マスクかぶれの対処法!マスクでかぶれた場合はどうすれば?

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「マスク」は感染症の予防や、
花粉症対策にとても役立ってくれる存在ですが、
一方で、人によってはかぶれてしまったり、
赤くなってしまったり、
皮膚にダメージを受けてしまうことになってしまう場合も
あります。

私も実際に経験がありますが、
マスクでかぶれてしまうと、結構かゆかったり、
妙に気になる違和感があったり、
不快感も強いものです。

では、マスクかぶれはどうして起きてしまうのか、
どのように対処していけばよいのかを、
それぞれ解説していきたいと思います。

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誰にでも可能性あり。油断禁物

「マスクかぶれ」は、
全員がなるわけではありません。
大丈夫な人は、どんなにマスクをしていても大丈夫ですし、
逆に、肌が弱かったり、その他色々な理由で、
少しマスクをつけただけで、かぶれてしまうような人も
実際にいます。

ただ、大丈夫な人も忘れてはいけないのが
「マスクかぶれは、誰にでもなる可能性はある」
と、いうことです。

なりにくい人、なりやすい人がいるのは確かですが、
なりにくい人も、”絶対にならない”ということでは
ありませんので、その点は勘違いを
してしまわないように、注意しなくてはいけません。

今現在平気な人も、いつかはそういうことが
起きるかもしれませんし、
逆に、今現在ダメな人も、回復する可能性もあります。

しっかりと原因や対処法は、理解しておきましょう!

マスクの素材によるアレルギー反応

理由の一つとして考えられるのが
「マスクの素材」による、アレルギー反応です。

人によっては、マスクに使われている素材自体に
アレルギー反応を起こしてしまい、
その結果、かぶれてしまったり、
赤くなってしまったりする、ということです。

これに関しては「マスクの種類を変えてみる」ことで
対応していくしかありません。
マスクに使われている何らかの素材に
アレルギー反応を持っている場合
「アレルギー」の方を治すことは非常に難しいため、
「アレルギー反応しない素材のマスク」を使うことで
対応するのが現実的です。

いきなり「アレルギーが原因だな」と、突き止めるのは
現実的に難しいと思いますが
マスクをつけていて、かぶれてしまう…という場合は
一度、マスクを別の素材のものに変えてみると良いでしょう。

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衛生的な問題

マスクを何度も使いまわしていると、
だんだんと雑菌などが増えていきます。
特に、使い捨てタイプのマスクなどをそのまま何度も
使っている場合や、
洗濯可能なマスクの場合でも、
洗濯せずに使いまわしている場合は、注意が必要です。

このケースの場合に関しては、自分でも
思い当たる部分はあると思いますから、
もしも使い捨てマスクを繰り返し使っていたり、
洗濯可能なマスクを洗濯せずに使っていたりする場合は、
まず、その部分を改善していきましょう。

また、洗濯している場合でも、
マスクに洗剤が残っていたりする場合、
それが「かぶれ」の原因になってしまいますから、
しっかりとすすぎ、洗剤の流し残しがないように、
注意してください。

マスクを1回1回交換している人には
関係ありませんが、使いまわししている人は
当てはまる部分がないかどうか、確認しておきましょう!

マスクの摩擦によるもの

マスクを着用していると、
どうしても、マスクと皮膚が接触する面で
摩擦が生じてしまい、
その刺激によってかぶれてしまうことがあります。

特に、皮膚が普段から弱い人や
かぶれやすい人は注意しておきたいところです。

この対処法としては、
一つは「マスクの種類の見直し」で、
マスクの種類によって、摩擦具合も変わりますし、
素材も変わります。
色々な種類を自分なりに試してみて、
一番かぶれにくいものを選ぶ、ということも大切です。

もう一つは「皮膚自体の保護」で、
顔にも使うことのできる保湿クリームなどを
マスク着用前や後に利用して、
なるべくかぶれたりしないようにする、
という点ですね。
(※必ず顔に使用可能なものを使うようにし、
顔での使用不可のものは使わないようにして下さい)

この2点で、色々試行錯誤しながら
(マスクの種類やクリームの種類は、人によって
効果も個人差がありますので、
最終的に自分で相性の合うものを見つけていくしかありません)

蒸れることによるもの

マスクをしていると、どうしてもマスクで
覆われている部分が群れてしまい、
その結果、湿疹、ニキビなどに繋がってしまう
可能性もあります。

特に、夏場は汗をかきますので、
マスクの下側でも、汗が原因で余計に
蒸れることになってしまう…という状態になります。

この対策としては
マスクの種類を、自分なりに相性のあうものに
することはもちろんですが、
あまりにもマスクの下で汗をかいてしまうような場合は
時々タオルなどで拭いたり、
マスクが必要ない場面ではマスクを外すなどして
うまく調整してください。
(ちなみに、汗で濡れたままのマスクを使い続けていると
蒸れる可能性が高まるために、注意が必要です。
可能であれば、マスクも交換したほうが、望ましいです)

夏場の場合は、炎天下の外などで
マスクをつけたまま歩いていると
熱中症のリスクも高まりますので、
かぶれだけではなく、そちらにも注意が必要です。

屋内では着用する、など、
上手くメリハリをつけていきましょう。

他に「マスクが不衛生」だと、蒸れるリスクも
高まりますので、
しっかりと、毎回交換するか、洗って使えるタイプなら
面倒臭がらずに毎回洗うかするようにすると、
効果的です。

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乾燥によるもの

マスクは、乾燥も招きます。

これは、主に「マスクをしていて、外したとき」に生じるもので、
マスクをしている間は、呼吸などにより、
あまり乾燥を感じることはなく、むしろ湿気があるような感じに
感じられることが多いのですが、
マスクを外すと、マスクの内側にあった水分と、
自分の肌の水分が蒸発してしまうために
一気に乾燥を招くことになります。

これによって、かぶれてしまったり、唇の状況が
悪化してしまうようなことがあるのも、また事実です。

この対処法としては、マスクをつける以上、
この現象自体が起きることは避けられないために、
唇にはリップクリーム、肌には保湿クリーム(顔にも使えるもの)を
利用し、対処していくことをおすすめします。

試すべきことと、それでも治らない場合

マスクでかぶれてしまう場合に試すべきことは、
↑で解説したことになりますが
原因がイマイチはっきりしない場合は、

・マスクの種類の見直し
・マスクの衛生面の見直し(使いまわしや洗濯など)
・保湿クリームなどで肌の保護
・リップクリームなどで唇の保護
・汗などに注意(定期的に拭く)
・夏の外の移動中など、不要な部分を見極めて外す時間を作る

などの対処をしていくと良いと思います。

ただし、それでも良くならない場合に関しては
病院(皮膚科)などで相談し、
塗り薬を貰うなり、対処法を教えてもらうなり
してみると良いかと思います。

どうにもならない場合もありますし、
放置しておくと、どんどん悪化してしまいますからね…

最悪の場合は、極力マスクをしないように(不要な場面では)するか、
どうしてもの場合はフェイスシールドなど、マスク以外の
方法を検討するのも、一つの方法になります。

まとめ

マスクでかぶれてしまうのはつらいものです。

私は種類を変えること(アレルギーではなく、
皮膚への当たり方がよくなかった感じです)で改善しましたが
何をすれば改善するかは、人によって異なります。

思い当たる原因から順番に対処していき、
それでも解決が厳しい場合は、
皮膚科に相談を…というのが、現実的な対処方法になります。

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