を貼りつけるようなことが
ないようにしてください。

他にも、湿布によっては剥がしたあと
すぐにお風呂に入ったりすると、
かなりヒリヒリしてしまうようなものもあるので、
商品の説明などを読みつつ、
正しい利用方法で活用してください。

まとめ

湿布を手に貼ること自体は
問題ありませんが、
特に目をこすったりしないように、
注意するようにしましょう。

目をこすってしまうと、
目がスースーして気持ち悪いですし、
場合によっては痛くなったりする場合も
あると思いますから、手に湿布を貼る場合、
そのあたりの点は忘れないように、
手の使い方は、いつも以上に慎重にするようにしてください。

紹介したような注意点に気を付けつつ、
使う分には、特に問題はありません。

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