蛍光灯の寿命はどのぐらい?買い替えのサインとは?

この記事は約5分で読めます。

自宅内や仕事場などで使われている
「蛍光灯」。

蛍光灯に寿命があるのは皆様もご存じだと思います。

しばらく使っていると、
だんだんと暗くなってきたり、蛍光灯の端の方が
黒ずんできたりして、
最終的には点滅したり、急に消えたりして
使えなくなってしまいます。

では、蛍光灯の寿命はどのぐらいなのでしょうか。
買い替えのサインにはどのようなものがあるのでしょうか。

その点について、解説していきます。

スポンサーリンク

蛍光灯の寿命はどのぐらいの長さ?

蛍光灯にも「寿命」があります。
他の家電製品や照明器具と同じです。
一度購入すれば無限に使用することが出来る
蛍光灯などというものは、残念ながら存在しません。

蛍光灯の寿命に関しては一般的に
「約6000時間~12000時間」程度と言われています。
相当な時間、使えるわけですね。

大体平均して、1~3年程度は利用することが出来る計算になります。

ただ、使用状況や、
利用している蛍光灯の種類などによっても、
このあたりの数値は大幅に変わってきますので、
「数年は持つ」ぐらいに考えておくと良いですね。

蛍光灯が寿命を迎えるとどうなるの?

蛍光灯の寿命が近づくと、後述するような”サイン”が
出てきます。
蛍光灯がチカチカしたり、そういった感じのやつですね。

それでも使い続けていたりした場合は、
「突然消えて」、あとは照明がつかなくなります。

場合によってはあまり前触れが分からないまま
最期を迎えてしまうようなこともありますね。

消えるまで使い続けていても、
基本的に発火したりする心配はあまりありませんが、
夜中などにいきなり蛍光灯が消えてしまったりすると
やはり大変だと思いますから、
そうなってしまった時のために
”予備の蛍光灯”をあらかじめ用意しておくか、
早い段階で蛍光灯を交換してしまうことをおすすめします。

スポンサーリンク

寿命が近づいているサインとは?

蛍光灯が寿命を迎えようとしている際には
どのようなことが起きるのでしょうか。
全ての蛍光灯に全ての前兆が見られるわけではありませんが、
下記のような点に当てはまることが増えてきたら
要注意です。
早めに、予備の蛍光灯を用意しておくと、良いかもしれません。

・暗くなった
純粋に、寿命が近づいている蛍光灯は、だんだんと暗くなっていきます。
毎日少しずつの変化なので、意外と気づかないものですが
「なんか暗いな…」と思い始めたら、だいぶ寿命は近づいている可能性が
高いので、注意しましょう。

・両端が黒くなっている
蛍光灯自体の両端が黒くなっていく…というのは
蛍光灯の寿命を見る上でとても大事なポイントの一つになります。
これは、すぐにも目視できますので、(カバーがついている場合は
カバーを外す必要はありますが)上の「暗くなった」よりも
さらに分かりやすいのも事実です。

・点滅する
蛍光灯が点滅し始めた場合は、寿命がかなり近いです。
あからさまな点滅ではなく、
よく見ると「チカチカしているような気がする」レベルの
場合の点滅もあります。

・なかなかつかない
電気をつけたのに、なかなか蛍光灯がつかない、
つくまでに時間がかかる、という場合は
蛍光灯の寿命が近づいている場合があります。

このような傾向が出てきたら
蛍光灯の寿命は近づきつつあるため、
早めに予備の蛍光灯などを準備しておくことができると、
安心です。

LED蛍光灯はさらに長持ち

最近では蛍光灯は蛍光灯でも、
「LED蛍光灯」というタイプのものも存在しています。

こちらの場合は、通常の蛍光灯よりも
遥かに長持ちするものになっており、
数万時間単位で、使うことができます。

もちろん、LED蛍光灯も「永遠に仕える」わけでは
ありませんが、技術も向上して、
長く使えるようになった、ということですね。

こちらのタイプの蛍光灯の場合は、
寿命が近づいてくると、どんどん暗くなってくる傾向にあります。

安定器にも寿命がある

蛍光灯の照明器具の方にも寿命が存在しており、
照明器具自体が寿命を迎えてしまっていたりした場合、
蛍光灯を取り換えてもつかなかったり、
蛍光灯を取り換えても、比較的早くダメになってしまったり…
と、いうことも出てきます。

照明器具の「安定器」と言われるものは
寿命が”10年程度”と言われており、こちらの寿命が尽きると、
蛍光灯が正常につかなくなったり、
蛍光灯がすぐにダメになってしまったり、
異臭・異音・発熱などの症状が出て来る可能性もあります。

スポンサーリンク

蛍光灯が寿命を迎えた場合どうすれば?

蛍光灯が寿命を迎えてしまった場合は
「交換」するしかありません。

しかしながら、蛍光灯を交換してもつかない場合は、
蛍光灯ではなく照明器具の方に異常、あるいは安定器の
寿命などが考えられます。
蛍光灯を交換しても調子が悪い、という場合は
早めに業者などに点検を依頼したほうがよさそうです。

なお、蛍光灯は予備で1本は用意しておくと安心です。
夜に急に切れてしまったりすると、最短でも次の日まで
そのままになってしまいますので、
予めちゃんと、準備をしておきましょう!

まとめ

蛍光灯の寿命について解説しました。

比較的”寿命が近いサイン”は多いものなので、
蛍光灯の寿命が近いことを感じたら
早めに予備を必要な本数だけ、用意しておくことを
おすすめします。

また、蛍光灯自体だけではなく
照明器具の異常の可能性もありますので
そうなってしまった場合は、
業者に依頼するなどして、
照明器具の方の異常に対処していきましょう。

蛍光灯を交換しても、すぐダメになってしまう場合などは
特に注意が必要です。

タイトルとURLをコピーしました