一般的な風邪は
”急性呼吸器感染症”と呼ばれるもので、
ほとんどの人が一度は経験したことのあるものだと思います。
そんな”風邪が、
2025年4月からは”5類感染症”に指定されることになり、
中には”何か日常生活に影響はあるの?”と不安に感じるような人も
いるかと思います。
5類指定がどうこうではなく、
ここでは純粋に”一般人の目線で、何か生活に影響はあるのか”という
一番大事な部分について、解説していきます。
日常生活への影響は「なし」
結論から言えば、
日常生活への影響は「ない」ので、
基本的に何も心配しなくても大丈夫です。
”風邪”が5類になる…などと言われると
”え?普通の風邪でも仕事を休まないといけないの?”とか、
”え?普通の風邪でも、病院に気軽に行けなくなるの?”とか、
色々不安を感じる人もいると思います。
ただ、こういったところに影響が出るようなことではありませんので、
心配する必要はなく、
一般人の日常生活において、
”風邪が5類に指定されたからと言って、何か大きく変わることはない”と
いうことになります。
この点が、皆さんにとっても一番大事な部分になると思いますが、
”特に影響はない”ということなので、
安心して下さい。
仕事や学校はどうなるの?
仕事や学校については、
風邪が5類になったからと言って、
何か変わるようなことはなく、
”風邪”を引いた場合の対応は”今まで通り”です。
自分で”この程度の風邪なら大丈夫だな”と判断して
出勤したり登校するのは個人の自由ですし、
休む場合に関しても、風邪が原因であれば
特に日数が具体的に決められたり、
出勤や登校が制限されるものではありません。
そのため、”風邪”が5類になったからと言って、
学校への登校、
会社への通勤などに影響が出ることはなく、
行くのであれば無理をしない程度に、
休むのであれば自分自身で日数を考える、
という点は変わりません。
5類になって制限が厳しくなったり、
症状の軽い風邪なのにもかかわらず強制的に
出勤停止にされてしまったりということは
起きませんので、この点も安心して下さい。
簡単に言えば、仕事を休んだりする際の
”風邪”の扱いは変わらないということです。
5類でも、出席停止や出勤停止などは
”全体”で決められているわけではなく、
その中で個別に色々判断されているため、
風邪が5類になる=インフルエンザなどのような扱い(休みに関して)に
なるということではありません。
医療機関を受診する際に何か変わるの?
これに関しても、
風邪が5類になったからと言って変わることはなく、
今まで通り、普通に医療機関を訪れて
普通に診察を受けるだけです。
インフルエンザなど、その他の疑いがあるような症状がなく、
こちらから希望しなければ、
これまで通り”風邪ですね”で終わりで、
後は風邪薬などを処方される、と言う流れになります。
風邪であることを確認する検査などをわざわざ
毎回やらされたり、
インフルエンザやコロナなどのように
診察を受ける際に一苦労したり、
(※高熱があって、普通の風邪なのかインフルやコロナなどなのか
不明の場合は、これも今まで通りですが慎重な対応が取られる場合もあります)
そういうことが新たに行われることはありません。
医療機関の”診察を受ける側”に関しても、
今まで通り変わることはありませんので、
この点に関しても安心して頂いて大丈夫です。
5類って他に何があるの?
”風邪”が新たに加わる5類に関しては
他にどんな病気があるのか。
これに関して言うと、
一番イメージしやすいのはやはり「インフルエンザ」ですね。
ただ、インフルエンザと同じように扱うということでも、
同じぐらい危険になったということでもなく、
あくまでも”分類の形式上は同じになった”だけで、
インフルエンザのように制限が課せらたりするようなことは
基本的にありません。
他に5類のものを挙げると、
2020年~流行したコロナウイルスや、
風疹や百日咳など、そういったものをはじめ
多数の病気が5類に分類されています。
危険性や、制限の有無なども
モノによって大きく異なっており、
必ずしも”同じ対応が取られるわけではない”ので、
この点は覚えておきましょう。
危険性に関しても、当然、同じ5類でも
かなり差がありますので、
5類に登録されたからと言って、風邪を必要以上に怖がる必要はなく、
今までと同じように、風邪と向き合っていけば良いかと思います。
風邪を5類にした目的は?
風邪を5類にした目的としては
風邪自体を恐れるということではなく、
今後、新たな感染症などが流行した際に
風邪の発生状況などを把握しておくことにより、
早期に検知・対策できるため…というようなことが
挙げられています。
つまりは風邪そのものがどうこうというよりかは
この先、またコロナのような新たな感染症が流行することに備えた
対策と言えます。
ごく一部では、陰謀めいたことが言われる(ネットの定番と言えば定番ですね)ことも
ありますが、あまりこの辺は気にせず、
単に”今後の備え”で、風邪自体は今までと扱いは事実上、
一般人目線では変わらない、と覚えておけば大丈夫です。
まとめ
風邪が5類に変わっても、特に日常生活を送る上で
変化することはありませんので、
この点に関しては安心して下さい。
会社や学校での休みなどの扱いや、
医療機関を受診する際の方法などに関しても
特に変わりはないため、
一般人の目線から言うと
”何も生活に影響はない”と、いうことになります。
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