カビの生えたパンはどうすれば?安全のためのポイント!

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パンは「カビ」の生えやすい食べ物です。

実際にカビが生えているのを見たことがある!
という人もいるのではないでしょうか。

では、カビの生えたパンを食べることはできるのかどうか、
その答えと注意点、
カビに関する注意点、
万が一食べてしまった場合はどうすれば良いのか、
それぞれ解説していきます。

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カビの生えたパンはどうするべき?

カビの生えたパンはどうするべきなのでしょうか。

これに関しては
答えは一つです。

「捨てて」下さい。

それ以外に答えはありません。

確かに、「食べ物が勿体ない」という気持ちは
分かります。
ですが、それでも、カビの生えたパンは食べずに
処分するようにしてください。

と、いうのも健康上に悪影響を与える可能性も
高く、無理して食べれば体調を崩してしまう
可能性があるためです。

食べ物が勿体ない!と感じるのであれば、
次回以降「カビを生やさないように食べる」ということを
しっかり気を付けるようにし、
カビが生えてしまったパンに関しては
「今後のための勉強になった」と、諦めるようにしてください。

絶対に、カビの生えたパンを食べてはいけません。

カビの生えたパンを食べるとどうなるの?

カビが生えている状態のパンには、
カビ以外にもウイルスなどが繁殖している可能性が高く
食中毒を引き起こす可能性があります。
吐き気・嘔吐・腹痛・発熱などの症状や、
それに伴う脱水症状など、重大な健康被害を引き起こしてしまう
可能性がある、ということです。
場合によっては子供などの場合、命に関わるような危険性も
否定はできません。

また、カビが生えたものを継続的に摂取することにより、
カビ自体による健康被害も懸念されます。

”カビの生えたパン”を食べて
人間にプラスになるような要素はなく、
食中毒や病気など、健康被害のリスクが生じますので、
食べないようにしてください。

一方、”何も”症状が出ないようなケースもありますが
カビを継続して体内に入れるような状態になると、
病気になる可能性がありますので、
絶対に「今回は大丈夫だったから」と、次も食べよう、
などとは考えないようにする必要があります。

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もしも食べてしまった場合はどうすれば?

間違えて食べた程度であれば、過剰に心配する必要はありません。

とは言え、場合によっては症状が出ることもあります。
カビの生えたパンを気づかずに食べてしまって、
途中で気づいたり、後から気づいたりした場合は
どうすれば良いのでしょうか。

流石にわざわざカビだらけのパンを食べる人は
ほとんどいないと思いますが「ちょっと」だけカビが
生えていたりした場合は、気づかずに食べてしまうような
ことも、場合によってはあるでしょう。

その場合に関しては
「気づいた時点ですぐにそのパンを食べるのをやめ、処分する」ことを
第1とし、その後は、体調に変化がないかを観察してください。

カビの生えたパンを食べた場合、
症状が出るとしたら、ウイルスや菌などによるものです。
カビ自体に関しては長期間続けて摂取したりすることにより、
病気などのリスクが跳ね上がるものになるため、
食べてすぐに症状が出るとすれば、ウイルス系の食中毒で
ある可能性が高いです。

しばらく様子を見てみて「体調に変化がなければ」
特に問題はありません。
”今後は食べないように”注意しましょう。

一方で、腹痛や吐き気などが出てきた場合は
すぐに医療機関を受診することをおすすめします。

”何も”症状が出なければ過剰に心配する必要はありませんが
カビ以外のウイルスは、目に見えませんので、
実際、食べてしまった際に、症状が出るか、出ないかは、
その時になってみないと分かりません。

どんな食べ方でも「カビ」が生えたらダメ

稀に、カビが生えた部分をちぎったりすれば
食べられる、と思っている人もいますが
これは「NG」な行為です。

カビが生えたパンは、目に見える部分以外にも
カビの毒素が付着していたり、目に見えないレベルのカビが
広がっていたり、雑菌などが発生している可能性もあります。

そのため「カビが生えている」と分かる部分以外も、
毒になっている、と考えた方が良いです。

よって、「カビが生えてしまった部分だけを削っても」
食べてはいけない、と覚えておきましょう。

また、同じ要領で、例えば小さなクリームパンが5個入っている
商品などの場合「5個のうち1つ」でも、カビが生えていた場合
残りの4つにも何らかの悪影響が広がっている可能性がありますので、
この場合「カビの生えた1個」ではなく「全部(5個)」処分してください。

加えて、加熱をしても、カビ自体は消えても、
悪影響が残っている可能性(毒素など)があるため、
カビが生えたパンも加熱すれば食べられる、ということでも
ありません。
この点は、勘違いしないようにしてください。

「カビが生えたらとにかく捨てる」のです。

賞味・消費期限内でも注意

パンは「期限内」でも保存状況や気温により
稀にカビが生えることがあります。

「これは賞味期限内・消費期限内だから大丈夫」ではなく
食べる前には、簡単にでも良いので
しっかりとパンの状況を確認してから食べる、
ということをおすすめします。

まとめ

カビの生えたパンは
絶対に食べないようにし、
万が一、カビが生えてしまった場合は、
もったいない、という気持ちや
ザンネンな気持ちはグッとこらえて
処分するようにしてください。

無理をして食べても良いことはありません。

捨てたあとは、次回以降、同じことを繰り返さないよう、
期限などに注意するようにしましょう!

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