自分の代で家系が終わる…
そんな人も、いるかもしれません。
生涯独身を貫いたり、
結婚しても子供はいなかったり、
色々な事情があるかと思います。
ですが、この部分は
”必要以上に気にする必要はない”部分に
なりますので、その点を勘違いしないようにし、
必要以上に悩んだりしないようにしましょう。
考え方のポイントを”現実目線”で解説していきます。
家系が終わることはよくあること
まず”自分の代で家系が終わる”なんてことは
普通に”よくあること”であり、
そこら中で起きていることです。
自分の身の周りには
たまたまそういう人がいない…！という人であっても
世の中ではそういうことは
探せばいくらでも起きていることであり、
今までに「途切れてしまった家系」など、
膨大な数、存在しています。
ですので、”家系が自分の代で終わる”ということは
決して珍しいことでもなんでもなく、
”普通のこと”であると、まずは覚えておきましょう。
形あるものも、形ないものも、
いつかは必ず”消える”のです。
このことを現実としてまずは覚えておいてください。
あまり気にする必要はない
色々な思いもあるかもしれませんが
”自分の代で家系が終わること”は
あまり気にする必要はありません。
あなたが悪い、ということは一切なく
”たまたまあなたが最後の一人だった”
というだけのことで、
何も気にする必要はありません。
いつかは”最後”の代が来るわけですから
それがたまたまあなただっただけです。
良い考え方をすれば、
”最初と最後”どんなに長い家系であっても、
その位置にいることができる人は
ほんの一握りであり、
あなたは、あなたの家系にとって”歴史的な部分”に
立っているのです。
自分の手で、最後を飾ることができるわけですから、
ある意味で重要な役割です。
家系は繋ぐことだけが全てではありません。
あなたが最後の代になるのであれば、
堂々と恥じることなく、最後まで人生を
全うすれば、それで良いのです。
何も、恥ずかしがることも、
引け目を感じることもありません。
先祖様に謝る必要はあるの？
自分で申し訳ないと思うなら、謝っても良いですが
あなたが「普通に幸せに生きている」なら、
全然悪いことをしているわけではありませんから、
あまり悩まずに、自分の人生に”誇り”を持つようにして下さい。
犯罪に手を染めたり、
誰かを傷つけたりしておらず、
ちゃんと生きている。
それだけで、十分誇りに思って良いのです。
生きている立場で考えれば
”子供が生涯独身で結婚せずに、家系がそこで終わる”ことよりも
”子供が犯罪に手を染めて逮捕された”方が
親にとってははるかにきついですし、
顔に泥を塗られるような行為です。
先祖代々に関しても、
この点は同じことだと思います。
まずは、あなたが悪いことをせずにちゃんと生きている。
これだけで、十分、ちゃんとしていますし、
自分が最後の代になったからと言って、
必要以上に引け目を感じたりすることなく、
堂々と自分の人生を満喫して良いのです。
”自分の代で家系が終わる”のは
別に悪いことではありません。
”家系に泥を塗るような罪を犯す”ことは
悪いこと（犯罪など）ですが、
”ここで終わり”は、自然の成り行きで
そうなっただけであり、
本来、悪いことでは別にないのですからね。
歴史の終わりを見届けることができる、
そんな風に、前向きに考えておきましょう。
親族で繋がっていく可能性もある
あなたが子孫を残さなくても
あなたの家系はどこかで、親族が繋いでいる可能性があります。
自分に兄弟がいて、その兄弟に子供がいれば、
あなたの家系は、あなたは繋がなくても
代わりに兄弟が繋いでいるので、大丈夫ですし、
家系図などを見てみると、意外と家系は色々な場所に繋がり、
分岐しているので「自分で最後だ」と思っていても
実はそうではないことも
よくあることです。
”自分は子孫を残さないけど、どこかでつながってるだろう”
ぐらいの気楽な考え方でも、良いですし、
あまり悩みすぎると精神的にも良くないので
深く考えないことです。
”自分の代で終わりだ”なんて
悩んでいる子孫の姿なんて、先祖も見たくないでしょうからね。
子孫を残す以外にもたくさんのものを残せる
人間は、子孫を残す以外にも
たくさんのものを残すことができます。
例えば、昆虫であれば子孫以外のものを
残すことは難しいですが、
人間は、色々な作品を作ったり、実績を作ったり、
知識を職場で後輩に伝えたり…と、
色々なものを伝えていくことができます。
なので”子孫を残すこと”が生物のどうこう…みたいな
話はあまり気にする必要はなく、
仮に何も残せなかったとしても、
それはそれで、大きな問題ではありませんから、
まずは”自分が人生を楽しむこと”を優先することです。
自分の人生を犠牲にしてまで
家系が！家系が！などと考える必要はありません。
まとめ
冷たい言い方をすれば、
家系なんて、そこら中で消えて行っています。
そして、歴史的な名家でもない限り
家系が一つ消えたところで、人類には正直なところ、何も影響はありません。
他の家系の人々が、また次の時代に進んでいく…
それだけのことで、
気にする必要はありません。
人生が終われば、人間はそこまでですし、
そのあとのことは分かりません。
あまり、家系が云々、だとかそういうことを
考えて、苦しい人生を生きるようなことはせずに、
”今”を楽しみ、せっかくの人生で一つでも
楽しいことを見つけていくことを
優先した方が良いです。
その先に、子孫を残せる場合もあれば
自分の代で終わる場合もあるとは思いますが
それはそれで、自然の流れに身を任せた結果ですから
何も恥じることなど、ありません。
