新型PS5が転売される可能性は?危険性はそれほど高くない。

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プレイステーション5発売以降、
様々なマイナーチェンジが行われてきましたが、
基本的には型番の変更と、ちょっとした変化のみで、
そこまで大きな変化のある”新型”と大々的に言えるようなモデルは
今まで発売されていませんでした。

しかし、2023年11月にようやく、薄型モデルが発売され、
それなりに大きな変更を伴う新型モデルが登場するのは
今回が初めてとなります。

が、プレイステーション5と言えば、発売から約2年の間
ずっと品薄が解消されないという異常事態が発生していたのも
記憶に新しいと思いますし、
人によっては”また転売されるんじゃ?”と、不安を感じるような人も
いると思います。

では、新型のプレイステーション5が転売されて
品薄になってしまうことはあるのでしょうか。
この点を分析していきます。

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影響は一部のみ。転売のターゲットにはなりにくい

今回の新型PS5は”転売”のターゲットになる可能性は
非常に低いと考えています。

もちろん、発売直後は一部ではそういうことをする人も
出てくるとは思いますが
今回の新型PS5はそこまで多くの需要があるとは考えられにくいですし、
転売をしても、そんなに利益を上げることはできない可能性が高いうえに
下手をすれば、売れずに在庫を抱える可能性があります。

そのため、発売直後は食いつく転売屋もいるとは思いますが
それが長期化することは、今度こそないと思いますし、
影響は限定的であると考えられます。

新モデルが発売直後に品薄になったりすることは”よくあること”なので、
それは起きる可能性もありますが、
すぐに、普通にお店に並ぶようになるでしょう。

その理由も解説します。

需要がそれほど高くはないと考えられる

今回の薄型PS5はそれほど高い需要はないものと考えられます。

その理由としては、価格自体が既存モデルよりも
値上がりしていることを中心に、
”既存のPS5ユーザーがわざわざ買い替えるほどか”と、
言われると、変更点は本体サイズや容量が少し大きくなったこと、
ディスクドライブの着脱などが中心で
”わざわざ買い替えるユーザー”は、コアなユーザーのごく一部に
限られると思います。
また、価格が既存モデルよりも上がっていることも、買い替えに二の足を
踏ませることになるでしょう。

既存ユーザーからの需要は”たまたま新型発売の時期に今使っているPS5の調子が悪い”人など
一部の需要に限られる可能性が高いです。

また、”薄型が出るまで待つ”と言っていた様子見勢のユーザーは
”ほとんどが値下げを期待していた”と思われ、
逆に値上がりしてしまった以上
ここまでPS5を様子見してきたユーザーの場合、
”じゃあ急いで現行モデルを買おう”とか”値下げの見込みがないから新型を買おう”と
積極的な行動に出るよりかは
”値下げどころか、値上げ?じゃあもういいや”と、なってしまう可能性の方が
高いかと考えられます。

前者のような反応を示す積極的にPS5が欲しいユーザーの多くは
PS5を既に購入していると考えられるため、
”値下げ待ちだったユーザー”からの需要は、あまり高くなく、
新規ユーザーの獲得に繋がるような本体ではありません。

これらの理由から、

既存ユーザーは積極的に買い替えるほどの変更があるわけではなく、
未購入ユーザーが購入を踏み切るような要素(値下げ)などもないため、
転売屋に狙われ続けて品薄が長期化するような商品ではありません。
最初は、あまり状況を理解できていない一部の転売業者などが
買い占めたりする可能性も0ではありませんが、
転売価格で売れるほどの商品ではないため、すぐに転売屋は手を
引く可能性が高いです。

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転売価格で買うほどのユーザーは少ない

今回の薄型PS5は↑のように需要はそれほど高くはないと思いますが、
仮に万が一、品薄に一時的になったとしても
”転売価格で売れるほどの”商品ではありませんので、
転売しようとする業者がいても、逆に損をすることになる可能性が高いです。

その理由としては”既にPS5を持っているユーザー”の場合は、
転売屋からしか買えないのであれば、そこまでして買うほどではない、
と判断する人が多いでしょうし、
(持ってないならともかく、既にPS5本体を持っていて
それほど大きな違いのない新型を転売価格で買うユーザーは
コア層でも一握りでしょう)

”まだPS5を持っていないユーザー”の場合、
PS5の購入には恐らくは消極的な人が多く、
”値下げを待っていた”
”今すぐに遊びたいソフトはないから様子見”
”PS4やswitchでもいいかも”などと、いう人が多いはずなので、
それらのユーザーが転売価格で新型PS5を買うとは思えません。

また”お金がなくて値下げを待っていた”人も、
さらに値段を上げられてしまっては買えませんよね。

このため、品薄になった場合でも、
転売屋から転売価格で買う人は、ほとんどいないと考えられます。

一度品薄が解消された商品なので、”既にほしい人は持っている”状態ですし、
今、持っていない人は、6万~7万の新型モデルにさらに金額を上乗せ
されたような転売価格で買うほどの熱意は、PS5に対しては
持っていない人ばかりなので、転売しても売れません。

旧型が転売されるのでは?

この可能性も、まずありません。

確かに、新型が値上げする以上、
”旧型モデルへの駆け込み需要”などは発生する可能性はあります。

が、転売屋が”新型モデルより高く価格”で転売してしまっては、
”何の意味もない”ので、当然、全く売れないでしょう。

旧モデルに駆け込み需要が発生するのは
”値上げされる前に買いたい”…つまりは、お金の問題が理由なので、
その金額を転売価格にしてしまっては
”何も買う意味がない”わけです。

そのため、旧型モデルを転売しても意味がありません。
それに気づかずに転売する業者はいるかもしれませんが、
意味がないので、すぐに手を引くでしょうし、
旧型モデルの販売終了後も、
価格が安くなければ旧型モデルに魅力はないため、
仮に高額で出品しても、新型の方が安ければ
売れないでしょう。

以上のような理由から、旧型モデルに対する転売は、
ほぼ不可能(やっても売れないし意味がない)なので、
出て来ることはないでしょう。

長期化する可能性はほぼなく、焦る必要はない

新型PS5は、そもそも爆発的な需要が起きるような
商品ではありませんので、
仮に万が一転売屋に一時的に狙われたとしても
(転売価格では売れないため)すぐに手を引き、
品薄は解消されると思われます。

発売直後は、コアユーザーの一部を中心に
ある程度売れると思いますが、
年末年始も過ぎれば、ほぼ確実に余りだすでしょうし、
値上げしてしまった以上、売上ペースは以前よりも落ちるでしょうから
在庫はどこにでもある状態になるはずです。

もちろん、メーカーが何らかの事情で以前のように
生産が滞るような事態を起こしてしまえば、
品薄が長期化したりする可能性もありますが、
基本的に今の時点ではそういったことが起きる可能性も低いために、
品薄が長期化したり、ずっと転売屋に狙われるようなことは、
まずあり得ない話です。

まとめ

新型のプレイステーション5は
かなり高額になっているために
ターゲットとなるユーザー層はかなり限定的です。

その上、お金を出してでも欲しいユーザーは
既にPS5を持っているでしょうし、
様子見していたユーザーはこの価格だとなかなか
動かないでしょうから、
転売状態が続くほどの需要が生まれることは、
今回の薄型PS5ではないと言えます。

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