毎日腹薬を飲んでいるとどうなるの?実際の経験談から語る注意点!

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お腹の調子が悪くて毎日のように腹薬を
飲んでいる…。
そんな人も世の中にはいるのではないでしょうか。

私も実際に、お店の店長として働いている時代は、
毎日のように腹薬を飲んでいるような時代もありました。

と、いうのも、お店では、お客さんが来る以上、
急に腹痛を起こしてしまったとしても、
”トイレにいつでも行くことができる”という
状況ではなかったために、
どうしてもそれがプレッシャーになってしまっている
一面がありました。

では、実際のところ、毎日のように腹薬を飲んでいて
大丈夫なのでしょうか。
この点について注意点とポイントを中心に、
実際に毎日のように腹薬を飲んでいた経験談も
交えながらお話していきます。

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毎日服用しても問題はないの?

腹薬を毎日服用しても問題ないのかどうか。

これは「どんな腹薬」を利用しているかによります。

例えば、整腸剤と呼ばれるタイプの腹薬の場合、
メーカーの公式サイトのQ&Aなどでも
「毎日服用しても問題ない」とされているものもあります。
メーカー側がそう言っている以上は、基本的には問題ないと
考えてよいでしょう。

一方で、下痢止めなどの薬の中には
長期の連用を控えるように書かれているものもあり、
これは薬によって様々です。

一概には言えない部分になりますので、
市販の薬の場合に関しては、説明書をよく読むか、
薬剤師の方に相談、病院で貰っている薬の場合に関しては
病院の先生などに相談してみるのが一番手っ取り早いです。

ただし、整腸剤の場合でも、下痢止めなどの薬でも
下記の点に注意するようにしてください。
実際に、毎日のように服用していた時に
気付いたことや、感じたことなども含め、
詳しく解説をしていきます。

病気の可能性もあるため注意する

まず、腹薬を毎日のように飲む、ということは
何らかの気になる部分、あるいは調子の悪い部分がある、
ということになると思いますが、
これに関して注意しなければいけない点は、
”おなかの調子が悪いのは何らかの病気が原因の可能性もある”
ということですね。

単純にお腹の調子を壊しやすいだけだったり、
食べすぎだったり、私のように、
”仕事中はトイレに自由に行くことができないプレッシャー”から
だったり、そういう場合は良いのですが
必ずしもそうとは限らず、おなかの調子が悪くなったり、
下痢の症状が増えたりしてしまうような病気も、
実際に世の中には存在しています。

自分のお腹の不調が、病気によるものか、そうではないか、
ということはなかなか個人で判断することは難しいため、
お腹の調子が悪い、と言う状況が長く続くようであれば、
やはり、一度は病院などで診察を受けておいたほうが確実です。

何も異常がなければそれはそれで良いですし、
もしも何か異常があるような場合に関しては、
それを早期に発見することで、結果的に治療がスムーズに
進んだり、費用を抑えることができる可能性も高まりますから、
”ずっと調子悪いけど、腹薬を飲んでれば大丈夫だから
 放っておけばいいや”ではなく、
しっかりと対応していくことが大切になります。

ちなみに私の場合は、店長時代、お腹の調子が悪い日が
非常に多かったですが、
前述の通り、接客中は自由にトイレに行くことができない!という
プレッシャーからのもので、特に病的な異常はありませんでした。
(当時、炭酸飲料を毎日のように飲んでいたのも、
理由の一つかもしれませんが…)

”自分が病気である可能性”を最初から否定してしまうことは
危険ですので、それはしないようにしましょう。

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「飲まないとお腹を壊す気がする」はとても良くない

私が実際にそうだったのですが、
毎日のように腹薬を服用する日々が続くと、
次第に”飲まないとお腹を壊してしまうような”気がしてきて
しまうことが出てきます。

その結果”一応飲んでおく”という
一番良くない考えにたどり着いてしまい、
さらに腹薬をやめることができない悪循環に陥ってしまいます。

そして、こうなってしまうと、人間のお腹の調子は
精神的なものが原因で崩れるものですから、
実際に”腹薬を飲まないとお腹の調子が崩れる”ということに
なってしまいかねません。
私も、なんとなく気にしてしまって、お腹の調子が悪くなってしまったような
ことは実際にありました。

”飲まなくても大丈夫かな?”と思い始めてしまったら
危険信号なので、もしも自分が
”おなかの調子は今日は悪くないけど、一応飲んでおく”という
考えに至っている場合は注意が必要です。

もちろん、先ほど書いたように、一部の整腸剤など、
”毎日飲んでいても大丈夫”とされているものに関しては
本来は問題なしなのですが、
”飲まないとお腹を壊す気がする”というような
”よくない方向”に考えが及んでしまうと、
本当に腹薬が手放せなくなってしまいますし、
何らかの原因で飲めなかったり、飲み忘れた際に
”大丈夫かな、大丈夫かな”と不安を感じることに
なってしまいますので、注意してください。

効果が薄れる可能性も

毎日のように腹薬を飲んでいると、
だんだんとその効き目が薄くなっていく場合があります。

これは腹薬に限ったお話ではありませんが、
人間の身体は、だんだんと服用しているモノに対しても
慣れていく傾向があり、
その効き目が弱まったり、効果がなくなってしまったり
することがあるのです。

整腸剤の類は続けることが大事、みたいな商品もありますし、
例外のものもありますが、下痢止めに関しては
何度も繰り返し使い続けていることで、
効果が薄くなってしまい、万が一の際の力に
なってくれなくなってしまう可能性もあります。

”本当に必要”なのであれば
服用しても良いですが
”まったく必要のない”状態の時まで
惰性で服用したりすることは
自分のためにも、万が一の際の効き目を期待する意味でも、
よくないので、”本当に必要があるのかどうか”を
考えつつ、うまく利用していくことが大切になります。

ちなみに、私自身も、お店時代の
”今日はワンオペだ”みたいな日は”念のため下痢止めを”なんてことも
ありましたが、やはり効き目は弱くなっていたような感じはします。

今も稀に体調を崩しますが、
当時よりも今の方が、利用しているのは同じ下痢止めでも
よく効いている感じがします。

用法は必ず守る

腹薬を利用するときに限ったお話ではありませんが、
用法は必ず守るようにしてください。

時々、腹薬に限らず、異常な量を飲んだり、
異常な回数服用したりするような人もいますが、
それをやってしまうと、健康上の被害や
思わぬ副作用が出てしまう可能性もあります。

そうなってしまわないように、
用法はしっかりと守り、
決められた分量・回数以上に腹薬を
飲まないように、注意することが大切です。

また、当たり前のことですが、
病院などに通っていて、別の薬などを
貰っている場合に関しては、
飲み合わせの問題などもありますので、
必ず医師に相談して、
服用するようにしてください。

「飲めば飲むほどお腹の調子が良くなる」というものではなく、
”適切な量を適切な頻度で利用して”こそ
始めて効果が出るものなのです。
そのことを忘れないようにしましょう。

飲みすぎると、むしろお腹の調子を崩したり、
さらに悪化させてしまう可能性も否定はできません。

まとめ

腹薬は上記のような注意点を理解した上で
利用している分には特に大きな問題はない場合が
ほとんどですし、
実際に、私も整腸剤は何年も服用を続けていますが
健康状態には何も問題はありません。

ただし、用法を守らずに服用し始めたり、
飲まないとお腹が壊れるような気がし始めて
しまったり、そういったことにまで発展してしまうと、
よくありませんので、
その点はしっかりと注意をしていくことが
大切になってきます。

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