高齢ドライバーの事故から身を守る方法は?安全のためのポイント

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高齢の方が運転している車による事故…

最近では、特に見かけることも
多くなったと思います。

もちろん、高齢者の方が運転する車が
全て危険、というわけではありませんし、
高齢者以外にも事故を起こすドライバーはたくさんいますが、
人間である以上、
どうしても年齢を重ねるにつれて、だんだんと判断能力なども
鈍くなってきてしまいますし、
事故のリスクが大きくなっていくのは仕方のないことです。

また、急病などで事故を起こしたりする可能性も、
当然、高齢になればなるほど、可能性としては高まっていきます。

ですので、この辺りは今後の法律だったり、
本人や周囲の家族がしっかりと注意したり、
そういった部分で守って行かなくてはいけない部分です。

が…しかし、そうは言っても
”巻き込まれる側”としては”仕方ないね”じゃ済まないですし、
最悪の場合は、大けがをしたり、命を落としたりする可能性もあります。

こういった”リスクの高い高齢ドライバーの事故”から
身を守る方法はあるのでしょうか。

この点について解説していきます。

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リスクを下げることはできる

現実問題、”100パーセント絶対に安全な方法”というものは
なかなかありません。
と、言うのも、普通に歩道を歩いていたのに
いきなり高齢ドライバーの車が暴走して
突っ込んできた…となると、なかなかよけきることはできませんし、
例えばコンビニなどに突っ込んできた場合で、
店内の窓際の方にいた場合、予測することも、回避することも
難しいです。

自分がどんなに気をつけていても、”運次第”で
巻き込まれてしまう可能性があるのが事故ですが、
とは言っても、しっかりと注意をしておくことで
”巻き込まれる危険性”を少しでも下げていくことは
十分に可能です。

0パーセントにすることはできませんが、
少しでも0に近付けていくことはできる、ということですね。

今回は、高齢ドライバーの事故から身を守ることを中心に
ポイントを解説していきます。

周囲の状況をしっかりと把握する

まず、外を歩くときには、
周囲の状況をしっかりと把握するようにする、
ということが大切なポイントの一つです。

これは、高齢ドライバーの事故に限った話ではなく、
その他のドライバーの事故でもそうですが、
仮に、車が歩道に突っ込んできたとしても、
車はいきなりワープしてその場所に出現するわけでは
ありませんので、”ほんのわずか”ではありますが、
ぶつかるまでに時間があります。

そのため、周囲のことを普段から注意していれば
”ほんのわずか数秒”であっても異常な動きをしている
車に気付くタイミングは早くなります。

車に気付くタイミングが早くなれば、
当然のことながら、車が自分に向かってきている場合、
何とか回避できる可能性も高まりますし、
一瞬の差がその後の結果を大きく左右する可能性もあります。

勿論、早く気付くことができても、
車が急に歩道に突っ込んでくるような場合、
本当に時間にすれば一瞬の出来事ですから
”避けきれない”ということも十分に考えられることでは
ありますが、それでも、周囲の状況を日頃から
しっかりと把握しておくことで”避けることができる”可能性が
上がるのは確かです。

そういった観点からも、
道路を歩いている最中に上の空になっていたり、
ボーッとしていたり、
歩きスマホをしていたり、そういったことをするのは控えましょう。

また、イヤホンを付けて音楽などを聴いているのも
こういった”周囲の異変”に気付く時間は遅らせてしまいますので、
音楽を聴きたくなる気持ちは十分に分かるのですが
できれば、これも避けた方が良い、というのは事実です。

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怪しい動きの車がいた場合は警戒する

これも高齢ドライバーの車に限った話ではありませんが
”怪しい動きをしている車”がいる場合に関しては、
警戒をするようにしてください。

そんなにじろじろと見つめたりする必要はありませんが、
それとなく、”あの車、動きがヘンだな”と思う車があれば
警戒はしておきましょう。

警戒しておくことによって、急にスピードを上げたり、
自分の方に向かってきたりという予測外の動きをした場合は、
すぐに反応することができると思いますし、
反応が少しでも早くなれば、自分の身の安全を確保することが
できる可能性も高まります。

もみじマークがついている車に注意する

もみじマークや四葉マークと呼ばれるマークは、
ドライバーが高齢者であることを示しているマークです。

もちろん、大半の高齢者ドライバーは普通に運転しているので、
もみじマークの車が悪い、ということではありません。
そこの点を勘違いしてはいけませんが、
ただ、安全性の観点から言えば、予測外の動きをする可能性は
他の車よりもわずかながら高い、というのも事実です。
先程書いた通り、人間である以上、誰でも
歳を重ねるごとに判断能力などは鈍っていきますから、
どうしても事故のリスクと言うものは高まっていくのです。

そのため、もみじマークの車を見かけた場合は
”念のため”、近くに高齢ドライバーの車が走っている、
ということは頭の中に入れておき、
”もしも万が一、何か予想外の動きをしたとしても”
対応できるように心の準備をしておく、ということは
身の安全を守る意味でも、
万が一のことが起きた高齢ドライバーを、加害者にしてしまわないためにも
大事なことになります。

駐車している最中の高齢ドライバーの車は特に注意

駐車場などで、駐車している最中の
高齢ドライバーの車には特に注意が必要で、
ニュースなどでもよく見かけると思いますが
”アクセルとブレーキを踏み間違えた”という事故が
最も起こりやすいタイミングのひとつです。

そのため、駐車している最中の高齢ドライバーの車を
例えばスーパーの駐車場などで見かけた場合、
なるべく距離を取るようにして、身の安全を確保する、
ということが大切になります。

相手に悪気はなくても、判断能力は確実に
年齢と共に衰えていきますので、そういった事故が
起きてしまう可能性は十分に考えられることになります。

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歩道でも油断しないこと

狭い歩道などを通る時は、車に警戒する人が
ほとんどだと思いますが、
どうしても広い歩道だったり、スーパーの店の前だったり、
”普通であれば車が来ない場所”にいると、
どうしても油断してしまうのが人間というものです。

しかし、実際に起きている事故などを見てみると、
歩道に車が突っ込んだり、お店に突っ込んだりと
普通ではあり得ないような場所に
車が突っ込んでくることは、実際に起きることです。

そのため、歩道など普通であれば車が突っ込んでこないような
場所であっても、注意をしておくことは大事なことになります。

危ない通り道は避ける

これは全ての事故に共通することですが、
例えば歩行者用の道が異様に狭く、車の通りが多い場所など、
事故が起きるリスクが明らかに高いと考えられる場所については
”避ける”などして、
できる限り近寄らないようにするのも、
身の安全を図るためのポイントの一つになります。

当然、高齢ドライバーの人も含め
そういう場所では事故が起きやすくなるために、
注意するようにしましょう。

まとめ

なかなか100パーセントの身の安全を
図ることは難しいことですが、
高齢者の車には、特に注意をしておくことや、
周囲の状況を常にしっかりと把握できるようにしておくことは、
自分自身の命を守ることにも繋がります。

高齢者が悪い、ということではなく
実際に生物である以上は加齢とともに判断能力も含め、
色々な場所が衰えていきますから、
それを踏まえた上で、こちらも”巻き込まれないようにする”と、
いうことが大事です。

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