温水洗浄便座とウォシュレットの違いは?大きな誤解をしてる人も多い!

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トイレの必需品となりつつある
”温水洗浄便座”。

自宅でも、外でも、備わっているトイレが
非常に多くなりましたよね。

しかしながら
”温水洗浄便座”と”ウォシュレット”の違いが
よく分かっていない人もいるかと思います。

実際、私も以前はそうでしたが
結構この点”大きな誤解”をしている人も多いものです。

その誤解とは何なのか、
詳しく解説をしていきます。

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温水洗浄便座とウォシュレットは同じ用途

温水洗浄便座とウォシュレットは何が違うのか、
と言われれば
”同じものを示している”というのが答えになります。

そもそも、”ウォシュレット”とは、
温水洗浄便座の一つであり、
”温水洗浄便座”の商品名の一つが”ウォシュレット”なのです。

例えば、テレビでもメーカーによって
色々とテレビ自体に商品名があると思います。
あれと同じで、”ウォシュレット”とは
”温水洗浄便座”の商品名の一つです。

そのため、トイレについている
洗うための装置全てが
”ウォシュレット”というわけではありません。

ウォシュレットは「その中のひとつ」でしかない

温水洗浄便座は各メーカーから
色々な種類が出ています。
その中で、TOTOから展開されているのが
「ウォシュレット」です。

よく、温水洗浄便座自体の名前が
「ウォシュレット」だと思っている人も多いですが、
これは間違いで、
メーカーによって商品名が異なるため、
TOTO以外の商品は「ウォシュレット」ではありません。

例えば、パナソニックから発売されている
温水洗浄便座は「ビューティートワレ」という名前で、
「ウォシュレット」ではありません。
「パナソニックのウォシュレット」は存在しないということです。

他のメーカーも同じで
INAXは「シャワートイレ」
東芝は「クリーンウォッシュ」など、名前がそれぞれ異なっており
「INAXのウォシュレット」も「東芝のウォシュレット」も存在していません。

確かに、全部ウォシュレットだと思ってしまう気持ちも
分かりますが、ウォシュレットという名称が一番有名なだけであり、
実際には、TOTOはウォシュレット、パナソニックはビューティートワレ、
というように、それぞれ商品名が異なっています。

テレビで例えると、
テレビのことを全部「レグザだ!」と言っているのと
同じようなこと…
と、いうことですね(笑)
そう考えると、だいぶ間違った認識をされているのが
分かると思います。

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現実問題「ウォシュレット」で伝わってしまう

上で、それぞれの正式名称をご紹介しましたが、
温水洗浄便座で言うと「ウォシュレットが~」で、
世の中、伝わってしまう、というのも現実です。

例えば、家電量販店に
「自宅のウォシュレットが~」と言っても
大体の場合は通じますし、
修理などを依頼する際には、
相手がメーカーや型番などを確認してくるため、
その際に、お客さん側が「ウォシュレット」だと発言していても、
正しく修理は行われますし、
業者側でちゃんとした商品名で勝手に対応してくれます。

また、日常的な会話でも
実際のところ「ウォシュレット」と言えば
ほとんどの人が、トイレの温水洗浄便座のことを
思い浮かべます。

思い浮かべるのは
”TOTOのウォシュレット”ではなく
”温水洗浄便座全体”を思い浮かべる人の方が多いでしょう。

そのため、テレビのことを全部レグザ!と言っていると
なかなか伝わりにくかったり、
東芝のレグザを使っている、と思われてしまったり
すると思いますが、
温水洗浄便座のことを全部ウォシュレット!と言っていても、
意外と、ちゃんと伝わってしまう…というのが
現実だったりします。

メーカーさんからしてみればちゃんと覚えてほしい!
という気持ちだとは思いますが、
世の中全体が「温水洗浄便座全体の名前をウォシュレット」だと
思っている人は多いのです。

テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、ウォシュレット…
みたいに、家電の分類だと思っている人が多く、
実はウォシュレットは商品名の一つ…!
ということは、意外と知られていないことです。

日常会話では深く気にしない方がいい

実際問題、日常生活で温水洗浄便座の話を
する際には「ウォシュレット」と言った方が
伝わる相手は多いです。

例えば「シャワートイレ」と言ったり、
「クリーンウォッシュ」と言ったりすると
逆に相手に伝わりにくい場合があります。
また、相手が例えば違うメーカーの温水洗浄便座のことを
「ウォシュレット」と言っているような場面があったとしても、
「それ、ウォシュレットじゃないよ」とか、
あまり細かい指摘はしすぎないほうがいいですね…。
人間関係のトラブルを招く原因になるかもしれません。

一方で、お店の人に修理をお願いしたりする際には、
前述のように、ウォシュレットと言ってしまっても
伝わるとは思いますが、
温水洗浄便座=ウォシュレットではない、ということを
分かっているのであれば、
最初から正しい商品名で伝えてあげた方が
やり取りがスムーズに進むかもしれません。

まとめ

温水洗浄便座=ウォシュレットと思っている人も
多いと思いますが
決してそうとは限らない、と、いうことですね。

ただ、世の中全体でもそのイメージが強い人は
多いので、なかなか日常会話などの中でも
ウォシュレットの名前の方が使われることは多いです。

ただ、実際は「温水洗浄便座の中のウォシュレット」であり、
温水洗浄便座の1種類でしかありません。

使う用途などは同じですが、
頭の片隅にでも、そのことを覚えておくと、
何かの時に、約に立つようなこともあるかもしれません。

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