仕事で夜遅くまで残業した翌日、朝早い場合はどうすれば?

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夜遅くまで仕事(残業など)したのに、
翌日も朝早い…という場合、
なかなか体力の回復も追いつかずに、
辛い状態で次の日の仕事をすることに
なってしまうようなこともあると思います。

私も、ブラック企業に勤務していた当時、
仕事で夜遅くになって、次の日も朝早い…みたいなことが
何日も連続してしまう…なんてこともよくあったものです。

ですが、当然、そう言った生活を続けていれば
自分の健康に大きな負担となりますし、
最悪の場合は倒れてしまったりだとか、
そういったことに繋がる可能性もあります。

前述のブラック企業での勤務時には、
私は大丈夫でしたが、
私のいた店舗の3人前の店長が
仕事中に倒れた(※無事です)こともありました。

そのため、前日の仕事が夜遅くまで、
翌日の仕事は朝早い…と、いうような状況が続くときには、
注意をしていかなくてはならないのです。

注意するべきポイントを解説していきます。

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無理しない「選択」ができるなら無理しない方が良い

まず、大前提として
「夜遅くまで仕事、次の日は朝早くから仕事」という状況が
何日も何日も続くようなことは
本来、人間の健康面を考えるのであれば
決して良いことではなく、”悪いこと”になります。

特に、法律上問題があるレベルでそれが繰り返されることになれば、
あなたはいつ体調を崩してもおかしくない、という状況に
置かれている、ということを自覚しなければいけませんし、
当然、仕事に対する作業効率にも影響が出て来るでしょう。

ですので”無理をしない”選択ができる状況なのであれば
するべきです。

例えば、自分の意思で残業し続けているような状況なら
少し残業をセーブしたり、
断ろうと思えば断ることができるのであれば
時々、残業を断ったり、
そういった自分なりに”自分の身を守ること”は
とても大切になってくるので、この点は覚えておく必要があります。

しかしながら、職場によっては
半強制的に残業を強要されたり、
そうでなくても”残業しないと生活できない”だったり
やむを得ない事情で、
「夜は遅く、朝は早い」仕事を続けないといけない
状況に置かれてしまう人もいると思います。

一番良い方法としては
その環境を脱すること…にはなりますが、
なかなか難しい場合は下記のようなことを
意識しながら、自分の身を守っていきましょう。

私自身も、ブラック企業に勤務していた時には
それぞれ意識しながら、生活をしていました。

可能な範囲内で睡眠時間を確保する

↑のような仕事を強いられる状況が
続いていくと、睡眠時間についても綺麗ごとを
言ってられなくなります。

理想とされるような睡眠時間の確保は
場合によっては現実的に困難になることが
多いので、イヤでも睡眠時間は削れていくことになります。

しかし、人間の身体は残念ながら
そんな事情はお構いなしに蝕まれていき、
睡眠不足が続けば続くほど、
自分では自覚していなくてもダメージを受けていき、
次第に色々な部分の体調不良として、
表に出て来ることになります。

が…夜遅く・朝早いという状況の場合、
そう言われても睡眠時間を理想の時間、確保することは
困難なので、
”できる範囲内で”睡眠時間を確保していくしかありません。

”睡眠時間は大事ですよ”と言われても
”(睡眠時間の確保が)無理なものは無理”という状況は
私にもよく分かります。

ですので”可能な範囲内で睡眠時間を確保すること”だけでも
意識していきましょう。

とは言え、仕事が終わったら一瞬にして寝るわけにも、
帰宅したら何もせずに寝るわけにもいかないでしょうから
”自分の中で上手く時間を区切って寝る”ということが
大事になります。

また、全くプライベートや趣味の時間を確保できないのも
今度はストレスが蓄積されて体調を崩すことに繋がりますので
「上手くバランス配分」を確保していくことが大事になりますね。

非常に難しいことですが、
”限られた時間”を自分で一番最適な割り振りで上手く
使っていくしかありません。

短時間の睡眠時間でなるべく体力を回復させる、
という状況になってしまうことがほとんどなので、
”快適な睡眠環境の確保”も大事になります。

睡眠時間が短い+睡眠環境が悪く、睡眠の質も悪い
…なんて状況になってしまったら最悪ですからね…。

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食事は必ず摂ること。休憩時間も絶対に確保する

過酷な勤務が続く中、食事まで摂らない…となってしまうと
さらに倒れたりするリスクは高まります。

そのため、私は”必ず食事は食べるように”していました。

仕事中も必ず、です。

そうすることにより、栄養的な面の解決だけではなく
”食べる楽しみ”が生まれて、過酷な勤務の中でも
一つの心の支えのようなものが生まれます。

暴飲暴食などは控えた方が良いですが、
”食べずに仕事を続ける”ということは、
睡眠時間などもタダでさえ削れている中ですから、
絶対に避けるようにしてください。

休日や、残業をしない日を上手く挟む

自分の職場の可能な範囲内で
”休日”や”残業をしない日”を上手く挟むようにしてください。

ブラック企業の場合、なかなか難しいと思いますが
”その中でもできること”を見つけていく必要があります。

私の場合”残業をしない”というのは会社の仕組み上、
かなり難しかったので(お店の店長でした)
なんとかして、休みを毎週2回、それも月曜日と木曜日、
というような感じで上手く分散して、
”身体の回復を図ることのできる日”を配置していました。

例えば土曜日・日曜日などにしてしまうと、
5日間、睡眠不足で身体の回復が追い付かない日が
続いてしまうため、分散させて2日・3日など、
仕事の日が続かないように工夫していました。

もちろん、それができない環境の人が多いと思いますが
”残業時間”など、何でも良いので、
なるべく”連続して夜遅い・朝早い”にならないよう
していくことが重要です。

隙間時間にとにかく寝る!

夜遅い・朝早いだと”寝る時間”が本当に確保できませんので、
仕事中の隙間時間に”寝る”のもおすすめします。

例えば、朝、始業前の空き時間に寝たり、
休憩時間中に寝たり、
5分でも10分でも良いので、体力回復の時間を
確保することです。

私の場合、店長時代はお店に入り、朝の会議(サービス残業)が
終わってからお店の営業開始まで寝て、
休憩時間中にも食事を終えたら残りの10分寝て、
みたいな感じでとにかくわずかな隙間であっても
睡眠時間をなるべく増やすように心がけていました。

”極限の勤務”が続くと、5分、10分でも
”かなり”違うので、とにかく隙間時間でも、ぼーっとしたり
仕事したりせず、寝て下さい。

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限界を感じたら無理をしないこと

↑のように注意をしていても、限界を感じることも
やってきます。
私も、皆さんも普通の人間でしかないので、
どんなに頑張ろうとしても限界はあります。

そのため、限界を感じた場合は絶対に
無理をしないようにしてください。

そこで無理をし続ければ、
最悪、命を落とします。
鬱になった元店長も知っています。

身体が壊れそうになった場合は、
”会社を辞める”ことも視野に、
とにかく、自分の身を守ることを
最優先にして下さい。

自分の身を守ろうとした結果、クビになったとしても、
”自分が壊れずに済んだ”だけ、まだマシです。

とにかく、限界を感じた場合は
自分が壊れる一歩手前ですので、
すぐにでも脱出するようにしてください。

まとめ

限られた時間の中で、趣味を楽しんだり、
親しい人と会話をしたり、
美味しいものを食べたり、ということも大事なことです。

夜遅く、朝早い、と言う時は、
とにかく寝ることを最優先した方が良いですが、
それが長く続く場合”とにかく寝る”ばかりでは
今度は心の負担が強くなっていきますので、
このあたりは、非常に難しいことですが
自分なりにバランスをとっていくしかありません。

どのぐらいのバランスが良いかは、
人それぞれ異なるので、
自分でいろいろ試してみるしかない、というのが
現実です。

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