「子持ち様」とは、
子を持つ親の中で、
マナーが悪い親や、
”子供がいるから、助けてもらって当たり前”というような
振る舞いをしていたり、
言動に”問題のある”親のことを示す言葉です。
しかし、こういった”子持ち様”という言葉は、
近年では、”特段大きな問題があるようには見えない”
子連れの親にも使われたりすることもあったり、
以前よりも、”子持ち様”への批判は強まっています。
では、どうして子持ち様への批判などが
以前よりも強まっているのでしょうか。
この点について詳しく解説していきます。
(関連記事⇒子持ち様と呼ばれないようにするために)
「子持ち様」批判はこの先も増える可能性が高い
「子持ち様」に対する批判は、
この先もますます増えていく可能性が高いです。
その理由についてはこの先の項目で
説明していきますが、
時代が進めば進むほど、子持ちの親に対する
風当たりはさらに強くなっていくかと思います。
前述したようなマナー違反の子供を持つ親は
さらに厳しい批判に晒される可能性が
高くなっていきますし、
↑のような親は自分自身にも原因があるため、自業自得な一面も
あるにはありますが、
この先の時代は”特に迷惑行為などをしていないのに”、
子持ち様扱いされたりする可能性も
高まっていくと考えられます。
では、どうして子持ち様批判が今後増える可能性が
高いのでしょうか。
この点について、解説していきたいと思います。
生涯独身の人の増加
まず、この先も”生涯独身”の人はどんどん
増えていくとされており、
未婚率の増加や、少子化など、あらゆるものが
進んで行きます。
そうなって来ると”子育てを経験しない人”も
当然どんどん増えてきますので
良くも悪くも、”子育てへの理解がない人”も
増加していきます。
そのため、”子供を持つ親”に対する見る目が厳しくなったり、
例えば、子育てを経験したことがあれば、
子供が騒ぐことだったり、体調を崩したりだったり、
そういったこともある程度経験として理解することもできますが
子育ての経験がないと、なかなかそういうことが
体感として分からないこともあります。
そういった点から”今以上に子供がどうこう…ということを理解してもらえない”
時代に突入していきます。
また、例えば職場全員が子を持つ親なら、
”子供が体調を崩した際に仕事を代わったりするのはお互い様”ということが
通用しますが、
生涯独身の人が増えて行けば、
それも通用しなくなります。(既にそうなっている感じですが)
そうなってくると、”子持ちだけ休んでずるい”というような
不平不満にも繋がってしまい、
より一層、子育て世帯への風当たりは強くなり、
”子持ち様”批判も、さらに強くなっていくものと考えられます。
子を持つ親のマナーの悪化
もちろん、環境的な変化だけではなく、
子を持つ親のマナーの悪化も、
そういう批判が増える原因の一つです。
ただ、これは誤解のないように言っておくと、
”子を持つ親の全て”の話ではなく、
”一部”の話です。
一部にマナーの悪い親がいるせいで、
普通に子育てをしている親まで巻き込まれてしまうようなことも
あるのが現状です。

この”一部”のマナーの悪化は
SNSなどの普及により、さらに目立つようになり、
(厳密に言えば、元々子育てをする親の”一部”のマナーが悪い、
なんてことは昔からあったことだと思いますが
今の時代はSNSでそれが拡散されやすい時代になったため、
”子育てをする親”全体のイメージが
そういう一部の人のせいで悪化してしまっている、ということですね)
また、そういう親の数もやはり増えてはいるでしょうから、
そういった一部のせいで、子持ち様に対する批判は
さらに膨れ上がっていく…ということになります
世間に”余裕”がなくなった
世間全体に以前ほど”余裕”がなくなった、
というのも一つの理由になるかと思います。
確かに、色々な技術が進歩して、
以前よりも便利な世の中になっている一方で、
サービス残業など、そういった労働環境の悪化や、
ネットの普及などによる日々のストレスの増加、
(SNSなどで余計なものを見てしまう故のものですね)
賃金は上がらないまま物価が上昇し、
金銭的な余裕がなくなったことによるストレスなど、
とにかく、今の世の中は強いストレスに晒され続ける
”ストレス社会”です。
当然、ストレスを抱えている人は
他人のことなど考えている余裕もなくなっていきますし、
人によっては攻撃的になっていきますから、
そういった面も”子持ち様批判”が強まる要因の
一つを作っている状況にあるかと思います。
扱いの差に対する不満の増加
少子化が進み、それが問題になるにつれて、
子育て世帯を優遇する動きなども
以前より増えています。
もちろん、少子化を防ぐ、という観点であれば
これは悪いことではありませんし、
少子化対策として、子育て世帯を優遇することは
当然の対応と言えば当然の対応です。
が…それは綺麗事でもあり、
子育て世帯への優遇を拡大することは、一方で
子を持たない人々にとっては
場合によっては自分たちの負担だけが大きくなり、
子育てをする親への不平不満を蓄積させていくことになります。
もちろん、子を持たない人全員が、
子育てをしている親への支援が拡充したからと言って
不満を抱くわけではありませんが、
逆に、全員が全員「まぁ仕方ない」となるわけでもありませんから、
子育て支援に対する不平不満は、
子育て支援が拡充されればされるほど、強まっていくことに
なるでしょう。
子育てをする親に対する「ずるい」という感情が
世間で強まれば強まるほど、
”子持ち様”と言われるようなリスクはやはり高まっていくでしょうし、
今後、未婚率はさらに上昇しますから、
”子育てを経験しない人”も、当然さらに増えていき、
こういったリスクから”子持ち様”批判をする人は
さらに増えていくと考えられます。
ネットの拡大
これは、”この先”は、あまり膨らむことはないと思いますが
今現在、”子持ち様”と呼ばれるような批判が増えたことの
要因の一つで、
”ネット”が拡大して、
世間の細かい出来事だったり、個人の発言などが
気軽に見れる時代になったことで、
現代の”子持ち様批判”が膨らむ要因になったと考えられます。
例えば、ネットにない時代には
”身近にマナーの悪い親”がいなければ、
あまりそういったものは目立たなかったと思いますが
今は”自分とは直接関係のないマナーの悪い親”の話題も
目に入るようになりましたし、
例えば”子持ち様”というような単語もネットなどを中心に
広がって行ったものになりますから、
ネットが無ければ今のように「子持ち様」批判が広がるようなことは
なかったかとは思います。
ネット自体は便利で、必要なものですが
どうしてもネガティブな話題の方が”広がりやすい”ので、
こういったことはこれからもどんどん生まれていくのではないかと
考えられます。
また、ネットで子持ち様批判を見ているうちに
自分もそれに影響されて…何て人もいるでしょうから
以前よりも子持ち様批判が広がりやすい環境になっているのも
やはり、事実と言えるでしょう。
まとめ
未婚率の上昇で、子育てを経験しない人が
この先はさらに増え、
物価上昇などが続けば、世間からの”余裕”も
さらに失われていくことになりますから、
”子持ち様批判”は今後もさらに膨らんでいくことに
なるかと思います。
子育て世帯への支援も、未婚率の上昇で
なかなか理解を得られにくくなっていますから、
今後、子育てをする親にとっては
”風当たりの強さ”が、さらに強まっていくものと
考えられます。

