給付金バブルとは?注意点と勘違いしてはいけないポイント!

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「給付金バブル」とは
新型コロナウイルスの感染拡大防止策として
飲食店などに「時短要請」が行われた際に、
その時短要請に協力した店舗に
支払われる協力金が支払われるのですが
(※協力金の支給には条件があります)、
その給付金によって、
「普通に営業しているよりもはるかに利益が出ている状態」を
示します。

実際に、コロナ禍において
苦境に陥っているお店も存在する中、
一方でこうした「給付金バブル」と呼ばれてしまうような
”通常よりも儲かっている”状況になっている
お店も存在する、ということですね。

この給付金バブルという言葉に対する
「注意点」を解説していきます。

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協力金を貰うことは悪いことではない

こういうネガティブな言葉が出てくると
協力金を貰っているお店=悪と考えるような
極端すぎる考えの人間も出てきてしまうものですが
それは「間違い」です。

時短要請に応じて給付金を貰う、ということは
(今後変わっていく可能性はありますが)
ちゃんと手続きをしてもらっているのであれば
何も悪いことではありませんし、
犯罪でもありません。

仮に、時短要請などに応じることによって
貰える給付金によって、
給付金バブル状態になっているお店が
あるとしても
それは犯罪でも、悪いことでもなく
貰えるものを貰っている、というだけのことです。

ここは勘違いしてはいけません。

人間的に、だとか
倫理的に、とか、
色々思うところがある人もいるとは思うのですが
”ちゃんと認められていること”なので
給付金バブル状態のお店を犯罪者扱いするようなことが
あってはいけません。

本当に困っているお店もたくさんある

給付金バブルは「一部のお店」のお話です。
給付金バブルがどうのこうの~、というニュースを見ると
過大解釈して「お店は怠けている!」みたいな
感じになってしまう人もいると思いますが、
それは違います。

給付金バブル状態にあるお店は
全体の一部であり、
実際に緊急事態宣言などのコロナ対策、
時短要請などによって、壊滅的打撃を
受けているお店も存在する、というのが事実です。

給付金バブルと言うニュースを聞いただけで
全てのお店がそうなんだ!
みたいなイメージを抱いてしまうのは
ちょっと影響されやすすぎですし、
もう少し視野を広く持つことをおすすめします。

実際に給付金バブルの状態のお店も存在しますが、
逆に実際に困窮しているお店もありますし、
既にどうすることもできなくなってしまって
閉店してしまったお店も、たくさん存在しています。

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バブル状態のお店を「叩く」のはNG

上でも書いた通り
給付金バブルと言われるような状態の
お店は確かに存在しています。

しかしながら
それらのお店を、まるで犯罪者のように
叩くような行為は絶対に行ってはいけません。
給付金バブル状態になっていても、
それは「ルールに則った状態で受け取れるお金を貰った結果」で
あり、犯罪者ではありません。

誰だって、ルール上で貰えるお金があれば
ほとんどの人は貰うでしょう。

「それはどうかと思う」程度の意見を口に
するのであれば、問題はないですが
誹謗中傷をし始めたり
お店に直接クレームの電話を入れたり、嫌がらせをしたり…
そのような行為は絶対に許されることでは
ありませんし、
最悪の場合、犯罪に繋がる可能性があり、
当然のことながら「協力金」の受け取りは
正規の方法で受け取っているのであれば
何も問題はなく犯罪でも何でもないので、
嫌がらせをしている側が罪に問われる可能性があります。

「羨ましい」という気持ちや
腹立たしい気持ちがある!という人の気持ちも
分からないでもないですが
相手は決して犯罪者ではなく
ルールの範囲内で給付金を受け取り、
バブル状態になっている、というだけですので
そこのところ、勘違いしないようにして下さい。

ボランティアは強制ではない

給付金バブル状態にあるお店の中には
「利益が出ているので無償で~~をします」というような
お店も存在しています。

その行為自体は素晴らしいことだと思いますし、
とても良いことです。

ですが、これは「強制」されるべきことではない、
ということは勘違いしてはいけません

「あのお店はこういうことやっているのに
お前のお店は何もしないのか」とか、
そういうことになってはならない、ということです。

そういう活動をしているお店を「褒める」べきところであり
していないお店を「叩く」べきではありません。

何でもネガティブな方向にばかり動き出すのは良くないことです。

わざわざ言いふらさない

お店側への注意点としては
「わざわざ給付金バブル状態」であることを
言う必要はない、ということです。

言えば余計なトラブルを招きかねません。

人間、お金を少しでも持っている、手に入れると、
徹底的に叩かれるものです。

宝くじなどでもそうですが
わざわざそういうことは
「言わなくて良い」ことです。

知人であっても、誰からそういう話が
漏れるか分かりません。

給付金バブルの状態になっていても、
他人から聞かれた時には「給付金のおかげでなんとかしのげる」
ぐらいに言っておけば良いのです。

わざわざ言わなければ、分からないのですから。

まとめ

コロナ禍において、通常よりもさらに
攻撃的になってしまっている人はザンネンながら非常に多いのが
事実です。

少しでも余計なトラブルや争いを生まないためにも
協力金を受け取っているお店を悪者にするようなことが
あってはいけませんし、
お店側も、そういう世の中の空気を察して
「給付金で儲かってる!」なんて
わざわざ言わないことです。

給付金バブルの状態になっているお店がいる、ということの
良し悪しについては語るつもりはありませんが、
叩いたり、そういうことはとにかく間違いですので、
そこは、覚えておくようにして下さい。

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