子持ち様と呼ばれないようにするために。大切なポイントは?

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「子持ち様」とは、
具体的な言葉の定義はありませんが
一般的に”態度の悪い親”のことを示す言葉です。

例えば、”子供がいるから手伝ってもらって当たり前”みたいな
振る舞いをしていたり、
独身の人を見下すような言動をしていたり、
そういった振る舞いが目立つような人のことを言う言葉です。

逆に言えばそういう人から見て、イヤな態度を取ったり
してさえいなければ、そういう風に呼ばれてしまうことも
基本的にはありませんから
”子持ち様”と呼ばれることのないような振る舞いを
心がけていくことは大事なことです。

例えば職場で”子持ち様”と思われてしまうと、
いざ、子供が体調を崩して休みたいと思った時に
周囲が助けてくれなくなるなど、そういった
自分自身にもリスクが降りかかってくる可能性も
十分にあるのです。

子持ち様などと呼ばれてしまわないようにするためには
どのような点に注意をすれば良いのか、
この点について解説していきます。

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子供がいることが悪いということではない

当たり前のことですが、
”子持ち様”とは、態度が悪い親のことを示す言葉であり、
一般的な子供を持つ親のことを示す言葉ではありません。

当然、子供を持つことはいけないことだとか、
悪いことだとかそんなことはありませんので、
その点は勘違いしないようにしてください。
子供を育てることは立派なことですし、
ちゃんとしていれば何も悪いことはないので、
子を持つこと自体に引け目を感じてしまう必要は
全くありません。

ただ、現在は未婚率もどんどん上がっている世の中ですから
”既婚者”や”子供を持つ親”への風当たりは
以前よりも強くなりつつあるために、
偉そうな態度を取ったり、周囲に失礼な態度を取ったりしていると
”以前よりも怒りを買いやすい時代”になったのは事実で、
この先も未婚率がさらに上がっていく以上、
不要なトラブルに巻き込まれないようにするためにも
”周囲に対する対応”にはより一層、気を付ける必要があります。

…これは、遠慮して細々と生きなさい、ということではなく
あくまでも”偉そうな態度を取ったり、失礼な態度を取ってはいけない”
ということであり、いたって普通のことです。
独身の人の場合でも同じことですが、
子供を持つ親の場合は、子持ち様と皮肉られてしまうこともあるので、
そうならないようにするために、色々注意していく必要があるのです。

では、どんな点に注意していけば良いのでしょうか。

助けてもらった場合はお礼を言う

これは、子供がいるからだとか、独身だからだとか、
そういったことに関係なく大事なことですが、
”何か助けてもらった際にはしっかりとお礼を言う”ということが
まず大事なポイントになります。

例えば、子供が急に熱を出してしまい、
急遽仕事を早退した場合には、
後日でもいいので、仕事を代わってくれた人、
あるいは手間をかけた人に対して、ちゃんと”お礼の言葉を伝える”と、
いうことです。

子供がいるからだとか、そう言うことに関係なく
これは当たり前のことなのですが
何故か、”子供がいるから当然”みたいな顔をしてしまう人が
”ごく一部”いるのも事実です。

そうなると、周囲からすれば”子持ち様”みたいな印象を
抱かれてしまう可能性もあるので、
”子供がいるから当たり前”ではなく、助けて貰ったら
ちゃんとお礼を言う、ということは徹底していきましょう。

立場に関わらず、助けてもらったのにも関わらずお礼を言わないと
次第に周囲の人は助けてくれなくなります。

特に子供を持つ親の場合、上司が独身だったりするとより、
イヤな印象を抱かれやすいというのもありますから、
注意が必要ですし、もしも今後も、子供が急に体調を崩すようなことが
あった場合に助けてもらえなくなってしまうと自分自身も苦労することに
なりますから、自分と子供のためにも、しっかりとお礼を言うことは大切です。

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手間をかけた時は謝ることももちろん大事

仕事などで他の人に手間をかけた時は
当然、謝ることも大切です。

これも、子供がいる人もそうでない人も当たり前のことで
「自分には子供がいるから、周りが手伝ってくれて当たり前」みたいな
態度になってしまわないようにしましょう。

そのような態度になってしまうと”子持ち様”と、陰で言われることに
なってしまうかもしれませんし、
何か困った場合でも周囲が手伝ってくれなくなってしまう
可能性も高まりますので、注意が必要です。

手間をかけた時はちゃんと、その手間に応じて
一声でも良いので言葉をかけておくことは大事なことです。

「お互い様」という考えは今の時代は捨てること

今の時代ではあまりいないとは思いますが
相手に対して”あなたもいずれ子供を持つんだからお互い様”みたいな
考え方はしないようにしましょう。

と、言うのも現代では生涯未婚率も年々上昇しているために
既に”子育て”は、ほとんど全員が経験するものではなくなり、
”一部の人間が経験するもの”になりました。

そのため「あなたもいつか~」みたいな態度を取ってしまうと、
反感を買いやすいですし、実際に”いつか”子育てをする、という
経験をしない人も多いために
この考えをもしもまだ、今の時代でしている人がいるのであれば
これに関しては”間違い”なので捨てるようにしてください。

他の部分でお互い様であるというのであればまだ良いですが、
子育てに関しては、今の時代はお互い様が成立しないことも
多いので、そこは、自分が子供を持つ・持たないに関わらず
理解しておいた方が、トラブルになりにくいかと思います。

子供のしつけはしっかりと行う

公共の場でイタズラをしている子供や、
走り回っている子供をそのまま”放置”したりしてしまうと、
周囲にイヤな視線を向けられてしまう可能性が高まります。

勿論、子供は騒ぐものですし、
しつけに関しても度を越したしつけは
絶対にしてはいけませんが、
外で迷惑行為をしているにも関わらず”放置”していると、
子持ち様だとか、そういう悪い言い方の印象を
抱かれる可能性が高まりますので、
公共の場では特に、子供の振る舞いには
しっかりと注意をしておく必要があります。

また、どうしても周りに迷惑をかけてしまう可能性が高い場所
(例えば映画館など)に関しては、
子供がある程度の年齢になるまで控えるなど、
一定の配慮をしておくことは重要になります。

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独身の人を下に見たりはしないこと

独身の人も、既婚の人も、そこに良い・悪いは
ありません。
昔はどうだったかはさておき、今はそこに差はありませんので、
独身だろうと、既婚だろうと、対等に見ることが大事です。

内心で見下したりしていると、どこか、それが態度に出てしまい
子持ち様と呼ばれるような原因になってしまったりする可能性も
十分にありますし、
独身の人に対して「結婚しないの?」とか、
直接的にそういう言葉を掛けると
”嫌な子持ちの親”というイメージを相手に与えてしまうことにも
なりかねません。

そうなってしまうとメリットは何もないので、
独身の人を下に見たりすることはないように、注意していきましょう。

まとめ

”子持ち様”と呼ばれてしまうような
振る舞いをしてしまわないように注意する…

基本的には、世話になった時にはお礼を言ったり、
迷惑をかけた時には謝ったり、
あとは独身の人を下に見たり、お互い様の押し付けをしたり、
そういったことをしないようにする、ということが
大事なポイントです。

そんなに難しいことはないはずですから、
子供が体調を崩した時などに周囲が気持ちよく助けてくれるように
しておくためにも、日頃から”子持ち様”になってしまわないように
注意が必要です。

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