世界終末時計とは?何か意味はあるの?疑問点を解説!

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世界終末時計、という言葉を
聞いたことがある人もいるかと思います。

「何それ?」という人もいるかと思いますが、
これは”人類の滅亡までの時間”を残る〇〇分(あるいは秒)で
象徴的に示すものになっていて、
争いや、地球環境の変化、気候変動などの脅威や
世界情勢によって、残り時間が決定されるものです。

あくまでもシンボル的なものであり、
世界終末時計があと20秒になっていたからと言って
あと20秒で世界が滅びるわけではありませんが、
”今の状況は危険ですよ~”みたいな、そんなことを
現すもの、ということですね。

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始まりはいつ?

1947年にとある雑誌の表紙絵として
誕生し、世界の情勢などに応じて
時刻が決定されています。
あくまでもシンボル的なものでは
ありますが、世界終末時計が動くと
ニュースになったりすることもありますね。

日本のニュースでも
取り上げられることがあります。

始まりから既に何十年も経過していますが
今でもこの”世界終末時計”というものが
続いている、ということになります。

時刻が進む基準は?

世界の情勢などを総合的に判断して
委員会によって決められています。
具体的な基準等については
不明ですが、疫病なども含む、
世界のいろいろな側面から判断される、
ということになっています。

時刻が進むタイミングは一定ではなく
1年に1回、だとかそういう風に
決まりはありません。
いろいろな世界の出来事に応じて
不定期で時計が動いています。

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戻ることはあるの?

普通の時計は、壊れたり自分で
設定したりしない限り、
時間が戻ることはありません。
では、世界終末時計はどうでしょうか。

この記事を書いている時点では
世界終末時計は、あと100秒、というところまで
進んでしまっています。
が、このまま進み続けるのかどうか、と
言われると決してそうではなく、
過去にも世界終末時計の時間が
戻った事例もあります。

最近では2010年に1分ほど戻っていますね。

ただ、基本的に最近の流れの一覧を見ていると
時計の針が進んでいるケースのほうが
圧倒的に多く、2010年に1分戻った前を
見てみると「1991年」に時計の針が
戻っていますが、それから2010年までは
進み続けていました。

また、最後に戻ったのが2010年ということですから
この記事を書いている現在(2020年)までの
10年間は、時計の針が戻ることなく
進み続けている、ということになります

0になるとどうなるの?

世界終末時計は、分かっているとは思いますが
あくまで人間が動かしているものに
過ぎませんから、仮に0秒に
されたとしても、世界が滅亡することは
ありません。

ただ、この時計の針を0秒にする、
ということは”それなりのこと”が
世界で起こっている、ということには
なるかと思います。
誰かがいたずらで0秒にしたり
しても何も起きませんし、
人間が勝手に0秒にしたからと言って
世界が滅亡するようなことは
ありませんが、
”何か”が起きて、0秒にせざるを得ないような
ことになる…可能性は0ではないですね。

最も、実際に世界の終末が訪れるような
ことがあれば、その時、人間は
いないでしょうから、世界終末時計を
進める人間もいませんから、
現実的に考えるのであれば
0秒になることはなく、
1秒とか2秒にしたのを最後に…
ということになってしまうのでは
ないでしょうか。

戻す方法は?

これは…個人ではどうすることも
できないですね(汗)
あなたが世界的に影響のある人物なのであれば
世界終末時計を戻すようなことを
することもできるかもしれませんが、
一般の人が、世界終末時計に影響するような
ことをするのは非常に難しいでしょう。

現実的に言えば
個人の力で、世界終末時計を
どうこうする、ということは
難しいです。
世界的に影響のある人間だったとしても
そう簡単に時計の針を
動かすことはできないでしょうからね…。

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一番短くなったのは?

世界終末時計はこれまでに
度々動いていますが
現時点で一番短い残り時間になったのは
「残り100秒」です。
つまり、この記事執筆時点での
世界終末時計が、今までで一番
短い時間になっている、ということですね。

全体的な流れを見ていると
基本的には「進んでいる」ことが多いので、
今後また変化があれば、
さらに残り時間が短くなる可能性も
高いですが、
2020年現在では、今までで一番短いのは
「残り100秒」になっています。

これからどのように動くのかは分かりませんが…

あくまでもシンボル

世界終末時計は、あくまでもシンボル的存在であり、
先ほども書いたように、実際に、0秒に
なったからと言って世界が滅びるとは
限りませんし、逆に残り100秒
あったとしても、人間の予想外の出来事が
起きれば、世界は一瞬にして
滅んでしまう可能性も0ではありません。

人類に未来のことは分かりませんが、
一つの目安、一つの雑学として
世界終末時計を見てみるのも
良いのかもしれません。

まとめ

終末時計が動くと、
ニュースなどでやたらと取り上げられたり
することもありますが、
一般人にとっては、正直、
あまり影響力はないですし
「だから何?」という人も多いでしょう。

普通に日常生活を送っている上では
意識する必要はないですし、
なんとなく、「あぁ…こんな感じなのか」ぐらいの
認識で十分かとは思います。

そんなにめったに時計の時間が
動くものではありませんが、
もしも興味がある場合は、
たまーに調べてみるのも
面白いかもしれませんね。

もちろん、興味がなければスルーでも全然OKです。

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