熱ってどこまで上がるの?人間の体温の限界は?

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風邪になって熱が出たり、
インフルエンザになって熱が出たり…

そういう経験は誰にでも
1度はあるかと思います。

平熱は人によって
様々ですが、35度や36度台の人が
多いですよね。

ただ、風邪を引いたりすると、37度や38度、
インフルエンザや酷い風邪だと39度、
場合によっては40度ぐらいの熱が
出る人もいます。

では、この熱…
どこまでが人間の限界なのでしょうか?
その点について解説していきたいと思います。

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体温の限界は何度?

人間の体温の限界は
果たして何度なのでしょうか?

これは、人や、その時の環境に
よっても異なります。
例えば、〇〇度を超えたら
即座に命を落とす、ということでは
ありませんし、どのような影響を
与えるのかどうかは、人によっても
個人差があります。

同じ人であっても、「前に40度出たから
次も大丈夫」とも限りません。

また、39度台だから絶対に安全か、
と言われればそれも、100パーセント
安全とは言い切れません。

そのため、限界と言われている数値も、
あくまでも目安である、ということは
覚えておいたほうが良いのと、
たとえ何度であったとしても
発熱している場合はちゃんと休み、
治療をすることが大事ですし、
高熱が出ている場合に関しては
しっかりと原因を突き止めて
対応を行っていく、ということが
何よりも大事なことになってきます。

それでは、人間の体温の限界に
ついて、解説していきましょう。

限界は42度?

いろいろな情報がありますし、
参考にするものによっても
書かれていることは異なりますが
一般的に、42℃を超えると
非常に危険、とされているものが多いですね。

実際にはもっと高い熱が出ることも
あるため、助かる、助からないは別とすれば、
人間の限界値は42度ではなく、
もっと高い熱が出ることになりますが、
42度あたりが限界、とされているものも
多いですね。
(体温計などでも42度までのものが多いですね。また、
水銀のものでは40度までのものもあったりします)

ただ、これは42度までなら
平気、という意味ではありません。
40度を超えるような熱を
長い時間出したままにしておくと
脳にも影響を与える可能性があるために
「まだ41度だから大丈夫」だとか
そういうことではありません。
その点は注意しておきましょう。

また、42度の発熱が出ている場合
非常に危険な状況であることには
変わりありませんから、
ただちに治療を受けることが重要になります。

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それ以上に上がることはあるの?

めったに聞かないことではありますが
42度以上に熱が上がることも
当然あるようで、
43度や44度、記録では46度の熱を出して
助かった、などという情報もあります。

そのため、稀なケースではありますが
43度だとか44度だとか
そういう熱が出ることも、
あるにはある、ということになります。

ただ、普通の発熱や風邪、
インフルエンザなどでそこまでの発熱が
起きる可能性は非常に低く
何らかの重大な異常が発生していることに
なりますから、ただちに治療を
受ける必要があります。

限界の数値は不明

人間が、どの程度の発熱まで
耐えられることができるのか、
という限界の数値に関しては
”不明”です。
具体的なデータとして、そういうものが
ないので、〇〇度までなら大丈夫で
〇〇度を超えると、即座に命を落とす、
だとかそういうものはありません。

これに関しては、最初のほうにも
書いた通り、個人差によっても
異なってくると思いますし、
その時に脳に与える影響など、
いろいろな条件が重なって
変化してくるものだと思いますから
具体的に数値を示すことは
今後も不可能かと思います。

高熱が出るとどうなるの?

通常の熱でも
悪寒や倦怠感、関節痛など
いろいろな症状が出てきますが、
40度を超えたあたりからは
さらにいろいろな症状が
出てくる可能性がありますし、
最悪の場合は、命に影響を
及ぼすようなことにつながる可能性もあります。

・意識障害(もうろうとする、意識を失うなど)
・ふらふら
・異常行動
・脳への障害

など、重大な症状が
通常の発熱に加わってきます。
特に、長い時間発熱が続けば続くほど
その危険性は高まっていきますから
早めに熱を下げるための治療を
行う必要があります。

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異常な高熱が出たらどうすれば?

40度を超えるような熱が出た場合、
単なる風邪、というよりかは
インフルエンザや、他の病気など、
何らかの異常が隠れている可能性が
非常に高いです。
(熱中症など、心当たりがある場合は
別ですが)

いずれにせよ、それほどの高熱が
出ている場合は、早い段階で病院に
足を運ぶようにし、適切な治療を
受けるようにして下さい。
症状が続いたりすれば、後遺症が残ったり
最悪の場合は命を落とすことになります。

誰かが周囲にいれば
付き添いなどをお願いしたり
するのが確実ですが、
一人の場合は無理をしない範囲で
行動し、場合によっては
救急車を呼ぶことも視野に
入れたほうが良いでしょう。
(40度以上の発熱の場合、
正常な判断が出来なくなってしまったり
突然意識障害が起きるような
可能性もあるために、自分ひとりの場合は
さらに警戒が必要になってきます)

とにかく熱を下げること。
これが重要になるかと思います。
なるべく早く病院に行くのが重要ですが、
既に病院で診察済み(診察済みでも急激に
熱が上がった場合は再度病院へ)だったり
どうしても病院に行けない場合は
安静にしたり、冷やしたり、
水分を補給したり、場合によっては
解熱剤を服用したり(これは医師や薬剤師の指示に
従うのがベスト)して、とにかく
早めに熱を下げるようにしていきましょう。

40℃の発熱の体験談

私の人生での最高記録(?)は
40度中盤でした。
平成生まれではあるのですが
私の小さいころはまだ、インフルエンザの
検査などは積極的に行われておらず、
インフルエンザの特効薬なども
存在していませんでした。
なので、それが風邪なのか、
インフルエンザなのかは
はっきりとは分かっていません。

が、前日ぐらいから風邪の症状が
出ていて、安静にしていたのですが
夜には40.5という発熱に
なってしまいました。
その時は、悪寒というよりも、
私は暑い、と感じましたね。
発熱時には悪寒がすることも多いですが
その時は、暑くて、汗をかくような
そんな感じでした。

また、立ち上がろうとするだけで
ふらっ、とするような
異様な感覚でしたね。
目もぼわぼわしてるような状態でした。

あと覚えていることとしては、
夢見ごこちのような…
意識ははっきりとはずなのですが
半分もうろうとしているような
不思議な感じでした。
あれがもっとひどくなると、
夢と現実の区別がつかなくなってしまったり
異常行動につながったりしてしまうのかも
しれませんね…
恐ろしい限りです。

結局、解熱剤の効果と
安静の効果が出てきて
その日の深夜には(汗で目が覚めました)
39.6に下がっていたと思います。

小さいころ(と、言っても小学生だったはず)の
話ですが、40度台が出たのは
私は今のところ、その1回なので、
とても怖い記憶として鮮明に覚えています。
39度台も十分つらいのですが、
40度に突入すると、また世界が変わるような…
そんな感じです。

まとめ

人間の熱の限界は
42度程度、というのが一番言われていることですが、
46度だとか、そういう温度も
あるにはあるようですね
(助かった人もいるのだとか)

ただ、限界がどうこうではなく、
40度を超えるような発熱が非常に
危険であるのは事実ですし、
42度を超えたりするのは
通常ではあまり考えられないことですので、
何か異常や危険が迫っていることは
ちゃんと覚えておいたほうがいいですね。

早めの治療や診察を受けることが
大事になります。

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